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[debian-devel:01999] Comments to nis.debian.howto-ja



橋本@聖和大です。ごくろうさま。
コメントです。

On Sat, 27 Sep 1997 01:41:15 +0900
NABETANI Hidenobu <nabetani@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx> wrote:

》a)  NIS クライアントのみのシステムの設定方法
これは、サーバではなくてクライアントの設定ということでは?
「ローカルなNISクライアントの設定方法」じゃないかな?
#あんまりNISに詳しくないので外してたらすいません。

》  2. /etc/defaultdomain ファイル中に自分の NIS ドメインを設定します。 
上の解釈で正しければ、「自分の」は「自分の属する」の方が分かりやすいでしょ
う。

》  4. 以下のようにタイプして NIS を起動させます。
「タイプして」は不要でしょう。

》    例えば、ユーザー名 miquels, dth, ed にのみログインを許し、それ以外の全
》    てのユーザーはアカウント情報のみを利用できるようにするためには以下のよ
》    うにします。
この場合、他のユーザは利用できないんじゃ? 「ログインを許すのはmiquels,
dth, edのみにして、それでも他の全ユーザのアカウント情報は利用可能な状態に
しておきたいといった場合」くらい。

》  2. NIS サーバーとして使用しようとしている *すべての* システム(つまり、マ
》     スター、又はスレーブ)が /etc/hosts ファイルに他の全てのシステム名を保
》     持していることを確認して下さい。それぞれの IP アドレスの後には、まず 
》     FQDN (Fully Qualified Domain Name) が書かれているべきであり、その後に
》     (ドメインネームを除いた)ホスト名を書いておくべきです。例えば次のよう
》     になります。
A or Bには「AであろうとBであろうと」の意味の場合があります。( )内は
これです。きれいな訳を狙うなら「(マスター、スレーブ両方です!)」くらい。
それから、次の文は通常必須のやり方ですから、shouldは「〜します」と断定し
ちゃうだけでいいです。shouldは翻訳では一番うっとうしい助動詞の一つですね。
「〜べきだ」<--実はこれが一番使わない。
「〜する(のが当然だよ)」<--この単なる断定は意外によく使う。
「〜した方がいい」<--これもよく使う。
「〜のはずだ」
など。


》     NIS サーバー上で、NIS ホストファイル(通常は、/etc/hosts)は、この設定
》     も保持しているべきです。これは、NIS が DNS を使用しないからです。
have this setup は「この設定を行う」くらいなんですが?

》     domainname を使うことが一般的な慣例となっています。これには、多くの
》     人が主張するようなセキュリティー上の危険はありません。
英語だけ見ると、「多くの人が主張するように、セキュリティ上の危険性はあり
ません」の方が普通なんですが、多くの人はどっちを主張してるんですか?

》  5. ファイル /etc/ypserv.securenets に自分のローカルネットワークナンバー
》     を加えて下さい。デフォルトでは、誰もがあなたの NIS サーバーにアクセス
》     するのを許されてしまいますが、このようにしてはいけません。しかし、これ
》     は *強く* 推奨されます。セキュリティを強化するために
>これは必須ではありません。デフォルト設定としては、全ユーザがあなたのNISサー
>バにアクセスできることになっています。しかし、セキュリティのために、
>/etc/ypserv.securenetsへの追記は*強く*推奨します。もっとセキュリティを強
>化したい場合は、・・・
とした方が正確です。

》   上記とは別に、/var/yp/Makefile ファイルを編集して NIS が別のソースパス
》   ワードファイルを使用するようにすることもできます。大きなシステム上では、
》   NIS パスワードファイルとグループファイルは通常 /var/yp/ypfiles/ に保存
》   されます。しかし、このようにすると、"passwd", "chfn", "adduser" のよう
》   なパスワードファイルを管理するための通常のツールが動作しなくなってしま
》   います。このための特別な手作りのツールが必要となるでしょう。 
「上記とは別に」と始めると、別の作業も必要って感じになるので、
「別のやり方としては」くらい。
「手作りのツール」って計算機屋さんには抵抗ないのかな? 「この種の作業用
にツールを自作する必要があります」くらいが自然な気がする。

》   ある NIS ソースファイル中の変更の後、NIS マップを更新するために
/var/yp
》   ディレクトリで "make" を実行する必要があることを忘れてはいけません
Remember thatとかNote thatなどは注意を喚起する必要があるんで、
「注意したいのは」とか「忘れてはいけないのが」みたいにする方がいいです。
で、「NIFソースファイルの一つでも変更があれば、NIFマップを更新するために」
くらいが正確かな。
あと、助動詞はうっとうしいですが、wouldってのは控えめだけどけっこう「そう
した方がいいよーー」ということなので、「〜するとよいでしょう」くらい(最
後の文)。


》  1. 上記の c) で説明したようにして、ステップ 4 以外のステップ 1-5 に従っ
》     て設定していきます。/etc/init.d/nis ファイル中で ypserv を slave に
》     して下さい。(ypserv=slave)
「上記のc)で説明したステップ1-5と基本的に同じです。ただし、ステップ4では、
/etc/init.d/nifファイル中でypservを・・・

》
》  2. 以下のように入力して、スレーブサーバーを起動・初期化します。


》 "/usr/lib/yp/ypinit -m" を実行することで、マスターにスレーブの情報を伝
》    えます。スレーブサーバー名を入力して下さい。そのマップが再構築されス
》    レーブに転送(プッシュ)されます。
「入力」がどこでなされるのか分かりにくいので、原文になくても追記して
あげた方いいでしょう。
「そのマップ」ってのは、NISのマップのことですよね。ここで「その」をつける
とあたかも直前のスレーブサーバ名がマップみたいに見えちゃう。


》     これによって、マスター上で更新がなされた時にスレーブが停止していたため
》     に、スレーブの更新に失敗した場合でさえ、ほとんどの NIS マップが最新情
》     報に保たれていることを保証します。
好みに近いんだけど、
「これによって、マスターサーバで更新があった時点でスレーブサーバが停止し
ていて、スレーブサーバ側の更新がなされなかった場合でも、ほとんどのNISマッ
プは最新情報に保たれることが保証されます」
最後の「保証します」は、ありがちなことなんですが、英語のSVを日本語で
「これによって」ってしたんだから、受動にするのがいいです。

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なんかつい教師癖が出て:-|、蛇足をいっぱい書いてしまった。すまんです。