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[debian-devel:05436] File Compression



前原です。

From: Atsuhito Kohda <kohda@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>
Subject: [debian-devel:05430] Re: [debian-users:08510] Bug#JP/555: mgp: /usr/doc/mgp/example is gzipped
Date: Fri, 25 Sep 1998 10:16:44 +0900

> > /usr/doc/mgp/example/*  が gzip されてないほうがよいです.
> > gzip されていると,mgp で直接,サンプルを試せずちょっと不便なため.
> 
> このような状況を経験したことがあるのですが,普通に
> すると debstd かなにかで gzip されますよね。
> で debstd をしないで自分で全部 cp とかですると 
> buildinfo.Debian とかができなかったりすると思うの
> ですが,こんな場合に一応 debstd なんかで作っておいて

debstd はやめて、debhelper に移行されてみてはいかがですか? 
dh_compress(1) に、まさに香田さんが必要とされている情報があります。

それに、rules の見通しがよくなりますよ。dh-make (将来は debhelper に統合
されます)をインストールして、deb-make の代わりに dh_make を実行すれば、
最初から debhelper ベースの rules が生成されます。

> postinst で(cd /usr/doc/mgp/example; gunzip *.gz)なんてするのは 
> Debian 的に問題ないのでしょうか?

postinst で勝手に展開しても、dpkg の知ったことではないので、データベース
で管理されている内容と実際のファイルの状態が異なることになります。

データベースでは foo.gz で管理されているけど、実際には展開されて foo に
なっている、といった感じですね。すると、パッケージを削除するときには 
foo.gz を削除しようとはしてくれますが(実際にはもう存在しないので無視され
ます)、foo は削除されずに /usr/doc/mgp/examples の中に残ってしまうので、
それを理由に /usr/doc/mgp/examples も削除されずに残ってしまいます。これ
は問題ですよね。

ということで、わざわざ postinst でやらなくても、パッケージの作成のとき、
debian/tmp/usr/doc/mgp/example にファイルをインストールしてすぐ展開して
おけばいいのではないでしょうか。

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Keita Maehara <maehara@debian.or.jp>