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[debian-devel:06064]
Subject: Could you tell me the policy of man-file for Debian ?
Debian-devel 様
前略
岡田と申します. 教えていただきたい件がありお手紙しました.
アプリケーションをソフトウエアツールの集まりとして作ることがあります.
このようなアプリにDebianのパッケージを施した場合, Lintian は各々のツール
全てについて man-file を求めてくるようです!?
当然, Lintian に怒られる回数もどっかあんと多くなる。 ~(**);
私が作ったアプリを例にとると,...
個々のツールはデータベースから条件に合う部分を取り出してこれをファイル
に格納したり, こうして取り出された部分の情報をテキストファイルに直したり
情報を視覚化するツールに受け渡したり簡単なグラフにして画面に表示したり
あるいはPostscriptインタープリタで処理できる形式に作り直すなど, アプリ
本来の仕事を部分的にサポートしているだけです.
このような場合, Debianではどのような処理を推奨しておられるのでしょうか?
とりあえず思いつくのは,
1) Lintianを満足させるように全てのツールについて man-file を用意する.
2) アプリの名前に対してその機能と使い方を解説するドキュメントを用意する.
草々
P.S.
アプリをツールの集まりとして作った場合のメリット:
1)
”物”(たいていはデータベース)をツールを使って連続的に加工処理
する作業として仕事を理解できるので, 初めての利用者にもやさしい.
人参を刻んで, 金網でできたボールに入れて, お湯の入った鍋で湯がく...
レシピようなイメージです.
2)
作業の途中でも, 利用者が慣れ親しんでいる道具に切り替えることができる
ので毎年変るアルバイトの教育係りにならなくてすむ. ^^;
例えばアプリで用意した作図コマンドの代わりにGnuplotの類いを使ってかま
わない.
3)
必要な部分だけをマシンに合わせてインストールできる. 例えば高速演算処理
が必要な部分だけスパコンに放り込んでデータベースを作らせることができるし,
データ解析に必要な部分だけをノートパソコンに移設しておけば, 自宅で落ち
着いて結果を検査できる.
でも, 実行ファイルs は一つのディレクトリに格納しておいてこれをコマンド
パスに追加しておかないと同名のコマンドが既にあったりする. ^^;
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M.Okada
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