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[debian-devel:09033] Re: Intent to package ja-trans
八田(ま)です。
From: むつみ
Subject: [debian-devel:09030] Re: Intent to package ja-trans
Date: Wed, 12 May 1999 23:07:10 +0900
むつみ> >> ただ、GPL の最後についている例の「雇主の念書」を FSF に
むつみ> >> 送らないといけないかもしれません。日本の場合たぶん必要無いのですが…
むつみ> その根拠は?
0. GPL にも "if necessary" と書いてあるんで、どうしてもやばそうな
とき以外は送らなくてもいいはず(要確認であることには変わり無いけど)。
1. で、日本の著作権法第15条には、簡単にいうと法人(雇主、大学、etc)
が雇用者に指示してつくらせたものは、法人に著作権がいく云々と
書いてあったような気がするのですが、裏を返せばいくらどこかに雇われていても
自分が余暇でやった仕事に関しては自分に著作権がくるわけです。
(おまけに日本では著作権は放棄譲渡等できますが、著作者人格権は
放棄できません)
3. でもって、第63条では、簡単にいうと著作権持ってる奴は好きかってに
使用条件設定して良いということになっているので、別に GPL にしても
構わないはず。
ただし、企業によっては社内規定を設けているかもしれないし、
調べてみる必要はあると思います。
# しったかぶりなので、正式には専門家に相談する必要があるでしょう。
--
八田真行 <masayuki-h@xxxxxxxxxxxxxxx>