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[debian-devel:10222] Re: Fw: Debian-JP discussions; lets wrap this up



八田(ま)です。

From: ししゃも
Subject: [debian-devel:10219] Fw: Debian-JP discussions; lets wrap this up
Date: Thu, 2 Sep 1999 00:23:49 +0900

ししゃも> FYI なんですが、
ししゃも> ついこないだから -devel@.org で、JP Merge に関する議論が
ししゃも> あっているんですが、Wichert  の 見解の Summary がでてました。

これなのですが、なかなかよくまとまっているのでざっと訳してみました。
ご参考までに。

# 結構適当です。ごめんなさい。

--

さて、今までこの件(Debian JP の統合)についてしばらく議論を
重ねてきたわけですが、この話にもそろそろ結論を出す時期が来たのでは
ないかと思うのです。大体意見は出尽くしましたし、両者にとって非常に
有益な議論だったと思います。

私たち(Debian)は、Debian JP がこれまで熱心に活動し、また依然
活動を続けていることをとてもうれしく思います。しかしながら、先ほどの
議論でも出て来たように、Debian JP を Debian に統合しようとする現在の
試みには改善の余地があるようです。

現在頻繁に起きていること、それはパッケージが分岐して、*-jp という
パッケージが登場しているということです。これは二つの理由から
為されているように思います

その理由とは、すぐに JP メンテナからのバグ報告に対応しない
Debian パッケージメンテナがいるということ、そして多バイト対応パッチを
書く人々が上流に含めてもらうことをあまり考慮せず、オリジナルとは
別々に管理してしまうということの二つです。

私がこの両方に賛同できないのは言うまでもありません。すぐに反応しない
メンテナがいるのは問題ですが、残念ながらそのことについては折に触れて彼らに
注意するか、直接上流メンテナと交渉するぐらいしか他にできることがないの
です。二番めの理由についてですが、長年に渡ってフリーソフトウェア界の
モットーの一つとされてきた言葉に
「早めにリリース、たびたびリリース(Release fast, release often)」
というのがあります。

# 訳注: うーむ…必殺リリースレイト…

パッチをずっと手元に置いておいたままにしておいても、目標の達成が
遅れるだけです。もし何らかの理由でパッチのオリジナルへの統合が選択肢と
ならない場合のみ、ITP を出して新しいパッケージを作ることが
認められるでしょう。

たしかに遠回りになってしまうかもしれませんが、こうすることで最終的には
よりよく統合されたシステムとなごやかな人間関係が実現すると思うのです。

最後にパッチそのものについても一言。多くの多バイト対応パッチは
例えば DOS や Windows などへのサポートなど多バイト対応に直接
関係ない変更をも含んでいるように見えます。また、自動的に生成されたファイル
(configure, config.h.in, Makefile.in など)に変更を加えるものもあるようです。
これはパッチの統合作業を不必要に難しくしてしまいます。

Wichert

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八田 真行 <masayuki-h@xxxxxxxxxxxxxxx>