[debian-devel:11531] Re: Separate tarball/patch build system (Re: Re: Bug#JP/1134: mnews-1.22 licence problem)

[Atsuhito Kohda <kohda@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>]

From: Keita Maehara <maehara@debian.org>
Subject: [debian-devel:11522] Re: Separate tarball/patch build system
 (Re:  Re: Bug#JP/1134: mnews-1.22 licence problem)
Date: Fri, 4 Feb 2000 22:13:20 +0900

> > あとはあまり orig.tar.gz に関して言及されてませんねぇ。
> 
> maint-guide の 2.4 にも少し出てきます。
> 
> | dh_make -e your.maintainer@address -f gentoo-0.9.12.tar.gz
> 
> これにしたがっていれば、何も考えなくても Debian の orig.tar.gz は 
> pristine upstream になるはずです(単に -f オプションで指定された 
> upstream が Debian の orig.tar.gz として適切な名前でコピーされるだけの話
> ですが)。

これ問題になりそうなのをちょっと試してみました。

mnews1.22.tar.gz(mnews-1.22.tar.gz でない！)
は展開すると mnews-1.22 ができます。

mnews-1.22 に入って dh_make -f ../mnews1.22.tar.gz
すると上手く mnews_1.22.orig.tar.gz を作ってくれて
ls -l や md5sum で mnews_1.22.orig.tar.gz mnews1.22.tar.gz
は同じでした。
(普通 -f gentoo-0.9.12.tar.gz はおかしい気がするけど
誤解してます？)

次に lynx2-8-2.tar.gz(展開したら lynx2-8-2)で lynx2-8-2
で dh_make -f ../lynx2-8-2.tar.gz したら
lynx2-8 のバージョン 2 と表示されて確認求められ

Package Name    : lynx2-8
Version         : 2

ちょっとマズイ(まあ当たり前だけど)。この確認の段階で
Package Name や Version を修正できればもっと良いよう
な気がしました。それで大文字名も適切に処理できれば
ほとんど完璧？
(ここで言っても仕方ないというのは置いておいて)

lynx-2.8.2 に改名して dh_make -f ../lynx2-8-2.tar.gz
したら問題なかったです。

> せっかく upstream そのままの tarball を使っていて、中身のファイルも同じ
> なのに、owner が Debian maintainer になっていたりすると気持ち悪いので、
> 特に理由のない限り upstream は -f で指定しておくべきだと思います。

せっかくのこういう情報は見易いとこに書いてあれば親切
だと思います。まあ maint-guide を読むのは当然だと言われ
ればそうですが問題意識がこういう点にないとき読んでも
通りすぎる気はします。
			    平成１２年２月６日(日)
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 香田 温人（こうだ あつひと）
 http://www1.pm.tokushima-u.ac.jp/%7Ekohda/