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[debian-devel:12941] Re: glibc-2.1.94-2 status (Re: [debian-users:24171] glibc-2.1.94 is now installed in woody. please attention!)
At Thu, 28 Sep 2000 16:49:54 +0900,
Fumitoshi UKAI <ukai@debian.or.jp> wrote:
> 今 incoming に glibc 2.1.94-2 があります。それを試してみました。
確認お疲れ様です。
これを参考に、私もいれてみました。
> > このパッケージと一緒に使用する locales パッケージには、
> > 現在まだ glibc-2.2 用の locale データが入ってません。
> > そのため、インストールしてしまうと、ほぼ全てのアプリケ
> > ーションで日本語を使用することができなくなるので、
> > 注意してください。
>
> locales 2.1.94-2 には ja_JP.eucjp がはいっています。
>
> * 依存関係により少なくとも以下のものを一気にインストール/アップグレードする
> 必要があります
> libc6 2.1.94-2 系
> ja-trans >= 0.7-5
> libdb >= 2.7.7-2.1
> libldap2 >= 2.0.2-2
> libpam-modules >= 0.72-12
> libsasl{7,-bin} >= 1.5.24-4.1
> g++ >= 2.95.2-15
>
> (libdb は依存関係にはあらわれてませんがインストールしないと
> perlが死にます see also Bug#72652 ほか)
>
> * ln -s /usr/lib/locale/ja_JP.eucjp /usr/lib/loacle/ja_JP.eucJP
> をしないと GNOME, X系の app で日本語が駄目です。
> この symlink をしておけば LANG=ja_JP.eucJP で ok です。
> (ちなみに symlink がないと LANG=ja_JP.eucjp でも ダメ)
>
> なお LANG=ja_JP.ujis はありません。
> symlink がなくても libc の locale は LANG=ja_JP.eucJP で ok です。
これは、
mv /usr/lib/locale/ja_JP.eucjp /usr/lib/locale/ja_JP.eucJP
にしたほうが良いでしょうね…。
また後方互換性のために ja_JP.ujis も symlink して欲しいですね。
この2つは BTS しておきました。
> * 残り locale-ja に依存しているのが kterm と netscape-ja-resource-475
> task-japanese ですが
> (ちなみに locale-ja 17 では depends: libc6 (<< 2.1.94) ですので
> glibc 2.1.94-2 をいれる時には locale-ja 17 は削除され、したがって
> 現状では これに依存する上記 3 パッケージは削除されてしまいます。)
>
> * kterm
> 上記の symlink (ja_JP.eucjp <- ja_JP.eucJP)があれば
> とりあえず問題なさそうです。これがないとちょっと問題がありそうです。
> これは単に depends: をなおせばよさそうです。
これは鵜飼さんが既に NMU 済みですね。
> * netscape-ja-resource-475
> netscape に関しては libc6 2.1.94-2 にすると、以前のように
> LD_PRELOAD をしてると死にます。
> LD_PRELOAD をしないようにすると ちょっと使ってみたところ
> 問題ないように見えます。
> (若干 XmTextField で Warning Character '*' not supported in font,
> Discarded がでている)
Depends: locale-ja に関しては、オリバーさんが既に
BTS 済みのようですね。
LD_PRELOAD については、単純に LD_PRELOAD を外せば
いいだけなのでしょうか? 確認が出来次第 BTS or NMU
したいところですね。
> * task-japanese
> これは単に dependes: を変更すればいいと思われます
> locales (>= 2.1.94-2) | locale-ja にするか
> locales (>= 2.1.94-2) だけにするか でしょうね。
前原さん、locales (>= 2.1.94-2) | locale-ja
で変更をお願いできますか?
> * man で日本語 manual を見ようとすると
> ls(1) ?????????????????????.....
> と出力されます。(を再フォーマットしています…のメッセージがでない)
> manual自体は日本語で見ることができます。
> なお、これは export OUTPUT_CHARSET=EUC-JP しておくと直ります。
この他にも netbase などが同様に表示できないようです。
これは、プログラム中で setlocale() を行っていないことが
原因かもしれませんが、まだはっきりしていません。
# 以前の glibc-2.1 では、gettext が環境変数を直接見て動作していた
# ために問題なかったのですが、2.2 からちゃんと setlocale して
# ないとダメなのかもしれません。
この他に問題として、
* tcsh (tcsh-i18n, tcsh-kanji) で、tcsh のメッセージカタログ
の日本語が全て ??? と表示されてしまう。
があります。こちらは ltrace すると setlocale していますし、
どうして表示できないのかが謎です (やはり setlocale 絡みかも?)。
# tcsh で日本語表示が使えないと非常にせつない…。
> * xterm, kterm 上の nvi, nvi-m17n の動作が変
> なんかうまく表示できてないようです。
> Etermやgnome-terminalでは問題ないようです
> また vim だと問題ありません。
私の環境では、動作しているような感じです。
nvi-m17n では確認していませんが、nvi では
少なくとも ASCII 文字が表示できました。
--
後藤 正徳