たけです。-private から(許可付きで) -devel に振ります。 At Fri, 16 Mar 2001 22:31:41 +0900, Taketoshi Sano wrote: > === 以下の部分に限定して 公開 ML への引用可 === > gs-ja を JP にだけ置いておけばいいかどうか、という話。 > > Unix User の付録 DVD の話にもあったように JP にだけ > 置くのだと CD などに収録してもらえないのでそのへんが > 不便かな、と。debian-japanese とか読んでるとけっこう > 各国の人が日本語文書の postscript を読みたい / 印刷したい > という希望を持っていたりするようなので、そのへんも > 気になるところ。 > > まあ gs-cjk / defoma でカンペキ、実用上問題無し、 > ということならそれで良いと思いますが。 > > もし gs-ja が必要になる可能性があるとすれば、 > 例えば task-japanese はどういう依存関係を設定すべきか、 > というあたりが気になりますね。 > > それと、話は違うのだけれど、例の freetype library との > ライセンス衝突問題が気になるところ。 > > ちょっと見てみましたが Aladdin ghostscript の AFPL は > GPL をベースに、さらに制約を加えるかたちのものみたい > なので、どうも gs-aladdin にも VFlib を直接リンクする > かたちにするのはやはりマズイような気が。 > > +(c) You must meet all of the following conditions with respect to any work > + that you distribute or publish that in whole or in part contains or is > + derived from the Program or any part thereof ("the Work"): > > + (iv) You must accompany the Work with the complete corresponding > + machine-readable source code, delivered on a medium customarily > + used for software interchange. The source code for a work means > + the preferred form of the work for making modifications to it. For > + an executable work, complete source code means all the source code > + for all modules it contains, plus any associated interface > + definition files, plus the scripts used to control compilation and > + installation of the executable code. If you distribute with the > + Work any component that is normally distributed (in either source > + or binary form) with the major components (compiler, kernel, and > + so on) of the operating system on which the executable runs, you > + must also distribute the source code of that component if you have > + it and are allowed to do so; > > のあたりが衝突しそうです。 > > gs-aladdin の changelog.Debian に > > + * New version of Uli's hp8xx driver is included (but not compiled > + by default for copyright problems: hp8xx is GPL and the Aladdin license > + is not GPL-compatible) > > + * Solved COPYRIGHT problem that was present in the > + previous version: GPL files have been removed from the > + binary distribution, since GPL is not compatible with the > + Aladdin license. > > などの記載があったので、そういうのってアリかなぁという気が > するのですが、もしこれが OK ならそういう対処は可能でしょう。 > > あるいは、たしか香田さんが片山さんに OK もらっていたはずなので > VFlib を使わない初期の頃の日本語対応パッチ (縦書き対応とかする > ためのもの) を抽出して、これだけを merge してもらうという手は > あるかも。 > > Ghostscript version 2.6.1 日本語化パッケージ gs261j > Version 1.0 Jan.11,1994 by 片山紀生 (katayama@xxxxxxxxxxxx) > Copyright (C) 1991,1992,1993,1994 Norio Katayama. > > に含まれている > > 1. Ghostscriptの日本語への拡張 > a. 複合フォントのサポート > b. 文字メトリックス(Metrics, Metrics2, CDevProc)のサポート > c. 縦書きモードのサポート > > 2. 漢字フォントのサポート > a. X11R5 PCFフォントファイルからの読出し > b. X11R4 SNFフォントファイルからの読出し > c. Sony(TM)ベクターフォントファイルからの読出し > d. Zeit(TM)フォーマットフォントファイルからの読出し > 作者: 川本琢二(Ext)さん、井上康成(K-ras)さん > e Zeit(TM) JG フォーマットフォントファイルからの読出し > 作者: 淺山和典さん > f. 日本語TeX PKフォントファイルからの読出し > > などの機能拡張は VFlib にも TrueType にも関係無いはずなので > 最悪字はあまりキレイじゃなくても表示や印刷はできる、という > あたりで妥協するとか。 > > そのうちに gs-cjk / defoma で本当にカンペキ、実用上問題無し、 > ということがはっきりすれば、そっちに乗り換えればいいわけだし。 > > === ここまでの部分に限定して 公開 ML への引用可 === さて、どうしましょう。 gs-cjk の問題点としては * 遅い? (わらしは気にならないけど) * 設定がややこい?(defoma 勝手にやってくれるけど) * msmincho/msgothic のカタカナがきれいに表示されない? (gs7 で解決? curveto が lineto でモゲとか? そもそも msmincho/msgothic 使っちゃいけませんよ?) * rearrangefont が未実装で Tgif3 のはく .eps はダメとか? (もう Tgif4 に移行ギミだけど? 他にもあるかな?) rearrangefont が大問題なのでしょう。 # 私は abiword と tgif と ptex を使っていますが、とりあえず # これらでは問題ないですね。> gs-cjk まず Debian に install されている gs ですが、 * vflib patch は外す * gs5.5 も GPL なので、それベースにパケジングしてもらって、 CID を扱えるようであればそれでGo? * 4月に gs7 がリリースされるので、その後 gs6 が GPL になるのを待って、 gs-cjk をマージしてもらう。 * Torsten の作業を増やすことにもなるし、Debian Kr の人(Changwoo)も Japanizing patch を快く思っていないようだし、gs-cjk 以外の日本語 サポートパッチをマージしてもらうことはしない。 * 日本語プリンタドライバは今まで通り。 私はこのようなポリシーでいいのでは、と思っています。 んで、「必要としている日本人の便宜を図るため」に gs-ja(= gs + vflib) を Debian JP に置いておけばいいかも、私は嫌なのだけどなぁ、と思っていたのですが、 例のライセンス問題が浮上しているので、そういう訳にも行きません。 私は vflib パッチ ステ派です。 gs + vflib を必要としている人の意見をお待ちしています。 freetype と link しない vflib2 を作ってみる? -- Yasuhiro Take aka hirot / <take@debian.org> Debian Project http://www.debian.org
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