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[debian-devel:14413] Re: groff Japanese support breaks PS output for latin2



だいぶ かえました
 http://people.debian.org/~ukai/groff/ 1.17.2-2.ukai.5

 * groff 1.17.2-2 には 1.17.2-1.ukai.1 + ascii8,nipponのdq,cq
  あたりがはいってます。あといくつか修正がはいっていたので
  それを merge しました。

 * UTF-8 がハンドリングできます。もう 遅くありません:-)

   % lv -Ou8 /usr/share/man/ja/man8/dselect.8.gz |
         LANG=ja_JP.UTF-8 groff -t -Tnippon -mandoc | lv -Iu8

   multibyte文字に対する charinfo obj の生成を on damand に
   しました。これで結構早くなったはずです。

 * いつまでも --enable-japanese (#ifdef NIPPON) なのもアレなので
   --enable-multibyte (#ifdef ENABLE_MULTIBYTE) にしました。

 * まだ、どの文字コードを見るかは基本的に locale しかみてません。
   nl_langinfo(CODESET) なコードが使われます。
   また encoding handler は iconv()使うversion にしたので
   UTF-8 や EUC-JP 以外もいけるはずです。

 * multibyte文字のsymbol名を wchar<code> から uni<code> に変更しました。
   ちなみに -2.ukai.4 で内部を UCS-2 にしたので uni<UCS-2> になります。
   たとえば

     \[uni3042]\[uni3044]

   をいれると 

     あい

   と同じ意味になります。
  # これができるようになったので preprocessor で、\[uni<code>] に
  # しちゃうと src/preproc/* あたりの処理は楽になるかも?

 * font 情報の書き方をかえました。
   
  例えば devnippon/M は
   name M
   internalname 4
   spacewidth 48
   charset
   uni0100..uniFFFF 48 0

  # 本当はちゃんと領域を指定すべき
  # 0100〜FFFF にしてあるのは単に手抜きです:)
  # font情報がないと「そんな文字はしらん」とtroffが文句をいいます。

   ただ、これにともなって dvi系あたりのfont情報は使えなくなっているはずです。

TODO/誰かやりませんか?

 xditviewがmultibyteがダメなのを直す
 font/devdvi の日本語の修正
 文字コード選択のcommand line option

 文字コード選択のための comment (?)
 subfont のあつかいの改良

-- 
鵜飼文敏