こんにちは、 Debian GNU/Linux の利用用途の一つとして Desktop OS としての用途がありま す。 その中でも一つの課題として、確実に動作するということがわかるハードウェ アがどれかというのがハードウェアを購入するまでわからないという現状があ ります。最近 Linux カーネルによるハードウェアの対応状況は若干改善してき た感はありますが、これはハードウェアベンダー・ディストリビューションベ ンダー・ユーザが協調していくことで解決していく必要のある問題でしょう。 この対策として Debian Project では インストールマニュアルの整備[1]や、 BTS での installation-reports [2]の登録の奨励、およびHCL の準備[3] など の施策がうたれており、一定の効果は得られているようです。ただ、これらの 施策をよりよくすることで、インストールのしやすさを改善し、敷居を下げる ことでユーザを増やすことにつなげることができる可能性があります。 三菱総研の飯尾さんの企画で、ハードウェアベンダーやユーザの声を各ディス トリビューションについて連携できるようにしたいというものをやっているそ うです。その具体的な方策・実装について検討をしているとのことです。 まずは、どういうものが今あるのか、という情報や、こういう手法があるとい う情報をいただけたらと思います。 その上で今後どういうことができるか、Debianとしてはどういうものを提供で きるのかということをディスカッションできればよいと思います。 いかがでしょうか。 飯尾さんからの資料を本メールに添付します。 [1] http://www.debian.org/releases/stable/installmanual [2] http://bugs.debian.org/installation-reports [3] http://kmuto.jp/debian/hcl/ 上川 -- dancer@{debian.org,netfort.gr.jp} Debian Project
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HelpPC_introduction20070724.pdf
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