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[debian-devel:17213] Re: CDBS+BISON (東京エリア Debian 勉強会 03/15)
こんにちは、
> 勉強会の企画運営ご苦労さまでした。
>
> CDBSに関しては、なんとなく状況が分かりました。
>
> CDBSはNMガイドで完全に無視されているのもちょっと可哀想という気もしますが、
> うまく行くときは良いようですが、これがからんだデバグは初心者には結構
> 難しそうなので当面あのままにしておきます。
うまくいかなかった場合の Makefile マクロのハックがちょっとハードル高い
ですよね。NMガイドで無視していても簡便な
>
> さて、BISONの話題が出ていて、ちょっと私の理解と違ったので、家で確認
> しました。
>
> BisonのAUTHORSファイルによるとたしかに:
> 本の著作者はRobert Corbettですが
> YACCコンパチにしたのがRSS
RMSですね。
> とあります。
> byacc のソースには 「Berkeley Yacc is in the public domain」
> と本の著作者はRobert Corbettはしています。
>
> まあ当然ですが、元はパブリックドメインコードですので、RSSがGPLとして出すと
> GPL乗っ取りが成立しました。そこで上川さんが勉強会で心配だといっていた生成
> されるパーサーコードのライセンス問題が発生したと聞いています。
>
> ただ今のデビアンパッケージソースを読むと、この問題となる部分はGPLの
> 摘要除外規程が記載されていますので問題ないようになっているようです。
>
> 具体的には、汎用パーサー自体をBISONを使って作らないかぎり、生成される
> コードにライセンス制約ありません。(bison-2.3.dfsg/data/c.m4)
多分これも段階的な経緯があって
1995年ころ? 1.4 まで -> 例外なしのGPL
2006年ころ? 2.2 まで -> LALRの場合だけGPL除外
# bison は LALRじゃないパーサも生成できるので、それがbyaccとの差別化に
# なっている、と考え、bisonの特殊機能を活用するならGPLをつかえ、そうで
# ないなら byacc と同じだから差別化にはならないからどうでもよいよ、とい
# うスタンスだと思います。
と
http://more-compiler.blogspot.com/2007/03/compiler-construction-bison-23-manual.html
に書いてあることを鵜呑みにしてみましたが、大体こんな経緯であっているよ
うな気がします。
会場ではあやふやな記憶で話をしていたのでそれとはちょっと違いますね。
上川
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