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Re: [boot-floppies]hardware.sgml



<20020428224335.28ae6e82.nabetaro@xxxxxxxxxxxxx>の記事において
nabetaro@xxxxxxxxxxxxxさんは書きました。

> 鍋太郎です。
> 
> 遅くなってしまいましたが、
> hardware.sgmlを訳しました。

> チェックをお願いします。

 パッチをお送りします。 適宜取捨してください。

# 上川さんが cvs commit していただいたおかげで
# 作業は楽でした :-)

-- 
中野@成蹊大

Index: hardware.sgml
===================================================================
RCS file: /cvs/debian-boot/boot-floppies/documentation/ja/hardware.sgml,v
retrieving revision 1.13
diff -u -r1.13 hardware.sgml
--- hardware.sgml	2002/04/28 16:26:12	1.13
+++ hardware.sgml	2002/04/28 19:56:17
@@ -13,20 +13,20 @@
     <p>
 Debian は、Linux カーネルや GNU ツールセットが必要とする以上のハードウェア
 を要求しません。それゆえ、Linux カーネル、libc、<prgn>gcc</prgn> などが
-移植されて、Debian への移植版が存在すれば、あらゆるアーキテクチャや
-プラットフォームで Debian を動作させることができます。
+移植されていて、Debian の移植版が存在すれば、どんなアーキテクチャや
+プラットフォームでも Debian を動作させることができます。
 すでに Debian でテストされている &architecture; アーキテクチャの詳細は、
 移植版のページ (<url id="&url-ports;">) を参照してください。
     <p>
 この節では、&arch-title; でサポートされるハードウェアのさまざまな設定の
-すべてに触れるよりも、一般的な情報とさらなる情報が見つけられる場所への
+すべてに触れることは避け、一般的な情報とさらなる情報が見つけられる場所への
 ポインタを紹介します。
 
 
     <sect1>サポートされているアーキテクチャ
       <p>
-Debian &release; は 11 の主なアーキテクチャと、それぞれの
-アーキテクチャの中で「フレーバ」と呼んでいるバリエーションを
+Debian &release; は 11 の主なアーキテクチャと、
+「フレーバ」と呼ばれる各アーキテクチャのバリエーションを
 サポートしています。
       <p>
 <example>
@@ -89,63 +89,63 @@
 </example>
       <p>
 この文書は <em>&architecture;</em> アーキテクチャへのインストールを扱います。
-なお、他アーキテクチャに関する情報については
+なお、他のアーキテクチャに関する情報については
 <url id="http://&www-debian-org;/ports/"; 
 name="Debian 移植版"> ページをご覧ください。
 
 <![ %hppa [
    <p>
-こちらは &arch-title; アーキテクチャ用 &debian; の最初の公式リリースです。
-こちらはリリースするのに十分なほど、安定していると私たちは考えています。
+これは &arch-title; アーキテクチャ用 &debian; の最初の公式リリースです。
+すでにリリースとするに十分安定していると私たちは考えています。
 しかし、他のアーキテクチャ版のいくつかほどはまだ広く使われていない
 (つまりユーザによるテストも多くない) ことから、
 いくつかのバグにでくわす可能性もあります。
-何らかの問題を報告するには、<url id="&url-bts;" name="バグ追跡システム">
-をお使いください。その際、そのバグが &arch-title;
+何か問題が起きたら、<url id="&url-bts;" name="バグ追跡システム">
+を使って報告してください。その際、そのバグが &arch-title;
 プラットフォーム上のものであることを必ず書き添えてください。
 また <url id="&url-list-subscribe;" name="debian-&architecture; 
 メーリングリスト">
-の購読も必要になってくるでしょう。 ]]>
+の購読も必要かもしれません。 ]]>
 
 <![ %mips [
    <p>
-こちらは &arch-title; アーキテクチャ用 &debian; の最初の公式リリースです。
-こちらはリリースするのに十分なほど、安定していると私たちは考えています。
+これは &arch-title; アーキテクチャ用 &debian; の最初の公式リリースです。
+すでにリリースとするに十分安定していると私たちは考えています。
 しかし、他のアーキテクチャ版のいくつかほどはまだ広く使われていない
 (つまりユーザによるテストも多くない) ことから、
 いくつかのバグにでくわす可能性もあります。
-何らかの問題を報告するには、<url id="&url-bts;" name="バグ追跡システム">
-をお使いください。その際、そのバグが &arch-title;
+何か問題が起きたら、<url id="&url-bts;" name="バグ追跡システム">
+を使って報告してください。その際、そのバグが &arch-title;
 プラットフォーム上のものであることを必ず書き添えてください。
 また <url id="&url-list-subscribe;" name="debian-&architecture; 
-メーリングリスト"> の購読も必要になってくるでしょう。 ]]>
+メーリングリスト"> の購読も必要かもしれません。 ]]>
 
 <![ %mipsel [
    <p>
-こちらは &arch-title; アーキテクチャ用 &debian; の最初の公式リリースです。
-こちらはリリースするのに十分なほど、安定していると私たちは考えています。
+これは &arch-title; アーキテクチャ用 &debian; の最初の公式リリースです。
+すでにリリースとするに十分安定していると私たちは考えています。
 しかし、他のアーキテクチャ版のいくつかほどはまだ広く使われていない
 (つまりユーザによるテストも多くない) ことから、
 いくつかのバグにでくわす可能性もあります。
-何らかの問題を報告するには、<url id="&url-bts;" name="バグ追跡システム">
-をお使いください。その際、そのバグが &arch-title;
+何か問題が起きたら、<url id="&url-bts;" name="バグ追跡システム">
+を使って報告してください。その際、そのバグが &arch-title;
 プラットフォーム上のものであることを必ず書き添えてください。
 また <url id="&url-list-subscribe;" name="debian-&architecture 
-メーリングリスト"> の購読も必要になってくるでしょう。 ]]>
+メーリングリスト"> の購読も必要かもしれません。 ]]>
 
 
 <![ %s390 [
    <p>
-こちらは &arch-title; アーキテクチャ用 &debian; の最初の公式リリースです。
-こちらはリリースするのに十分なほど、安定していると私たちは考えています。
+これは &arch-title; アーキテクチャ用 &debian; の最初の公式リリースです。
+すでにリリースとするに十分安定していると私たちは考えています。
 しかし、他のアーキテクチャ版のいくつかほどはまだ広く使われていない
 (つまりユーザによるテストも多くない) ことから、
 いくつかのバグにでくわす可能性もあります。
-何らかの問題を報告するには、<url id="&url-bts;" name="バグ追跡システム">
-をお使いください。その際、そのバグが &arch-title;
+何か問題が起きたら、<url id="&url-bts;" name="バグ追跡システム">
+を使って報告してください。その際、そのバグが &arch-title;
 プラットフォーム上のものであることを必ず書き添えてください。
 また <url id="&url-list-subscribe;" name="debian-&architecture; 
-メーリングリスト"> の購読も必要になってくるでしょう。 ]]>
+メーリングリスト"> の購読も必要かもしれません。 ]]>
 
 <![ %not-s390 [
     <sect1 id="supported-cpus">CPU や、マザーボード、ビデオカード
@@ -159,7 +159,7 @@
       <p>
 サポートされる周辺機器に関する完全な情報は、
 <url id="&url-hardware-howto;" name="Linux ハードウェア互換 HOWTO">
-にあります。この節ではその基本的なことのみ概観します。
+にあります。この節では基本的なことのみを概観します。
 
 	<sect2>CPU
       <p>
@@ -167,14 +167,15 @@
 そのほとんどすべてがサポートされています。
 また、Athlon や K6-2、K6-3 といった新しいプロセッサも
 それぞれサポートされています、
-ただし、Linux は 286 やそれ以前の CPU では動作し<em>ない</em>でしょう。
+ただし、Linux は 286 やそれ以前の CPU では動作<em>しない</em>でしょう。
 
 	<sect2 id="bus">I/O バス
       <p>
 システムバスとは、CPU と記憶装置のような周辺機器との通信を可能にするために
 マザーボードに搭載されているものです。
-ISA、EISA、PCI、Microchannel アーキテクチャ (MCA、IBM の PS/2 シリーズに採用)、
-VESA ローカルバス (VLB、時に VL バスとも呼ばれる) がコンピュータに必要です。
+あなたのコンピュータが使っているのは以下のいずれかのはずです:
+ISA、EISA、PCI、Microchannel アーキテクチャ (MCA、IBM の PS/2 シリーズで採用)、
+VESA ローカルバス (VLB、VL バスとも呼ばれます)。
 ]]>
 
 
@@ -182,12 +183,13 @@
 	  <p>
 M68000 ベースの (<em>&architecture;</em>) システムのサポートに関する完全な
 情報は、<url id="&url-m68k-faq;" name="Linux/m68k FAQ"> にあります。
-この節では、その基本的なことのみ概観します。
+この節では、基本的なことのみを概観します。
 	  <p>
 &architecture; 版の Linux は、PMMU (ページメモリ管理装置) と 
 FPU (浮動小数点演算装置) を搭載したあらゆる 680x0 プロセッサ上で動作します。
-これには、680x0 プロセッサの ``EC'' シリーズを除いて、外部 68851 PMMU
-を搭載した 68020 や、68030、およびそれ以降のプロセッサが含まれます。
+これには、外部 68851 PMMU
+を搭載した 68020、68030、およびそれ以降のプロセッサが含まれます。
+ただし 680x0 プロセッサの ``EC'' シリーズは含まれません。
 完全なその詳細については<url id="&url-m68k-faq;" name="Linux/m68k FAQ">
 をご覧ください。
 	  <p>
@@ -216,9 +218,9 @@
 サポートする機種について説明することです。
 	  <p>
 Alpha マシンは、マザーボードとサポートするチップセットに複数の
-世代があるため複数の機種に分類されています。
+世代があるため、複数の機種に分類されています。
 Alpha では機種 (「サブアーキテクチャ」) 
-の違いによって技術と性能が劇的に違うことが多く、
+の違いによって用いられている技術と性能が劇的に違うことが多く、
 そのため、インストール過程、
 より適切にはブート過程がシステムによって異なります。
 	  <p>
@@ -375,24 +377,25 @@
 サポートされます。
 サポートされる識別子に含まれているシステムでも、
 サポートされていないといわれているものもあります。
+サポートされないことがわかっているものとしては、
 AP1000 マルチコンピュータや
-Tadpole Sparcbook 1 もサポートされないことが知られています。
-それら完全な情報については
+Tadpole Sparcbook 1 などがあります。
+完全な情報は
 <url id="&url-sparc-linux-faq;" name="SPARC プロセッサ用 Linux FAQ">
 をご覧ください。
 
      <sect2>メモリ設定
     <p>
-古い Sun のワークステーション、特に Sun IPX や Sun IPC は物理メモリの中の
+古い Sun のワークステーション、特に Sun IPX や Sun IPC は、物理メモリの
 固定された場所にメモリバンクを持っています。
 そのメモリバンクが一杯にならないと、物理メモリスペースにギャップが発生します。
 Linux のインストーラは、カーネルや イニシャル RAM ディスクをロードするのに
-連続したメモリブロックが必要です。
-もしこれが有効でないと「Data Access Exception」が発生するでしょう。
+連続したメモリブロックを必要とします。
+これが得られないと「Data Access Exception」が発生します。
     <p>
 そのため先頭から最低 8Mb の連続したメモリブロックを確保しなければなりません。
 IPX や IPC 以上では、メモリバンクは 16Mb 境界に配置されています。
-つまり、カーネルや RAM ディスクを保持するのに、十分容量の大きな SIMM を
+つまり、カーネルや RAM ディスクを保持するのに十分大きな容量の SIMM を
 バンク 0 に挿さなければいけないと言うことです。
 この場合 4Mb では<em>十分ではありません。</em>
 
@@ -401,27 +404,31 @@
 Sun IPX で 16Mb SIMM と 4Mb SIMM があり、
 4 つの SIMM バンク (0,1,2,3) があるとします。
 [バンク 0 は SBUS コネクタよりもっとも離れたところ]
-バンク 0 に 16Mb SIMM をインストールする必要がありますが、
-4Mb の SIMMはバンク2にインストールするのをお勧めします。
+バンク 0 に 16Mb SIMM をインストールする必要があります。
+なおこの場合 4Mb の SIMMはバンク2にインストールするのをお勧めします。
 
      <sect2>グラフィック設定
     <p>
-特に古い Sun ワークステーションの場合、オンボードフレームバッファを換装するか、
-SBUS スロットに SBUS アクセラレーションバッファを接続するのが一般的でしょう。
-Solaris/SunOS では どちらのカードも初期化されるため問題ありません。。
-    <p>
-Linuxで動かす場合これは問題になりますが、起動時の PROM モニタ は
-追加カードに出力を表示することができます。
-それでも、Linuxカーネルのブートメッセージはオリジナルの
-オンボードフレームバッファに出力されることになります。
+特に古い Sun ワークステーションの場合、
+既に旧世代となったフレームバッファ
+(例えば sun IPC の bwtwo など) が
+オンボードに載っていて、
+後から SBUS のスロットに (たぶんアクセレレータ付きの)
+フレームバッファの SBUS カードが差し込まれていることが
+非常に良くあります
+Solaris/SunOS では どちらのカードも初期化されるため問題ありません。
+    <p>
+しかし Linux ではこれが問題になることがあります。
+起動時の PROM モニタ は追加カードに出力を表示されるのに、
+Linux カーネルのブートメッセージがオリジナルの
+オンボードフレームバッファに出力されるような場合です。
 エラーメッセージが<em>表示されない</em>ため
-RAM ディスクの読み込みは一見マシンが固まったように見えます。
-
+RAM ディスクの読み込みの最中に一見マシンが固まったように見えます。
     <p>
 この問題を回避するには、ビデオカードを SBUS スロットのもっとも若い番号の
 スロット(マザーボード上では外部スロットの下から数える)に挿し、
-(必要であれば)モニタを接続してください。
-代わりにシリアルコンソールも使用することができます。
+(必要であれば)モニタを接続することです。
+あるいはシリアルコンソールを使用することもできます。
 ]]>
 
 <![ %powerpc [
@@ -470,10 +477,11 @@
 NewWorld PowerMac は、1998年半ばから製造され、
 MacOS 用に「ROM in RAM」システムを使用しています。
      <p>
-最近発表の Macintosh は、2.4 Linux カーネル でサポートされた
-ハードウェアを装備しています。いくつかは 2.2 カーネルでは動作しません。
+最近発表された Macintosh のハードウェアは、
+2.4 Linux カーネルでより良くサポートされています。
+これらのいくつかは 2.2 カーネルではまったく動作しません。
 2.4 カーネルを使用した new-powermac フレーバは、
-これらハードウェアに対応するように追加されました。
+これらのハードウェアに対応するように追加されました。
 new-powermac フレーバは OldWorld や NewWorld にもインストールできるでしょう。
 new-powermac を強く推奨するマシンには、前にアスタリスクで印を付けています。
      <p>
@@ -568,7 +576,7 @@
         <sect2>CPU
 	<p>
 現在、R4000, R4400, R5000 プロセッサ搭載の SGI Indy, Indigo 2, Challenge S が
-ビッグエンディアン MIPS 上の Debian インストーラで
+ビッグエンディアン MIPS の Debian インストーラで
 サポートされています。
 その他のサブアーキテクチャのサポートが必要な場合は、
 <url id="&url-list-subscribe;" name="debian-&architecture; メーリングリスト">
@@ -587,8 +595,8 @@
 この節では、ブートディスクがサポートするシステムについて説明することとします。
         <sect2>CPU / マシンタイプ
         <p>
-現在、R3000 と R4000/R4400 CPU搭載の DECstation のみ、
-リトルエンディアン MIPS 上の Debian インストレーションシステムで
+現在は、R3000 と R4000/R4400 CPU搭載の DECstation のみが
+リトルエンディアン MIPS の Debian インストレーションシステムで
 サポートされています。
 Debian インストレーションシステムは、以下のマシンで動作します。
 <p>
@@ -618,8 +626,8 @@
 <p>
         <sect2>サポートされるコンソールオプション
 <p>
-すべてのサポートしている DECstations で、
-シリアルコンソールが有効になっています(9600 bps, 8N1)。
+シリアルコンソールは、
+サポートされているすべての DECstations で有効になっています(9600 bps, 8N1)。
 シリアルコンソールを使用する際には、インストーラを起動するときに
 カーネルパラメータに "console=ttySx" を与えてください
 (x には端末を接続するシリアルポートの番号 (たいてい 2 ) を与えてください)。
@@ -685,8 +693,8 @@
 	<sect2 id="laptops">ラップトップコンピュータ
       <p>
 ラップトップコンピュータもサポートされています。
-ただ、ラップトップではしばしば特化された設計がなされており、
-閉鎖的なハードウェアが採用されています。
+ただラップトップでは、特殊な設計がされていたり、、
+閉鎖的なハードウェアが採用されていることがよくあります。
 特定のラップトップが GNU/Linux でうまく動作するかどうかを知るためには、
 <url id="&url-x86-laptop;" name="Linux ラップトップページ">
 をご覧ください。
@@ -700,12 +708,12 @@
 このアーキテクチャではサポートされています。
 Debian &release; の標準カーネルイメージは SMP サポートを有効にして
 コンパイルされています。
-もちろん SMP カーネルは、非 SMP システムでもブートできますから、
+SMP カーネルは非 SMP システムでも起動できますから、
 インストールには問題ありません。
-単にカーネルにちょっとしたオーバヘッドがかかります。
+ただカーネルにちょっとしたオーバヘッドがかかります。
       <p>
 シングル CPU システムにカーネルを最適化したい場合は、
-Debian の標準カーネルを再構築する必要があります。
+Debian の標準カーネルを置き換える必要があります。
 その手順に関する話題は <ref id="kernel-baking"> にあります。
 現時点 (カーネルバージョン &kernelversion;) で SMP を無効にするためには、
 カーネルコンフィグレーションの ``General'' セクションにある ``symmetric
@@ -719,11 +727,11 @@
 と呼ばれるマルチプロセッシングも、
 このアーキテクチャではサポートされています。
 ただ、Debian &release; の標準カーネルイメージは SMP をサポートしていません。
-もちろん標準的な非 SMP カーネルは、SMP システムでもブートできますから、
+標準の非 SMP カーネルは SMP システムでも起動できますから、
 インストールには問題ありません。
 標準カーネルは単純に一番目の CPU を用います。
        <p>
-マルチプロセッサを利用するためには、Debian の標準カーネルを再構築する必要
+マルチプロセッサを利用するためには、Debian の標準カーネルを置き換える必要
 があります。その手順に関する話題は <ref id="kernel-baking"> にあります。
 現時点 (カーネルバージョン &kernelversion;) で SMP を有効にするためには、
 カーネルコンフィグレーションの ``General'' セクションにある ``symmetric
@@ -753,12 +761,12 @@
     <p>
 いくつかのアーキテクチャでは CD-ROM ベースのインストールをサポートしています。
 起動可能 CD-ROM をサポートしたマシンでは、
-完全に
-<![ %not-s390 [ フロッピーを必要としないで]]>
-<![ %s390 [ テープを必要としないで]]>
-インストールが可能でしょう。
-CD-ROM からの起動ができないシステムでは、インストールするのに
-そのほかのテクニックを組み合わせて CD-ROM を使えます。
+<![ %not-s390 [ フロッピーを必要としない]]>
+<![ %s390 [ テープを必要としない]]>
+完全なインストールが可能です。
+CD-ROM からの起動ができないシステムでは、
+そのほかのテクニックを組み合わせれば
+インストールに CD-ROM を使えます。
 <ref id="install-cd"> を参照して一度他の方法で起動してください。
 
 <![ %mips [ Mips は現在 CD-ROM からの起動をサポートしていません。]]>
@@ -776,7 +784,7 @@
 <url id="&url-cd-howto;" name="Linux CD-ROM HOWTO">
 にあります。]]>
 
-<![ %arm [ 全 ARM マシンで IDE/ATAPI CD-ROM をサポートしています。
+<![ %arm [ すべての ARM マシンは IDE/ATAPI CD-ROM をサポートしています。
 RiscPC では SCSI CD-ROM もサポートしています。]]>
 
     <p>
@@ -808,7 +816,7 @@
 
 基本システムをインストールした後は (PPP を含め)
 任意のネットワーク接続が可能になるため、残りのシステムは
-FTP、HTTP、NFS 経由でインストールすることができます。
+FTP、HTTP、NFS 経由でインストールできます。
 
     <sect1>サポートしている記憶装置
       <p>
@@ -827,12 +835,12 @@
 パラレルポートの IDE デバイス、SCSI
 のコントローラとドライブをサポートしています。
 またファイルシステムは、MINIX、FAT、Win-32 拡張 FAT (VFAT)
-やその他 がサポートされています。
+などがサポートされています。
 (NTFS はインストーラではサポートされていませんのでご注意ください。
-ただ <ref id="kernel-baking"> の説明にしたがって、あとでこの方法を
+ただ <ref id="kernel-baking"> の説明にしたがって、インストール後に
 利用することは可能です)
       <p>
- MFM、RLL、IDE、ATA などの ``AT'' のハードディスクが動作する
+ MFM、RLL、IDE、ATA など、 ``AT'' ハードディスクが動作する
 ディスクインターフェイスがサポートされています。
 IBM XT コンピュータで使用される非常に古い
 8 ビットハードディスクコントローラも、
@@ -862,7 +870,7 @@
 ただし、現行の Linux カーネルが Macintosh のフロッピーをまったくサポート
 していないこと、Debian のインストーラが Amiga
 のフロッピーをサポートしていないことにはご注意ください。
-また、Atari では、Macintosh HFS システムと、モジュールとして AFFS
+また Atari では、Macintosh HFS システムと、モジュールとして AFFS
  がサポートされています。
 Mac は Atari (FAT) ファイルシステムをサポートしています。
 Amiga は、FAT ファイルシステムと、モジュールとして HFS をサポートしています。
@@ -907,7 +915,7 @@
 IDE ディスクもサポートされています。
 なお、多くの機種において、
 SRM コンソールが IDE ドライブからブートできないことや、
-Jensen がフロッピーからブートできないことにはご注意ください。
+Jensen がフロッピーからブートできないことにご注意ください。
 (Jensen のブートに関するより詳しい情報については
 <url id="&url-jensen-howto;"> をご覧ください)]]>
 
@@ -915,16 +923,16 @@
    <p>
 Linux カーネルでサポートされる外部記憶装置は、
 すべてこのブートシステムでもサポートされています。
-ただ、現行の Linux カーネルが CHRP システムのフロッピーを
-まったくサポートしていないことにはご注意ください。
+ただし現行の Linux カーネルは、 CHRP システムのフロッピーを
+まったくサポートしていないことにご注意ください。
 ]]>
 
 <![ %hppa [
    <p>
 Linux カーネルでサポートされる外部記憶装置は、
 すべてこのブートシステムでもサポートされています。
-ただ、現行の Linux カーネルが フロッピードライブを
-サポートしていないことにはご注意ください。
+ただし、現行の Linux カーネルは、フロッピードライブを
+サポートしていないことにご注意ください。
 ]]>
 
 <![ %mips [
@@ -952,16 +960,16 @@
 また、Debian で利用できるものを<em>すべて</em>インストールするなら、
 おそらく 2GB 近く必要になるでしょう。
 ただ、実際にはパッケージ同士の衝突があることから、
-すべてをインストールことは意味のないことです。
+「すべてをインストール」は意味をなしませんが。
 
 
 <![ %m68k [ 
 	<p>
 Amiga 上では FastRAM の容量は、必要な全メモリー量と関連があります。
-また、16 ビット RAM を搭載した Zorro カードは、
-サポートされていません。その動作には 32 ビット RAM が必要です。
-16 ビット RAM を無効にするために
-<prgn>amiboot</prgn> プログラムを利用することができます。
+また、16 ビット RAM を搭載した Zorro カードは
+サポートされていません (32 ビット RAM が必要です)。
+16 ビット RAM を無効にするには
+<prgn>amiboot</prgn> プログラムが利用できます。
 <url id="&url-m68k-faq;" name="Linux/m68k FAQ"> をご覧ください。
 なお、最近のカーネルは自動的に 16 ビット RAM を無効にするはずです。
 	<p>
@@ -1013,9 +1021,9 @@
 name="Linux MCA ディスカッションアーカイブ"> をご覧になれます(古いです)。
 FDDI ネットワークも、カード、プロトコルともにインストールディスクでは
 サポートされていません。
-異なるサポートされていないカードをサポートするカーネルを作成し、
-インストーラを置き換えることができます。
-(<ref id="rescue-replace-kernel">をご覧ください)
+サポートされていないカードをサポートする別のカーネルを作成し、
+インストーラを置き換えることは可能です
+(<ref id="rescue-replace-kernel">をご覧ください)。
     <p>
 ISDN に関しては、(旧) German 1TR6 用の D チャンネルプロトコル
 はサポートされておらず、Spellcaster BRI ISDN ボードもブートフロッピーでは
@@ -1184,7 +1192,7 @@
 アップグレードするとよいでしょう。
     <p>
 4 以上の番号が振られたシリアルポートは、通常のカーネルでは
-サポートしていないことを明記しておきます (<file>/dev/ttyS3</file>)。
+サポートしていないことを明記しておきます (<file>/dev/ttyS3</file> まで)。
 ポートを有効にするにはカスタムカーネルを作成する必要があるでしょう
 (<ref id="rescue-replace-kernel"> をご覧ください)。
  ]]>
@@ -1201,12 +1209,12 @@
   <sect>GNU/Linux に適したハードウェアの購入
 
     <p>
-今では Debian や 他の GNU/Linux ディストリビューションをプレインストール
+今では Debian や 他の GNU/Linux ディストリビューションをプリインストール
 したシステムを出荷するベンダーもあります。
-その特典のためにより多くのお金を払おうと考えるかも知れませんが、
-幅広いハードウェアが GNU/Linux でサポートされていることから、
-実際のところこのようなシステムを買うことは、
-一つの安心感を買うことを意味するだけです。
+このおまけには多少余分のお金がかかるかもしれませんが、
+ある程度の安心を購入できることになります。
+このハードウェアは GNU/Linux で
+しっかりサポートされていることが確信できるわけですから。
   <![ %m68k [
 残念ながら、新しい &arch-title; マシンを出荷するベンダーは
 ほとんどありません。]]> <![ %i386 [ 
@@ -1230,7 +1238,8 @@
       <p>
 あるハードウェアメーカーはどのようにドライバを書いたらよいかをまったく
 教えてくれません。また、Linux のソースコード公開を
-妨げる非公開の同意をしない限り文書を入手させてくれないメーカーもあります。
+妨げる NDA (非公開の同意) をしない限り、
+文書を見せてくれないメーカーもあります。
 
 <![ %m68k [ たとえば、古い Macintosh シリーズの独占的ハードウェアがそうです。
 実際、Macintosh のハードウェアに関する仕様書や文書はまったく
@@ -1261,11 +1270,11 @@
 「WinModem」だとか「Windows 専用コンピュータ向け特別仕様」などと
 明示されているものもあります。
 <!-- cf. [debian-doc: 00574]-->
-このことは一般的に、ハードウェアに内蔵されたプロセッサを取り除き、
-その仕事をメインの CPU 上で動作する Windows ドライバに行わせることによって
-もたらされています。この戦略はハードウェアを安価にしたものの、
+これは通常、ハードウェアに内蔵されたプロセッサを取り除き、
+その仕事を Windows ドライバによって CPU に肩代わりさせることによって
+なされています。この戦略はハードウェアを安価にしたものの、
 このような節約がユーザに恩恵を与えるとは<em>限りません</em>。
-この種のハードウェアは、同等の機能がハードウェア上に内蔵されたものよりも
+この種のハードウェアは、同等の機能がハードウェア内蔵のものよりも
 高価になることもあります。
       <p>
 Windows に固有のハードウェアは次の二つの理由から避けるべきです。一つめは、
@@ -1281,8 +1290,8 @@
 ものなので、その肩代りをする OS はその作業を高い優先度で実行しなければ
 なりません。その結果 CPU はこれらのデバイスを制御している間、
 あなたのプログラムを走らせることができなくなります。
-典型的な Windows ユーザが Linux ユーザほど激しくマルチプロセスを
-利用しないことから、製造メーカは Windows ユーザがハードウェアの負荷が
+典型的な Windows ユーザは Linux ユーザほど激しくマルチプロセスを
+利用しないので、製造メーカは Windows ユーザがハードウェアの負荷が
 CPU に置き換わっていることに実際は気づかないだろうとたかをくくっています。
 しかしながら、周辺機器の製造メーカーがハードウェア内の処理能力を
 ケチったとき、マルチプロセス OS のパフォーマンスは、Windows 95 や NT
@@ -1300,15 +1309,18 @@
 コンピュータを取り扱っているお店でパリティ付き RAM を求めるとき、
 もしかしたら<em>本当のパリティ</em>付きのものではなく、
 <em>仮想パリティ</em>のものを手に入れることになるかもしれません。
-仮想パリティ SIMM は (常にそうであるとは限りませんが) しばしば、
-等価なパリティなしの SIMM よりもたった一つチップが多いことから区別できます。
-ただ、その余計なチップは他のチップよりも小さいのです。
-仮想パリティ SIMM はパリティなしのメモリと同様のものです。それらは、
+仮想パリティ SIMM を見分けるには、
+パリティなしの同等の SIMM よりもチップがひとつだけ多く、
+かつその余分のチップが他のチップよりも小さいことでわかります
+(常にこの識別が可能とは限りませんが)。
+仮想パリティ SIMM はパリティなしのメモリと同様のものです。それらは
 1 ビットの RAM エラーを、パリティをサポートしたマザーボード上の
-本当のパリティ付き SIMM のようには、知らせてくれません。
+本当のパリティ付き SIMM のようには知らせてくれません。
 もうこれ以上、仮想パリティ SIMM に パリティなしの SIMM より高いお金を
-払ってはいけません。ちゃんと 8 ビットを満たすよう 1 ビット多いメモリを
-買うために、もう少しお金を払って本当のパリティ付き SIMM を買ってください。
+払ってはいけません。
+もう少しお金を払って本当のパリティ付き SIMM を買いましょう。
+こっちでは、ちゃんと 8 ビットにつき
+1 ビットのメモリを買うことになりますから。
 <![ %alpha [ すべてではありませんが、ほとんどの Alpha システムでは、
 本当のパリティ付き RAM が必要です。]]>
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