Re: Debian-policy 3.7.2.0

[SUGIYAMA Tomoaki <tomos@xxxxxxxxxxxxxxxx>]

杉山です。

 Date: Sat, 10 Jun 2006 13:57:49 +0900
 In "debian-doc : 04778"

> かねこです。Debian-doc にまだ長いものが流せるかどうかの確認
> をかねて、久しぶりに流します (手元では一応更新続けてはいた
> のだが、だいたい此処に流すのは二年ぶりかなぁ)

5447 行から 11020 行目までを見て気づいた点です。

・5545 行目
「ですが、ここが <prgn>dpkg</prgn> は戻ることのできない作業を始める時です。」

"dpkg は戻ることの〜" は "dpkg が戻ることの〜" と「が」にした方が
良いような気がしました。ただそうすると「ですが、ここが dpkg が〜」
と「が」が連続してしまうので，あるいは語順を変えて
「ですが、ここが戻ることのできない作業を <prgn>dpkg</prgn> が始める時です。」
とか。

・5681〜5712 行目あたり
5699 行目までがコメント (原文) でしょうか。
それと 5695〜5699 行目までが未訳?

・5702 行目
「引数にとして何も渡しません。」→「引数として何も渡しません。」
(「に」の削除)

・5704 行目
「1997 以前の」→「1997 年以前の」

・5866 行目
「代替パッケージ名は、 垂直」→「代替パッケージ名は、垂直」
(空白の削除)

・5881 行目
「バージョン番号を、記述します。」→「バージョン番号を記述します。」
(読点の削除)

・6259 行目
「並べ挙げる」は，他の場所 (たとえば 6436 行など) で「列挙」と
なっていることが多いので「列挙」でも良いかもしれません。

・6645 行目
「If you make "build-arch" or "binary-arch", you need
  "build-arch" または "binary-arch" を作成する場合には、」
一部未訳のようです。

・6820 行目
「もし、パッケージがユーザの手によって起動する必要はないが、
  パッケージの動作に必要なランタイムサポートプログラムを収録している場合、
  そのプログラムはそれがバイナリ形式である場合、〜」

"〜場合、〜場合、" と「場合」が続いているので，たとえば後者を
「〜がバイナリ形式であるなら、〜」とするなどして「場合」が連続
するのを避けた方が良いのではと思います。

・7030 行目
「削除しようとしているパッケージの場合には、prerm が当該パッケージ
のファイルがそのままの状態で呼ばれますから、"ldconfig" を呼ぶこと
は無意味です。」
→「〜場合には、当該パッケージのファイルがそのままの状態で prerm が
呼ばれますから、"ldconfig" を呼ぶことは無意味です。」
(語順の変更 )

・7064 行目
「ファイル名衝突なしに」→「ファイル名の衝突なしに」
・7155 行目
「ファイル名衝突が」→「ファイル名の衝突が」
＃ "filename clashes" でひとつの言葉であって「ファイル名衝突」
＃ の方が良いのであればそちらで構いません。

・7380 行目
「コントロールファイル領域ににコピーされ」
→「コントロールファイル領域にコピーされ」
(「に」の削除)

・7461 行目
「これは <tt>dpkg</tt> のメンテナに管理されています。」
→「これは <tt>dpkg</tt> のメンテナによって管理されています。」

・7795 行目
「されしだい」→「され次第」

・7953 行目
おいては→置いては

・8002 行目
「マウントされていている場合に」→「マウントされている場合に」

・8344 行目
「簡単のため」→「簡単にするために」

・8753 行目
「各ランレベル (2,3,4,5)」
→「各ランレベル (2, 3, 4, 5)」あるいは「各ランレベル (2、3、4、5)」

・8937 行目
「このため、細部にわたって、注意深く読んでください。」
→「したがって、細部にわたって、注意深く読んでください。」

・9149 行目
「何故」→「なぜ」
＃ここ以外では「なぜ」のようなので合わせるなら「なぜ」に。

・9211 行目
「毎日(daily)、毎週(weekly)、毎月(monthly) 実行されます。」
→「毎日 (daily)、毎週 (weekly)、毎月 (monthly) 実行されます。」
(空白の追加)

・9245 行目
「ここにおく」→「ここに置く」

・9404〜9406 行目
	  console, an X terminal emulator, an rlogin/telnet session,
	  etc.-->
	  terminal emulator, an rlogin/telnet session, etc.-->

原文 (と閉じタグ) が重複しているようです。

・9567 行目
「ふるまい」→他の部分に合わせて「振舞い」あるいは「振る舞い」に。

・9619 行目
「プログラムが通常環境変数の設定に依存する場合、環境変数が設定されて
いなかった場合に妥当な標準設定値を使うように修正するようにすべきです。」

「〜場合、〜場合」と続いているので，たとえば「環境変数が設定されて
いなかったなら妥当な〜」などとして「場合」が連続するのを避けるとか。

・9663 行目
「おすすめのやりかた」→「お勧めのやり方」

・9702 行目
     事は許されていません。(二つのパッケージが同
	    じ機能を提供するが、その実装が異なっている場合には代替
	    (alternatives) 機能または競合 (Conflicts)
	    機能を使って処理してください)。

句点が重複しています。原文に合わせるなら「〜処理してください。)」
でしょうか。

・9875 行目
「位置非依存のコードには、性能上のペナルティのある場合があります。」
→「位置非依存のコードには、性能上のペナルティがある場合があります。」
("のある" を "がある" に)

・9906〜9926 行目あたり
未訳?

・9997〜9998 行目
	  (すなわち、一連のものとは独立の実行ファイル
	  (バイナリや他のパッケージからリンクされることを想定していない)

括弧の対応があってないようです。

・10109 行目
「ほかのユーザは」→「他のユーザは」

・10312 行目
「また、リンクを作成しようしているディレクトリに〜」
→「また、リンクを作成しようとしているディレクトリに〜」
"しようしている" を "しようとしている" に。

・10576 行目
「与えられたシステムでパッケージが動作するために必要な設定だけを行えば構いません。」
→「与えられたシステムでパッケージが動作するために必要な設定を行うだけで構いません。」

・10600 行目
「アーキテクチャへのの依存関係」→「アーキテクチャへの依存関係」
(「の」の削除)

・10663 行目
「ほかのその設定ファイルを使用するパッケージは」
→「その設定ファイルを使用する他のパッケージは」

・10771 行目
「おいてもかまいません。」→「置いても構いません。」

・10896 行目
「この節のここ以降で記載されているのは一般的なガイドラインですので、
  必要に応じて細部でここから離れてもかまいません。」
→「本節の以降で記載されているのは一般的なガイドラインですので、
    必要に応じて細部が離れていても構いません。

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杉山友章