[debian-users:07721] Is this man-db bug?

[Mitsuru Oka <95i44@xxxxxxxxxxxxxxxx>]

岡＠情報科学.高知大です。


# あまりよく分かっていないのでバグレポートにはしませんでした。

man-db_2.3.10-65.jp4.deb をインストール(正確には何も考えずにapt-get
upgrade)したところ以下のエラーメッセージを出して異常終了しました。


man-db 2.3.10-65.jp3をman-db_2.3.10-65.jp4.debを使って置換するための準備中です ...
  Removing whatis indexes as well as /var/catman hierarchy.
置換のためにman-dbを解凍中 ...
dpkg: error processing man-db_2.3.10-65.jp4.deb (--unpack):
 trying to overwrite `/usr/man/ja_JP.ujis', which is also in package canna
dpkg-deb: サブプロセスpasteがシグナル(Broken pipe)によって終了しました。
Update-menus: waiting for dpkg to finish(forking to background)
Update-menus: (checking /var/lib/dpkg/lock)
  Building manual page index in background.
Update-menus: waiting for dpkg to finish(forking to background)
Update-menus: (checking /var/lib/dpkg/lock)
処理中にエラーが発生しました:
 man-db_2.3.10-65.jp4.deb
E: Sub-process returned an error code


canna をインストールしており、 /usr/man/ja_JP.ujis 以下に幾つかのマニュ
アルが入っていることと関係があるようです。Debian ではこういった共通に
使われ得るディレクトリをどのパッケージが責任を持って管理するものなのか
よく分かっていませんが、上記の通りうまくいっていないようです。

# あるいは全然関係の無い所でエラーが出ているのかもしれませんが。


P.S.
ディレクトリ管理についてちょっと考えた所では、

  1.ディレクトリは dpkg 側が GC をかけることにして、その削除を一切パッ
    ケージ側に押し付けない。アンインストールに時間が掛かるかもしれない。

  2.ディレクトリ管理専用パッケージを用意し、新たにディレクトリを作成す
    る時はこのパッケージのツールに委譲し、リファレンスカウンティングな
    いしは GC (cronを使う??) で管理、回収。多くのパッケージはこのパッ
    ケージに依存する必要が出てくるので面倒。

といった感じです。今さら考えるまでもなくDebianでは何らかのシステムがあ
るのかもしれませんが...。


ちなみに GC を行うのをディレクトリ以外(普通のファイル等)にも適用できそ
うです。パッケージ側のバグでアンインストール時に削除し損なったファイル
がゴミとして蓄積されていくのを防げそうな気がします。

# /usr/man/ja_JP.EUC 以下が残っているのは僕の環境だけでしょうか??
# タイムスタンプから考えても bo 以降なんですが...。

--
岡 充 (Mitsuru Oka)
高知大学情報科学科4回生
E-Mail:95i44@xxxxxxxxxxxxxxxx