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[debian-users:08048] Re: x-tt (Re: "Debian JP Packages for Debian2.0" is released at 8/25)



むつみ%xfree86-freetype メンテナです。

 kawafuji@xxxxxxxxxxxxx (Mitsuhiro KAWAFUJI) さんは
   Subject: [debian-users:08047] x-tt (Re:  "Debian JP Packages for Debian2.0" is released at 8/25)
   Message-ID: <ruvJu.kawafuji@xxxxxxxxxxxxx>
 において言いました

>>  これは、Xサーバが専用のものになるのですか?だとすると、XFree86が
>> サポートしていないグラフィックチップ(XSuSEのお世話にならなければ
>> ならないようなチップ)では使えないということになりますよね?

>>  Webを渡り歩いていると、そういう風にも読めるし、Accelarated-Xで使
>> う方法とかが紹介されていたり、xfsだけ入れ換えればいいように読めた
>> り、キホンが分かっていないのでよく分かりません。

 Debian-JP で用意している xfree86-freetype の場合(というか X-TT では)

 1) X server
 2) xfs (X font server)

の両方において、TureType フォントを利用できるように拡張が施されています。

 つまり、xfree86-freetype に含まれる X サーバを利用できない場合は、
xfs 経由で、フォントを利用すれば問題ありません。

 0) TrueType フォントを使えるように、/usr/X11R6/lib/X11/fonts/FreeType
   とかにフォントを放り込み、fonts.dir などの設定をする。

 1) /etc/X11/xfs/config に FreeType のフォントのパスを加える。

 2) /etc/X11/config に

    start-xfs

   を加え、/etc/init.d/xfs start を実行し、xfs を起動する。
   (以降、起動時に勝手に立ち上がるようになるため、この操作は必要ありま
   せん)

 3) X サーバのフォントパスに xfs を利用するエントリを加える。
    XFree86 なら

   /etc/X11/XF86Config の Section "Files" の FontPath に

   FontPath "tcp/localhost:7100"

   を加える。

 4) X を起動。ただし、

   -deferglyphs all
   -deferglyphs 16

   のどちらかのオプションをつけて起動しないと、悲しい目にあいます。

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 From Nagoya
   ishikawa@xxxxxxxxxxx, ishikawa@debian.or.jp
     **  石川 睦%無意味な全文引用は嫌い@Japan Linux Users Group ** 
                                            (Nagoya Linux Users Group)
  私家版 f.o.l FAQ (Last Update : 1997/12/24)
       http://www.linux.or.jp/~ishikawa/linux/faq/faq-list.html