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[debian-users:08686] Re: fsck で毎回エラー
ldconfigが怪しいと聞いて、ふと思い付いたので/etc/ld.so.cache
をどのプロセスが使っているか見てみました。
% fuser /etc/ld.so.cache
/etc/ld.so.cache: 1m 10m 73m 220m 222m 229m 234m 237m 245m 246m 250m 252m 254m 258m 261m 267m 278m 293m 297m 299m 300m 304m 309m 312m 342m 352m 354m 376m 379m 382m 385m 389m 403m 405m 406m 407m 408m 409m 410m 411m 412m 428m 433m 454m 456m 457m 459m 460m 461m 462m 464m 466m 468m 469m 470m 471m 472m 619m 626m 4824m 4826m 4834m 4837m 4838m 4839m 4845m 4846m 4847m 4848m 4869m 9261m 19619m 19620m 19621m 20539m 20540m 20541m 20561m 20575m
ということで、initプロセスがmmapしたままになってます。
以下は推測ですが、何が起きているかというと、
(1) ldconfigが、/etc/ld.so.cacheを書き換える。このとき、古い
ld.so.cacheは削除されるが、mmapされたままになっているので、
inodeの消去は後回しになる。
(2) シャットダウンすると、umountされるが、initが生きているの
で、古いld.so.cacheのinodeは残ったまま。
(3) 次にfsckを実行すると、削除されたのに残っているinodeがあ
るので、エラー検出。
ということだと思います。
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ささやま <Kaz.Sasayama@xxxxxxxxxxxxxxx> / 有限会社ハイパーコア
「日本で最初のDebian GNU/Linuxコンサルタント」
* <URL:http://www.debian.org/consultants.html#Japan> を参照