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[debian-users:10226] freetype -> xtt
- From: KANEDA Hirokazu <kinta@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>
- Subject: [debian-users:10226] freetype -> xtt
- Date: Wed, 25 Nov 1998 00:02:58 +0900
- X-dispatcher: imput version 980905(IM100)
- X-face: #*%zEHXya`6,f-(@:4=J9~MH=XQ]'%FKw&~1<CLK%#jI>Sqfl0w{I'D>bR&I?qk4X{o:7g0 P$^U$Km]wDJJVcD{8QeLw5]Q8WDj?/u3_;2m*cn44oRBiA8+0~*?w7x,a2h+v&ou2{9UuZ^cqK)\>b Ob0mp'RAx/Uc$"WP*DPYJO%OLjp%{.@0MCIHAdtGY~eEwn'HB^}OuMHm6/;{3cp%:Z).'Fih6@Z5~} If@)O<=:<l}rLrO73$kwW,x(dN,;_'{xw?,~(i?WD0XN\NzylO!q0t1xl-T)oUqy<HJ77hk1gKoFg< iFK
- X-ml-info: If you have a question, send a mail with the body "# help" (without quotes) to the address debian-users-ctl@debian.or.jp; help=<mailto:debian-users-ctl@debian.or.jp?body=help>
- X-ml-name: debian-users
- X-mlserver: fml [fml 2.2]; post only (only members can post)
- Message-id: <19981125000152O.kinta@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>
- X-mail-count: 10226
- User-agent: T-gnus/6.10.029 (based on Pterodactyl Gnus 0.42) SEMI/1.10.1 (Morimoto) FLIM/1.11.3 (Saidaiji) Emacs/20.3 (i386-debian-linux-gnu) MULE/4.0 (HANANOEN)
金田ともうします。
そろそろ本格的に slink へ移行しようと思い、X を upgrade してみました。
しかし、まだ(初心者には)ちょっと時期尚早だったかな、というのが
全体的な印象でした。
主に本家のパッケージが原因だと思うのですが、数日間、X が
起動できませんでした。
他にもいくつか気付いた点、疑問などがありましたので、
報告と質問をさせて下さい。
馴れないコンソール環境での作業が続いたのと、初めの予定では
簡単に終わってしまうつもりでしたので、ろくにログを取っていません。
その点はご容赦下さい。
方法としては、
slink-jp/main/upgrade-i386/README-xfree86-freetype_upgrade
に従って
slink-jp/main/upgrade-i386/xf86-tt_update-0.1.1.sh
を使わせていただきました。
最初に用意したパッケージは、
xbase-clients_3.3.2.3a-4.deb
xbase_3.3.2.3a-6.deb
xext_3.3.2.3a-4.deb
xfonts-100dpi_3.3.2.3a-6.deb
xfonts-75dpi_3.3.2.3a-6.deb
xfonts-base_3.3.2.3a-6.deb
xfonts-cjk_3.3.2.3a-6.deb
xfonts-cyrillic_3.3.2.3a-6.deb
xfonts-scalable_3.3.2.3a-6.deb
xlib6_3.3.2.3a-4.deb
xlib6g-dev_3.3.2.3a-4.deb
xlib6g_3.3.2.3a-4.deb
xmanpages_3.3.2.3a-6.deb
xserver-common_3.3.2.3a-7.deb
xserver-xtt-mach64_3.3.2.3a-7.xtt.1.deb
xserver-xtt-svga_3.3.2.3a-7.xtt.1.deb
xserver-xtt-vga16_3.3.2.3a-7.xtt.1.deb
xtt-fonts_0.19981020-3.deb
といったところだったと思います。
README-xfree86-freetype_upgrade に従って、freetype2 は
あらかじめ入れておきました。
バージョンの違うものが混ざっているのは、途中で 別の ftp サイトから
ダウンロードしたせいです。特に深い意味はありません。
まず、xf86-tt_update-0.1.1.sh ですが、対象となるパッケージが
ホールドされているとアップグレードされないですね。
きっと理由があってこういう仕様になっていると思いますが、調べている間に
スクリプトの仕組みが少しわかってきたので、修正して実行しました。
64c64
< | grep install | awk '{print $1}'`
---
> | egrep "(install|hold)" | awk '{print $1}'`
108c108
< | grep "3.3.2.f" | egrep "^ii" | awk '{print $2}'`
---
> | grep "3.3.2.f" | egrep "(^ii|^hi)" | awk '{print $2}'`
考えてみると、X に関しては元のパッケージをホールドしておく理由も
なさそうに思えますが、
僕の場合、slink のパッケージを入れ始めた時に、
全てのパッケージを一旦ホールドしてありました。
こういうふうにしてある人、他にもいらっしゃるんじゃないでしょうか。
もし、支障がなければ、ホールドしたままでも更新できるように
なっていたほうがよさそうに思えます。
上記のパッケージの他に、xbase パッケージから分離されたために
新たにインストールする必要の出てくるパッケージがいくつかありますね。
/usr/doc/xbase/README.Debian には、
The new packages are:
rstart
rstartd
twm
xbase-clients
xdm
xfs
xproxy
xserver-common
xsm
xterm
とありますが、このうち、xdm, twm, xterm をひとつずつ入れました。
xbase を新しくしたら、このリストを確認して、必要なものを一度に
入れてしまった方が楽だったと思います。
あれ? xmodmap も入れたんですが、このリストにはないですね。
あ、xf86setup も。
解決までにいちばん時間がかかったのは、
Couldn't open RGB_DB '/usr/X11R6/lib/X11/rgb'
というエラーだったと思います。
これは(ほとんど全ての)バージョンを 3.3.2.3a-8 に上げるまで
残っていました。
ただ、途中で /etc/X11/XF86Config を間違って変更してしまっていたので、
却って解決が遅れたかもしれません。
本当にパッケージのバージョンだけが問題だったかどうか、
確認できていません。
これ以外にも、バージョンによって、いくつかの不具合がありました。
postinst でこけるとか、です。
本家の少し古いパッケージはボロボロという印象を受けたんですが、
どうなんでしょう?
ともかく、3.3.2.3a-8 のバージョンは、(TrueType Font も含めて)
ちゃんと動いています。
手を加えた設定は、2箇所です。
/etc/X11/xdm/Xservers で、
:0 local /usr/bin/X11/X :0 -bpp 16 としました。
xdm を使う人はここを確かめる必要があるかな?
後ろの :0 を書いておかないと、なぜかブート時に xdm が起動して
くれなかったような気がします。
もう一点は、ほとんどの人には関係ないかもしれませんが、
/etc/X11/XF86Config の
FontPath "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/VFlib/"
をコメントアウトしました。
これ、例の「使っているという話を聞いた事がない」と、むつみさんが
おっしゃっていた X-V の設定みたいです。
VFlib と TrueType の違いもわからないまま、ホームページを見て
設定してました。
X を新しくして、自分が時代遅れの設定をしていた事に
初めて気付きました ^^;
# 今度はちゃんと /usr/doc/ 以下を読んでフォントの設定をしよっと。
以上、たいへん大ざっぱですが、ただ骨を折っただけではくやしいので、
せめてこれから X を slink のものにされる方の参考にして
いただければと思い、報告させていただきました。
--
金田 浩一