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[debian-users:11887] Re: install LILO



佐野@浜松です。

kishiba <kishiba@xxxxxxxxxxxxxxxxx> writes:

> lilo.confの内容は
>             boot=/dev/fd0
>             root=/dev/sdb1

フロッピーから起動しようとしているのですよね ?

>             map=/boot/map

だとするとこの map で指定するファイルもフロッピー上の
ファイルのほうが良さそうな気がします。

>             image=/vmlinuz

それから、この image で指定するカーネルも。

chroot を使ってフロッピーのファイルシステムをルートに
見せかけてやるなら別ですが、そうしないのなら map と
image はフロッピー上のファイルを指定しないと
「フロッピーからカーネルを読み込んで起動」はできません。

あるいは、「フロッピーの MBR から LILO の 1st boot loader を
読み込んで、 2nd loader, マップファイル、カーネルは SCSI HDD
の Linux パーティションから読み込んで起動」ですか ?

それなら書かれている方法で大丈夫なのですが。

LILO による起動には、 a) 1st boot loader, b) 2nd boot loader,
c) map file, d) kernel (もし使っていれば e) keytable file も)
が必要です。

lilo.conf の指定では
a) 1st boot loader -> boot= で指定するデバイス (パーティション) のブートレコード
b) 2nd boot loader -> install= で指定するファイル
c) map file -> map= で指定するファイル
d) kernel -> image= で指定するカーネル

それに、もし使う場合には
e) keytable file -> keytable= で指定するファイル 
    (LILO 20 より。/usr/doc/lilo/Manual.txt.gz を参照。)

がそれぞれ対応します。

これらのそれぞれについて、「どこからロードするか」を考えないといけません。
カーネルが起動するまで (LILO がロードする間) はこれらのファイルを BIOS を
使ってロードしますから、 BIOS がアクセスできる場所に無ければ起動できません。

ところで

> Warning: BIOS drive 0x82 is not be accessible
> Warning: BIOS drive 0x82 is not be accessible
> Warning: BIOS drive 0x82 is not be accessible

この "Warning" は単なる警告ですから、実際には無視しても構わない
場合が (特に最近のシステムなら) ほとんどです。これが表示されて
いても、実際にちゃんと起動できるなら問題ありません

> Added Linux
> と表示されインストールできません。

本当に「インストールできない」場合には上記の「 Added Linux * 」が
表示されません。これが表示されているということは、「インストール」
はできているということを意味します。

ただし、

「 LILO (のブートローダとマップファイル) がインストールできた」

からといって、それがすぐに

「 LILO によって Linux を起動できる」

ことを意味するわけではありません。注意して下さい。

ところで、このフロッピーを使って実際に起動しようとした時には
どうなりますか ? LILO がエラーコードを表示しますか ?

現象を正確に書いてもらえれば、何かアドバイスができるかもしれません。
ひょっとしたら、そのフロッピーでそのまま起動できるかもしれません。

以上。

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     #わたしのおうちは浜松市、「夜のお菓子」で有名さ。
    <xlj06203@xxxxxxxxxxx> : Taketoshi Sano (佐野 武俊)