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[debian-users:11888] Re: [Q]segmentation fault



佐野@浜松です。

古田 拓 <furuta-taku@xxxxxxxxxxxxxxxxxx> writes:

> 以前、こちらに流した件ですが、Netscape Tgif xpbiff が
>  segmentation fault で動きません。

> こちらの状況ですが、
>  ・auto_up.sh を使ってbo -> hamm へ移行。
>  ・ただしlibc5は残したまま。
>  ・いつごろからか、冒頭のソフトが動かなくなる。メッセージはいづれも
> segmentation fault。
>   またこれらは全てlibc5依存です。

上記の 3 つは、いずれも libc6 (glibc2) 版があると思うのですが、
あえて libc5 にこだわるのは何故でしょう ?

私は、先日この ML に流れた情報を参考に、slink 版の Netscape パッケージを
入れました。何故かまだ skkinput による直接日本語入力には成功していませんが、
一応 bo で使っていた libc5 版なみには使えていると思います。

ii  netscape-base-4 5              Popular World-Wide-Web browser software (bas
ii  netscape-base-4 4.5-1          Popular World-Wide-Web browser software (bas
ii  navigator-base- 4.5-1          Popular World-Wide-Web browser software (bas
ii  navigator-nethe 4.5-1          Popular World-Wide-Web browser software (run
ii  navigator-smoti 4.5-1          Popular World-Wide-Web browser software (ful

netscape-base-4					install
netscape-base-45				install
navigator-base-45				install
navigator-nethelp-45				install
navigator-smotif-45				install

入手場所は ftp://ftp.debian.or.jp/pub/debian/dists/slink/non-free/binary-i386/web
だったかな ? 日本語リソースは以前のものを参考に適当に作りました。(これがうまく
言ってなくて直接日本語入力できないのかも。 Netscape*imputMethod: skkinput を
指定すると警告が一杯出まくって画面表示されないという、 bo の時と同じような症状)

それから tgif-ja は hamm-jp/non-free/graphics にある

ii  tgif-ja         3.0.p13.j1-5   drawing tool of X11

を入れてます。

あと、 xpbiff は、 slink-jp か potato-jp で復活しているみたいです。
(slink-jp かな ? main/binary-i386/x11/xpbiff_1.27-4 を探してみて下さい。)

私はとりあえず bo のソースアーカイブを使って、
そのまま ./debian/rules binary (だっけ ?) したらパッケージの作成には
失敗していたけど実行バイナリは一応できていたので、それをそのまま bo の
xpbiff の実行バイナリと入れ換えるという場当たり的な対処でごまかしました。
なので

ii  xpbiff          1.27-4         popup biff for X

なのに

% ldd /usr/X11R6/bin/xpbiff
	libwcsmbs.so.0 => /lib/libwcsmbs.so.0 (0x40011000)
	libXpm.so.4 => /usr/X11R6/lib/libXpm.so.4 (0x40016000)
	libXaw.so.6 => /usr/X11R6/lib/libXaw.so.6 (0x40025000)
	libXmu.so.6 => /usr/X11R6/lib/libXmu.so.6 (0x4005d000)
	libXt.so.6 => /usr/X11R6/lib/libXt.so.6 (0x4006f000)
	libSM.so.6 => /usr/X11R6/lib/libSM.so.6 (0x400b7000)
	libICE.so.6 => /usr/X11R6/lib/libICE.so.6 (0x400c0000)
	libXext.so.6 => /usr/X11R6/lib/libXext.so.6 (0x400d5000)
	libX11.so.6 => /usr/X11R6/lib/libX11.so.6 (0x400e1000)
	libm.so.6 => /lib/libm.so.6 (0x40184000)
	libc.so.6 => /lib/libc.so.6 (0x4019d000)
	/lib/ld-linux.so.2 => /lib/ld-linux.so.2 (0x40000000)

だったりします。最初どういうわけか xlib6g-dev だけが hamm-jp の
ものでなくって -DX_LOCALE になってしまったりしていましたが、
linux.cf を手で編集したあとで気がついて 3.3.2f-18.3 の xlib6g-dev を
入れ直したら、こちらはさすがにちゃんとなってました。 (早く気づけよ > 自分)

事情はわかりませんが、どうせ hamm に移行したのだから、 libc5 版に
こだわるより libc6(glibc2) 版を使ったほうがシアワセかなと思いまして
求められた答えとは違った角度から書いてみました。御参考まで。

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     #わたしのおうちは浜松市、「夜のお菓子」で有名さ。
    <xlj06203@xxxxxxxxxxx> : Taketoshi Sano (佐野 武俊)