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[debian-users:11943] Re: xf86-tt_updat e-0.1.3.sh について
むつみです。
SUGITA Toshinori <sugita@xxxxxxxxxxxx> さんは
Subject: [debian-users:11941] xf86-tt_updat e-0.1.3.sh について
Message-ID: <19990115221708T.sugi@xxxxxxxxxxx>
において言いました
>> 杉田@デジタルパッドです。
>> いまさっき、xf86-truetypeからxf86-xttへの移行作業をおこなったのですが
>> 問題点がありましたので、報告します。
>>
>> ・ 3.3.2.3a以降のバージョンのxmodmap, xterm がインストールされない。
>>
>> おそらくは、どこかのパッケージにいっしょくたになって入っていたのだと
>> 思いますが、移行の途中で抜け落ちてしまったようです。
>> ほかにも抜けているものがあるかもしれません。
もともとの xbase パッケージは分割整理されて、
xbase, xbase-clients, rstart, rstartd, xdm, xfs, xmh, xmodmap,
xproxy, xsm, xterm
の各パッケージになっています。以前の xbase パッケージが含んでいたもの
から、より細かく選択できるようになったということです。
逆に言うと、旧 xbase パッケージがこれらを含んでいるからといって、
この新しいパッケージ(rstart とか xmh とか)が(ユーザによって)必ずインス
トールされるかというと、そうではないということです。
旧 xbase が入っていたからと言って、必ず twm や xterm を入れなければな
らない理由はありません。
xf86-tt_update-0.1.3.sh スクリプトでは、インストールされている旧パッ
ケージを検出して、対応する新パッケージをインストールするようにしていま
す。旧 xbase パッケージに対応する新パッケージは(新)xbase と
xbase-clients であると見なしています。twm や xterm を入れていないのは、
意図的です。
理由
1) (既に述べたように)旧 xbase がインストールされているという事実から
だけではユーザが twm や xterm (など新規に分離されたパッケージ)を必
要とするという事実は導き出すことは不可能
2) dselect の枠組みの外部で動いているため、不要な操作は避けたい。
旧 xbase に対応して、分割された新規パッケージすべてを入れてしまう
ことも考えられなくはないが、できればそういう不要な操作(本来の目的
である xfree86-freetype -> xfree86-xtt への移行の補助から逸脱する
部分)には触れたくない。また、せっかく分割され、インストールするか
しないか選択できるものを全部強制的に入れてしまうのもどうかと思う。
3) 本来の(現状の)パッケージ操作の基本は dselect。このスクリプトは
その dselect で解決できない操作が必要になったために仕方なく用意し
たもの。dselect で解決できる部分(xterm 足りない、twm 足りない云々)
まで考慮するつもりはない。
以上です。
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From Nagoya
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