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[debian-users:15224] Delay of starting xclients



澁谷と申します。

最近、Slackware から Debian に移行しようと
している者ですが、奇妙な現象(?)に見舞われております。

心あたりのある方、アドバイス頂けたら幸いです。

<現象>

システム(OS)起動後、1回目の startx の時はすぐに各 X クライアント
(任意の Window Manager含む)が起動する。

しかし、一旦 X を終了させた後の、2回目以降の startx 時には
 X server 自体はすぐに起動するが、X クライアントが起動を「始める」まで
に、異様に時間がかかる。

  Mobile Pentium MMX 266MHz ですので、startx 1回目の時は、すぐに X ク
ライアントも起動します。
  しかし、startx 2回目以降は X 自体が起動した後、たとえば kterm や 
wmaker が起動を「始める」までに、20秒ほどの間が空く。

という、現象に悩まされております。

<疑ったこと>

 1. フォントのスケーリングをやっているのではないか?

 -> 否

 <理由>
   xdm を導入した際は、X クライアントもすぐに起動を始める。
   つまり、同一クライアント構成でも、xdm 時と startx 時で、
   時間が全く違う。
  (% chmod +x $HOME/.xinitrc ; ln -s $HOME/.xinitrc $HOME/.xsession
   してある。)

   % X
   と打ち、X server のみを起動し、X クライアントはリモートからロ
   グインし、 % kterm -display localhost:0.0
   などとした場合は、X クライアントはすぐに起動する。

   起動するクライアントを、フォントスケーリングとは、無関係の
   クライアントのみ(例 xeyes)にしても、結果は同じ。
   (2回目以降の startx 時は、開始までに時間がかかる)

 2. 何か、エラー or ワーニングは出ていないか?

 -> みあたらない。
    /var/log/ 以下にある各種ログファイルや、
    csh> startx >& x.log でとったログなどに、それらしきメッセージは
   ない。

 3. 上記現象は、root でやっても、一般ユーザーでやっても同じ。

 という、状況です。
 その後、xdm は purge してあります。

 一回目のみ正常なことや、xdm 使用時は常にすぐに起動することから、
 認証関係、xauth あたりが怪しいのかな、とは思っていますが、
 よくわかりません。

 もし、お心あたりのある方がいらっしゃいましたら、
 教えて下さい。

p.s.

 $HOME/.xinitrc および $HOME/.xsession は、

-----------------------------------
#!/bin/sh

exec 任意のXクライアント
-----------------------------------

 という、シンプルなもので試しました。
 任意の X クライアントは、xeyes,kterm,wmaker,fvwm,oclock,ico など
 色々変えてみたのですが、結果は一緒でした。

 Debian は、slink + slink-jp を入れ、
 その後、potato + potato-jp 相当にアップデートしたものです。

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    /\/\ (c)1996-1999 澁谷 英之 / Hideyuki Shibuya