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[debian-users:17383] Re: Wnn6 from TurboLinux 4 Package



|From: Yasuo Fukuda <yfukuda@xxxxxxxxxxxxxxxxxx>
|Subject: [debian-users:17347] Re: Wnn6 from TurboLinux 4 Package
|Date: Wed, 11 Aug 1999 14:11:15 +0900
|Message-ID: <v04010101b3d6b6704f3c@xxxxxxxxxxxxxxxxxx>

yfukuda> > ライセンス的に OK でかつニーズがあれば,方法は別途 up します.
yfukuda> 
yfukuda> Note用にTurboLinux買ったんですが、どうもしっくりこないのでDebianに
yfukuda> 入れ替えようと思っていますので是非お願いいたします。

オムロンソフトウェア(株)様よりご丁寧に回答を頂戴しました.

引用をさせていただきます.

>サポートにつきましては、対象外と明記している訳では無いのですが、
>基本的にバンドル版につきましてはそのOS上でご利用頂く事を前提と
>致しております。
>できればユーザ様の自己責任で行なって頂きたく存じます。


> 上記の理由から、弊社の立場では推奨は致しかねますが・・・。
> 川地様のご判断におまかせ致します。
> 
> なおOSの移行による新規ライセンスの購入は必要ございません。
> ご利用上、デフォルトの2ライセンスで不足が発生致しました場合、
> ご購入をご検討頂けましたら幸いです。

との事でしたので,ご参考までに私の行った install 方法を up します.
あくまで,オムロンソフトウェア(株)さんでは,TL4 付属のパッケージか
らの移行自体は推奨はしておられないことと,私の行った方法には問題があ
る可能性も多いことご了解ください.(間違いがあればご指摘いただければ
幸いです.)


[Debian 上で,TL4 付属の Wnn6 を使用する方法]

1. Debian 上に alien が install されていることを確認.

2. TL4 の CD から,dpkey-3.00-1.i386.rpm と wnn6-3.0-1.i386.rpm を
   適当な directory に copy .(wnn6init-1.0-2.noarch.rpm は不要)

3. su で root になって,
    #alien dpkey-3.00-1.i386.rpm
    #alien wnn6-3.0-1.i386.rpm

4. これで dpkey_3.00-2_i386.deb, wnn6_3.0-2_i386.deb ができるので,
   普通に dpkg -i します.

5. /etc/init.d/wnn6 をつくる.

      #!/bin/sh
      #
      #       @(#)wnn6 1.0 98/12/14
      #       (c) Copyright OMRON SOFTWARE Co., Ltd. 1998
      #

      DAEMON=/usr/local/bin/Wnn6/jserver
      if [ ! -x $DAEMON ]
      then
              exit 0
      fi

      case $1 in
      'start')
              start-stop-daemon --start --verbose --exec $DAEMON
              ;;
      'stop')
              start-stop-daemon --stop --verbose --exec $DAEMON
              ;;
      *)
              echo "usage: /etc/init.d/wnn6 {start|stop}"
              exit 1
              ;;
      esac

      exit 0

6. /etc/init.d/dpkey をつくる.

      #!/bin/sh
      #
      #       @(#)dpkey 1.0 98/12/14
      #       (c) Copyright OMRON SOFTWARE Co., Ltd. 1998
      #

      DAEMON=/usr/local/bin/Dp/dpkeyserv
      if [ ! -x $DAEMON ]
      then
              exit 0
      fi

      case $1 in
      'start')
              start-stop-daemon --start --verbose --exec $DAEMON
              ;;
      'stop')
              start-stop-daemon --stop --verbose --exec $DAEMON
              ;;
      *)
              echo "usage: /etc/init.d/dpkey {start|stop}"
              exit 1
              ;;
      esac

      exit 0

  ** この 5, 6 はオムロンソフトの Web Site に掲載されていたものです.
  (http://www.omronsoft.co.jp/SP/pcunix/wnn/faq/boot.html)

7. update-rc.d を実行
   # update-rc.d wnn6 defaults 50
   # update-rc.d dpkey defaults 50

8. 以下のシンボリックリンクを作成

   /usr/local/bin/Wnn6 -> /usr/local/OMRONWnn6/Wnn6linux
   /usr/local/lib/wnn6 -> /usr/local/OMRONWnn6/wnn6linux
   /usr/local/lib/wnn6/ja_JP/dic -> /usr/local/OMRONWnn6/wnn6dic
   /usr/local/lib/dp -> /usr/local/OMRONDp/dp
   /usr/local/lib/wnn6/ja_JP/rk/mode -> /usr/local/lib/wnn6/ja_JP/rk/mode.egg
   /usr/local/lib/wnn6/ja_JP/uumkey -> /usr/local/lib/wnn6/ja_JP/uumkey.wnn6

  *最後の 2行(mode.egg, uumkey.wnn6) へのリンクは正しいやり方かど
    うか,まだわかってません.
  *最初の 2行については,リンク先の Directory 名の大文字,小文字に
    ご留意ください.

9. 以上を設定した上で,
    
    #/etc/init.d/wnn6 start
    #/etc/init.d/dpkey start

これで,一応使えるようになると思います.もしこれまで Wnn4 など使用し
ておられたら,それ用の ~/.eggrc などは Backup File に rename してお
いてください.

あとは,/usr/local/OMRONWnn6/doc/以下のマニュアルなどを参考に,xim 
などの設定をされれば,kterm 上での入力ができますし,Wnn6 対応の 
XEmacs (xemacs-mule-cannna-wnn) からは Egg を通して Wnn6 での入力が
できると思います.

私のところでの不具合ですが,/usr/local/OMRONWnn6/Wnn6linux/xwnmo を
立ち上げたとき,Wnn6 アイコンが表示される代りに,"utilButton" という
テキストが表示されてしまう,という問題が残っています.

Hiromichi Kawachi  <hirom@xxxxxxxxxxxxx>
## Torrance, California, USA ##