[debian-users:17463] Re: Bug#JP/991: linuxdoc-sgml-ja: using kcc

[Taketoshi Sano <xlj06203@xxxxxxxxxxx>]

佐野＠浜松です。

In article <19990817211629C.hattas@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>
 Hatta Shuzo <hattas@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx> さん writes:

> > ところで、このパッケージはDebianに持っていってもよろしいでしょ
> > うか？それとも、debian-sgmlがあるので、linuxdoc-sgml-ja は
> > obsoleteなんでしょうか？
> 
> 持っていくのは構いませんが、わざわざ持っていってくださるなら、
> experimental にある sgml-tools-ja の方がいいかと思います。

これは単に JF のパッチを当てて make しただけのものなんで、
やるならおそらく -l ja -c nippon を有効にする「だけ」のパッチに
絞って Debian の BTS に投げて merge してもらうのがいいと思うのですが、
現状 sgml 関係は sgml-tools と sgmltools-2 に fork しているとか、
なんか Jade/sp の James Clark が SGML や DSSSL は Dead End だとか
言って開発を続ける意志が無いとか (from debian-sgml@lists.debian.org) 
どういう風に持っていくべきなのかよくわからないのですよね。

# nsgml-tools というのがあるとかいう話を見かけたような気もするが、、、

 sgmltools-2 は Text への変換を Lynx 経由でするとかいうあたりは
ちょっと sgml-tools とは違うなという気がするので、とりあえず
Debian の sgml-tools (1.09) へ JF patch あるいはその限定版を
当ててもらうように Bug Report するというのがいいかな、と。

# patch 作者の岡本さんからは Merge に関して JF ML で了解をもらってます。
# というか岡本さん自身も sgml-tools のオリジナルコードに merge するべく
# 努力していたのだけれど、うまくいってない、とか。

なお最新の sgmltools-2 にしてもオリジナルの作者がしばらく前に
 comp.os.linux.announce (だったかな ?) に「多忙につき開発継続が困難。
やる気と実力のある後継者求む」という記事を出してました。
どうも最近は XML (だっけ ?) が流行りで SGML 関連ツールとかは開発が
止まっているようです。ただ LDP では sgmltools が推奨されているので、
 sgmltools 1.09 の JP パッチが merge されれば、JF 方面などで歓迎は
されるでしょう。そういえば昨日あたり linux-users での今井さんと
中野さんのやり取りが JF ml にも CC: されていて、それによると
 sgml-tools-ja を使って SGML -> TeX -> DVI の変換もなんとかできた
らしいです。このへんをうまくまとめれば、役には立ちそうなんですが、
いろいろ時間が無くて手が回らないです、、、、

個人的には、linuxdoc-sgml-ja が有効な文書 (古いもの) も変換できるよう
 sgml-tools-ja (あるいは JP merge した sgml-tools) と linuxdoc-sgml-ja 
が共存できる仕組を考えたいところです。既に Debian の linuxdoc-sgml は
存在しない (hamm の頃から無い。linuxdoc-sgml は仮想パッケージ名) ようなので、
「fork」とか言われる心配をしなくてもいいし。

 bg5sgmltools は sgml-tools の wrapper なんですね。この路線なら「Fork」とは
言われないのかな。でもせっかく JP Patch があるのだから、JP 対応については
 wrapper にする方向より -l ja -c nippon を merge してもらう方向のほうが
いいと思います。

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     ＃わたしのおうちは浜松市、「夜のお菓子」で有名さ。
    <xlj06203@xxxxxxxxxxx> : Taketoshi Sano (佐野　武俊)