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[debian-users:22192] Re: XF86Setup
久保田です。
From: "M.Kondoh" <kondoh@xxxxxxxxxxxxxxxxxx>
Subject: [debian-users:22187] Re: XF86Setup
Date: Mon, 1 May 2000 17:53:40 +0900
> すみません lang-env とはどんなパッケージでしょうか。
> apt-cache search では出てきませんでした。
language-env のことでしょう。woody-jp にあります。
# 作者です。 :-)
woody 以降では、user-ja は国際化され、language-env に発展的解消します。
> > > 前から思っていたのですが、英語モード(kon off)でコマンドを打つと
> > > 化けた日本語が出てきたりしますが、環境変数 LANG や TERM を参照して
> > > 切り分けるのは難しいのでしょうか。普段は英語モードで使っているので
> > > けっこうわずらわしいです。
> >
> > user-ja または lang-env パッケージを入れてみましょう。
> > TERM によって LANG などの設定をしている箇所が見つかると思います。
TERM によって言語を切り替えるのは、本来あるべき姿ではないと思います。
しかし、TERM=kterm だったら日本語が表示可能だと判断する、というような
実装をしているソフトウェアもあります。(まさしく user-ja や language-env
がその例です)。
user-ja や language-env が作成する .bashrc は、$TERM が linux や
xterm-* なら LANG を C に、そうでないなら ja_JP.ujis に設定します。
この判別方法は完全ではありませんが、だいたいうまくいきます。
もちろん、この設定によって、LANG 環境変数を無視するようなソフトウェアが
正しく動作するようになる、なんてことはありません。
日本語メッセージを表示するたいがいのソフトウェアは、日本語でメッセージを
表示するのは LANG が日本語に設定されているときだけだと思うのですが、
もし、そうでなければ、それはバグだとみなすべきだと思います。
# LANG=C のときに ISO-8859-1 文字を使うソフトウェアをバグだとみなす
# べきであるのと同様ですね。たとえ UTF-8 が普及しても、C locale で
# 使っていい文字は ASCII だけですよね?
日本語が表示できない環境にいるとき、LANG に日本語を設定していたために
文字化けしたとしても、それは本来ユーザーの責任です。(user-ja や
language-env は、そのへんの面倒を見ようとしているわけです)
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Tomohiro KUBOTA <kubota@debian.or.jp>
http://surfchem0.riken.go.jp/~kubota/