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[debian-users:24949] Re: ipchains のログ機能
碇です。
> これは、 foo は
> /sbin/ipchains -N foo
> /sbin/ipchains -A input -i eth0 -j foo
> という定義が直前にある、と見て良いのですよね?
inputでログを取る場合には、Localからのアクセス制限をして、
それのコールバック以外をログに取るしか方法はないと思います。
それは、Linuxのパケットフィルタがレイヤ3〜5だからだと認識しています。
その為に、私はiploggerをいれています。
iploggerは純粋にlinuxBoxへの接続だけを見張っているので、kernelでIPマスカレード
をしてようが、LinuxBoxへのアクセスを区別できるのだと思っています。
私の予想では(あくまで予想であり、調べた訳ではありません)
iploggerにパケットが渡る前に、kernelの方でLocalへのコールバックの場合
アドレス変換をしてしまっているのではないかと予測しています。
その為、iploggerには純粋にLinuxBoxへのアクセスだけが記録されているのだと思いま
す。
> > > smtp に限らず、全ての通信は双方向である訳ですから、
> > >
> > > /sbin/ipchains -A hoge -p tcp -s 0/0 -d 外向けのIPアドレス smtp -j DENY
> > >
> > > とすることで、どうして外部からの接続要求と内部からの接続に対する
> > > 応答を区別できるのかが判らないのです。
> >
> > これは hoge が input である前提だからですよね。
> >
> > 組み込みチェーンでは input、output、forward があります。
> >
> > -----+
> > |----+--- input ---- <--- 入ってくるパケット
> > | |
> > | |
> > Linux Box | forward 中継するパケット
> > | |
> > | |
> > |----+--- output --- ----> 出て行くパケット
> > -----+
> >
> > という 3 種類の方向について ipchains コマンドで指定できます。
> > だから、-A オプション(または -I オプション)で input か output かを適
> > 切に指定してやれば、出て行くパケットを相手にするのか、入ってくるパケット
> > を相手にするのか指定できるわけです。
>
> 判り難い書き方だったでしょうか…
>
> 上記の図ですと、 input で入って来るパケットには、
>
> ・よそ者が Linux Box に対して何らかの接続要求をするパケット
> →外部からの接続要求
>
> だけでなく、
>
> ・Linux Box から特定のサイトへ何らかの通信を行った際に、特定のサイト
> から帰って来る返答のパケット
> →内部からの接続に対する応答
>
> も含まれている、と思いませんか?
今私の所では、IPマスカレードをかけていない所でLinuxBoxを使おうとしてますが、
この場合ですと、Localからのコールバックとそうでないものの区別がついたりします。
kernel2.4が早く普及する事を祈りましょう。
2.4系ですと、松田さんの意図すろ事が可能になると思います。
パケットフィルタリングでありながらレイヤ7まで管理する事を目指しているのだと
思います。もしかしたら、ActiveXのカットとかできたりするかもしれないです。
firewall-1のステートフルインスペクションを模倣しようとしているのかな?
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碇 永志 PCA(株) ikari@xxxxxxxxx
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