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[debian-users:25406] Re: wvlan_cs Initialization failed (Re: wvlan_cs bind failed)



樋口です。わかったところから、もう一度問題点を整理してみます。

デスクトップでmelcoの
PCMCIAアダプター(コントローラー)、WLI-PCI-OP(Richo製i82365互換)と
PCMCIAカード、WLI-PCM-L11(LucentTechnology製)
を使いたい、というところからはじまりました。

potatoデフォルトのpcmcia-csでは、無線LANドライバwvlan_csが
対応していないので、pcmcia-csを3.1.16にバージョンアップしました。
(同時にkernelとmoduleもです、またmodprobeで忘れずにmoduleも組み込んでます)

この状況でpcmciaをreloadすると、wvlan_cs Initialization failed!
というエラーがでます。

考えられる原因として、WLI-PCI-OPが(自動では)うまく初期化されていない
ということが挙げられています。

PCMCIAコントローラーの初期化は、最初に/etc/pcmcia.confで行われます。

まずCORE_OPTS(pcmcia_coreモジュールドライバ)で
pcmciaコントローラの最もコアな部分が初期化され、
次に、PCIC_OPTS(i82365モジュールドライバ)以下で
i82365コントローラが初期化されます。
#さらにこのあと/etc/pcmcia/config.optsの設定が読みこまれるが
#/etc/pcmcia/config.optsの変更では解決しませんでした

だから、問題の解決手段としては、
/etc/pcmcia.confに、自分でi82365コントローラとpcmcia_coreの
ハード固有の環境変数を書きこめば、動く可能性があるかもしれないということです。


Linux PCMCIA HOWTO、man i82365、man pcmcia_coreに簡単に
pcmcia.confの編集方法などが書かれています。
WLI-PCI-OP(ハード)の情報はpcutilsパッケージで確認できます。

さーて、あとトライするだけ!
なんですが(^^; どうもハードの情報に疎く、lspciで見られる
ハードの情報の意味があんまり理解できません。
man i82365、man pcmcia_coreで見られる各種オプションの説明も
よくわかりません。

ここら辺の設定に詳しい方、いらっしゃいませんか〜?


以下に、lspci -v の結果を書いておきます。

00:0c.0 CardBus bridge: Ricoh Co Ltd RL5c475 (rev 80)
	Subsystem: Ricoh Co Ltd: Unknown device 0475
	Control: I/O+ Mem+ BusMaster+ SpecCycle- MemWINV- VGASnoop- ParErr- Stepping- SERR- FastB2B-
	Status: Cap+ 66Mhz- UDF- FastB2B- ParErr- DEVSEL=medium >TAbort- <TAbort- <MAbort- >SERR- <PERR-
	Latency: 64 set
	Interrupt: pin A routed to IRQ 5
	Region 0: Memory at e8035000 (32-bit, non-prefetchable)
	Bus: primary=00, secondary=20, subordinate=22, sec-latency=176
Memory window 0: e8030000-e8031000 (prefetchable)
	I/O window 0: 00000000-00000003
	I/O window 1: 00000000-00000003
	BridgeCtl: Parity- SERR- ISA- VGA- MAbort- >Reset- 16bInt- PostWrite+
	16-bit legacy interface ports at 0007


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Name:Kensuke Higuchi
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