[debian-users:25391] Re: wvlan_cs Initialization failed (Re: wvlan_cs bind failed)

[higuchi kensuke <shiena@xxxxxxxxxxxxx>]

樋口です。長期戦モード突入かも、です。

加澤さん> １．まず普通に佐藤さんや石川さんが書かれていた通りに設定する。
加澤さん> ２．TX Timed out が出てしまったら、次の設定を試してみる。
加澤さん> /etc/pcmcia.conf (redhat では /etc/sysconfig/pcmcia?) の下記の２
加澤さん> 行を変更。
加澤さん> PCIC_OPTS="irq_mode=0"
加澤さん> CORE_OPTS="cb_pci_irq=5"(空いている irq を指定)

やってみましたが、とりあえずこれでは同じエラーになりました。
しかし、この意見のおかげで少しだけ道が開けたような気がします。

じつはpcmcia.confについては、redhatの動作成功事例で変更箇所として
挙げられているので、最初からチョロチョロいじってみたりしてました。

ただし、pcmcia.conf内の表記マニュアルがいまだに見つかってません。
下のほうの考察を見ると、pcmcia.confが解決のキーになっていると思われる
ため、このマニュアルは必須です。誰かある場所を教えてください。

さて、以下は、/etc/pcmcia/config.optsで
　　modules "wvlan_cs" opts "irq_list=9"
と/etc/pcmcia.confで
　　PCIC_OPTS="irq_mode=0"
　　CORE_OPTS="cb_pci_irq=7"
を指定した場合の/var/log/syslogです。

1　 Nov 24 22:59:16 shiena kernel: Linux PCMCIA Card Services 3.1.16
2　 Nov 24 22:59:16 shiena kernel:   kernel build: 2.2.17 unknown
3　 Nov 24 22:59:16 shiena kernel:   options:  [pci] [cardbus] [apm]
4　 Nov 24 22:59:16 shiena kernel: PCI routing table version 1.0 at 0xfdd90
5 　Nov 24 22:59:16 shiena kernel: Intel PCIC probe: 
6　 Nov 24 22:59:16 shiena kernel:   Ricoh RL5C475 rev 80 PCI-to-CardBus at slot 00:0c, mem 0xe8035000
7 　Nov 24 22:59:16 shiena kernel:     host opts [0]: [pci only] [io 3/6/1] [mem 3/6/1] [pci irq 5] [lat 64/176] [bus 32/34]
8　 Nov 24 22:59:16 shiena kernel:     PCI card interrupts, PCI status changes
9　 Nov 24 22:59:16 shiena kernel: cs: IO port probe 0x0c00-0x0cff: excluding 0xcf8-0xcff
10　Nov 24 22:59:16 shiena kernel: cs: IO port probe 0x0800-0x08ff: clean.
11　Nov 24 22:59:16 shiena kernel: cs: IO port probe 0x0100-0x04ff: excluding 0x290-0x297 0x310-0x317 0x4d0-0x4d7
12　Nov 24 22:59:16 shiena cardmgr[289]: starting, version is 3.1.16
13　Nov 24 22:59:16 shiena cardmgr[289]: watching 1 sockets
14　Nov 24 22:59:17 shiena kernel: cs: memory probe 0xa0000000-0xa0ffffff: clean.
15　Nov 24 22:59:17 shiena cardmgr[289]: initializing socket 0
16　Nov 24 22:59:17 shiena cardmgr[289]: socket 0: MELCO WLI-PCM-L11
17　Nov 24 22:59:17 shiena cardmgr[289]: executing: 'modprobe wvlan_cs irq_list=9'
18　Nov 24 22:59:17 shiena kernel: wvlan_cs: WaveLAN/IEEE PCMCIA driver v1.0.4
19　Nov 24 22:59:17 shiena kernel: wvlan_cs: (c) Andreas Neuhaus <andy@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>
20　Nov 24 22:59:17 shiena cardmgr[289]: executing: './network start wvlan0'
21　Nov 24 22:59:17 shiena kernel: wvlan_cs: index 0x01: Vcc 5.0, irq 5, io 0x0100-0x013f
22　Nov 24 22:59:17 shiena kernel: wvlan_cs: Registered netdevice wvlan0
23　Nov 24 22:59:17 shiena kernel: wvlan_cs: Initialization failed!

前回までと変化したのは、8行目です。
調査の結果、これはpcmcia.confから設定を読んでいる行だとわかりました。
前回は
Nov 24 00:47:31 shiena kernel:     ISA irqs (default) = 3,4,7,9,12 PCI status changes
で、defaultでPCMCIAアダプターに現在空いているIRQを割り当ててます。
（表示は/proc/interruptsの空きIRQと合っています）

17行目では、pcmcia/config.optsでirqをしていますが、
21行目ではPCMCIAアダプターに（？）、なぜかirq5が割り当てられています。

何度か設定を変えたところ、
pcmcia.confとconfig.optsのどちらにもに何も書かない場合は、21行目がirq9に
pcmcia.confにcb_pci_irqを指定した場合は、config.optsに関わらず、21行目はirq5に
config.optsだけirq_listを指定したら、21行目はconfig.optsの値になります。

なんか変ですが、ここからわかるのは、
config.optsよりもpcmcia.confの設定のほうが優先されるということです？？

ちなみに、/proc/interruptsでは、PCMCIAアダプターi82365は
IRQ5に割り当てられ、同時にwvlan_csもIRQ5に割り当てられています。

Windowsと比べて気になったのは、PCMCIAアダプターにはIRQが割り当てられている
のに、PCMCIAカードにはIRQが割り当てられていない（ように見える）ことです。
/proc/interruptsに無いのはまだ組み込み前だからわかるとして、
syslogでカードのほうに割り当てようとしていない（気がする）のが変です。
Linuxだってカードの方にも割り込み要求は必要だと思うんですけど。
WindowsではアダプターがIRQ5、カードがIRQ7になってます。


で、PCMCIAアダプターのi82365（モジュールドライバ？）をmanしてみると、
insmodに問題解決に役立ちそうなオプションが付けられることがわかりました。
ただ、これで変なことやって元に戻せなくなると困るので、まだ実行してません。
この辺も教えていただければ、と思います。
＃もしかして、config.optsの設定はinsmod i82365 [オプション]で書きこめるのか？

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