[debian-users:26965] Use complex of RAID0 and RAID1

[TSUCHIYA Masatoshi <tsuchiya@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>]

相変わらず研究室にやってきた Alpha に振り回されています…。

この Alpha には9台の SCSI HDD が接続されていて、そのうち8台を RAID に
組む予定にしています。その際、まず4台ずつを組として 200GB の容量の 
RAID0 を構成し、この RAID0 のディスク2つを使って RAID1 を構成すること
を考えています。

# というか、納入当時 SuSE Linux がインストールされていて、その構成を継
# 承しました。それで、最初は SuSE で設定しかけたのですが、どうにも apt 
# と dpkg がないことに耐えられなくなって、入れ替えを決行したのです。


しかし、/etc/fstab に次のように書くと、

    /dev/md2    /mnt    ext2    rw    0   2

起動途中で次のようなメッセージが出て、停止します。

  Checking all file systems...
  Paraleizing fsck version 1.18 (11-Nov-1000)
  fsck.ext2: Attempt to read block filesystem resulted in short read while trying to open /dev/md2
  Could this be a zero-length partition?
  CONTROL-D will exit from this shell and continue system startup.

ここで Ctrl-D を押すと、そのまま起動が行われて、RAID ディスク(=/dev/md2)
も mount されます。

また、/etc/fstab の指定を

    /dev/md2    /mnt    ext2    rw    0   0

というようにすると、上記エラーメッセージもなく起動し、やはり正常に 
mount されます。


しかし、常に正常な手順で power down できるとは限りませんから、やはり 
boot 時に fsck がかからないのでは不安です。とすると、/etc/rcS.d/S30checkfs.sh
が呼び出されるよりも早い段階で raidstart によって /dev/md2 を有効にす
る必要がありそうですが、そんな適当なスクリプトは存在しないようです。

このような場合、Debian 的にはどうするのが正しい解なのでしょうか。

なお、実際の /etc/raidtab は次の通りで、自動的に検出されるように設定さ
れています。(kernel build option もそのように調節しています)

raiddev /dev/md0
	raid-level		0
	nr-raid-disks		4
	persistent-superblock	1
	chunk-size		16
	device			/dev/sdb1
	raid-disk		0
	device			/dev/sdc1
	raid-disk		1
	device			/dev/sdd1
	raid-disk		2
	device			/dev/sde1
	raid-disk		3

raiddev /dev/md1
	raid-level		0
	nr-raid-disks		4
	persistent-superblock	1
	chunk-size		16
	device			/dev/sdf1
	raid-disk		0
	device			/dev/sdg1
	raid-disk		1
	device			/dev/sdh1
	raid-disk		2
	device			/dev/sdi1
	raid-disk		3

raiddev /dev/md2
	raid-level		1
	nr-raid-disks		2
	persistent-superblock	1
	chunk-size		16
	device			/dev/md0
	raid-disk		0
	device			/dev/md1
	raid-disk		1

-- 
土屋 雅稔  ( TSUCHIYA Masatoshi )
    http://www-nagao.kuee.kyoto-u.ac.jp/member/tsuchiya/