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[debian-users:27215] Re: EPSON PM-900C



On Sun, 04 Mar 2001 23:28:09 +0900
Shuji Tanimura <tanimura@xxxxxxxxxxxxxxxx> wrote:
> どなたかエプソンコーワから提供されているフィルタで印刷ができている方はいら
> っしゃいませんでしょうか。
> 
> できれば設定方法をお教え頂ければ幸いなのですが。

ということで、武藤さん以外に返信がないようなので参考までに
私が行った方法を書いておきます。
ただし、当研究室が所持するプリンターはPM-800Cのため、
適宜PM-900Cに置き換えてください。

1.準備
 lprngを使用するならば、magicfilter等のパッケージを併用して、
 確実にgsを通して出力できるか確認する。

2.インストール
 この辺はWebの説明の通りでいいでしょう。

3.printcapを編集する
 参考までに私の設定を下に書いておきます。
ここから
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
sub-pm|EPSON PM-800C
:sd=/var/spool/lpd/sub-pm
(:rm=xxx.xxx.xxx.xxx)
(:rp=sub)
:lpr_bounce
:sh
:pw#80
:pl#72
:px#1440
:mx#0
:if=/usr/lib/pips/filter800
:af=/var/log/lp-acct.log
:lf=/var/log/lp-errs.log
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ここまで。

この設定はリモートプリンター用なので、
ローカルプリンターの場合は()内を削除して
”:lp=/dev/lp0”等に置き換える必要があるでしょう。
if=以下はフィルターの置き場所なので、
適切なディレクトリーを指定してください。

4.pipsの設定ファイルを作成する
 pips800 -la JP
 とすると設定画面が現れるので、適切に設定したのち保存する。

5.lpdを再起動する。
 lpdを再起動するとスプールディレクトリー等を自動的に作ってくれるので楽です。
 手っ取り早いのはリブートをかけることですが、めんどくさいのなら、
 lprngの場合、
 lpc stop all
 lpc start all
 でよかったのではないでしょうか。

6.スプールディレクトリーができているか確認する。
 アクセス権は700
 所有者はdaemon
 グループはlp
 です。

とこんなところではなかったでしょうか。
ただし、エプソンコーワで配布しているPM-800C用のフィルターには、
gsのオプションに -DKANJI が無かったため日本語が打ち出せませんでした。
そのため、日本語を打ち出すためにはソースを少しいじってコンパイルする必要がありました。

今ではPM-800C用のフィルターはdebパッケージになっているため、
そんな必要はなくなりましたが、パッケージ化されていない物はソースを修正しなければ
ならないかもしれません。

パッケージ化してくれた人ありがとうございます。

ということで、以上参考になれば。