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[debian-users:29441] A & summary : AA on KDE



大塚です。
検索サイトをぐるぐるしていたらヒントを見つけまして、現在、アンチエイリ
アスが表示されるようになりました。

Debian (sid , XFree86 Version 4.1.0) 上にてアンチエイリアス
(AA : Antialias or Anti-Alias) 表示にて、日本語の表示をする為に行なっ
た設定や変更です。

anti-aliasing-howto に書かれている通りに、X server の extension の確認
を行ない、XftConfig に TrueType フォントを置いてあるディレクトリを指定
し、XF86Config-4 には xtt module の組込みを行なうように指定します。

anti-aliasing-howto には書いておりませんが、"xftcache"コマンドを
TrueType フォントを置いたディレクトリに対して行ないます。コマンドライ
ンの引数は man コマンドにて確認して下さい。

以上の事に加え、Debian 上の libfreetype6 は日本語の一般的なフォントを
使う上で必要と言われている TT_CONFIG_OPTION_EMBEDDED_BITMAPS と
TT_CONFIG_OPTION_BYTECODE_INTERPRETER の設定が異なっております。その為
に上手く使えないので、ソースを取り寄せて変更しパッケージを新しく作り直
す必要があります。パッケージの作り直しは他の文書を参照して下さい。

ftoption.h に
TT_CONFIG_OPTION_EMBEDDED_BITMAPS を #undef し、
TT_CONFIG_OPTION_BYTECODE_INTERPRETER を #define します。

この変更を加えたパッケージをインストールすることで、日本語のフォントが
問題無く使える様になりました。

-- 
Toshikazu Ohtsuka
E-add: ohtsukat@xxxxxxxxxxxxxxxxxx