[debian-users:29986] Re: tkdesk-ja のテキストエディターに日本語入力できない ?

[Taketoshi Sano <kgh12351@xxxxxxxxxxx>]

佐野＠浜松です。

ひさしぶりに sid を使ってみたついでに実際に tkdesk-ja を
動かして調べてみましたが、"ヘルプ" -> "入門ガイド" に

  かな漢字変換について
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   この日本語デスクトップは、kinput2のフロントエンドプロセッサに対応しています。
   かな漢字変換は、テキストエディタや各種ダイアログボックスの入力で使用できます。
   かな漢字変換の変換キーは、<シフト + スペース> で切替えができます。

と書いてあるようです。

ここでは XIM にまったく触れていないのですが、どうも動作を
見るとこれは kinput2 のみに対応している、ということを表現
しているような気がします。

普段 skkinput を使っているのですが、こいつは xim も
 kinput2 も真似してるので、普通に skkinput を起動した
場合は tkdesk を XMODIFIERS="" で起動すると tkdesk-ja の
エディターは kinput2 プロトコル経由で skkinput を使って
まともに動きます。

しかしここで tkdesk-ja を XMODIFIERS="@im=skkinput" で
実行すると、まともに入力できません。「一行なら入力できる」
なんてものじゃなく、変換途中の文字さえ表示できていません。

一応、XIM 経由で skkinput を呼ぶ、ということは認識している
ようで、Skkinput*xim.conversionStartKey である
   Shift<Key>space,Cntrl<Key>Kanji などで skkinput の
変換用の表示が現れますが、l で ascii 入力モードにした
場合のみ編集対象のファイルにタイプした文字が入力される
ものの、それ以外のひらがな、カタカナ、2バイトアルファベット
などは画面への表示さえできていません。

まだちゃんと tkdesk-ja のコードを追いかけていないので
証拠は見つけていませんが、同様に tcltk-ja を利用している
tkmemo ではきちんと XIM 経由で日本語文の入力ができている
ことから、tkdesk-ja が XIM 経由の入力に対応できていない
という問題である、と思います。

これ以上は tkdesk-ja のコードを見ないとわからないですね。

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   ＃ わたしのおうちは浜松市、アカウミガメもやってくる
    <kgh12351@xxxxxxxxxxx> : Taketoshi Sano (佐野　武俊)