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[debian-users:30482] Re: プリントアウトの考え方



武藤@Debianぷろじぇくとです。

At Tue, 6 Nov 2001 12:04:34 +0900,
T.yasuda <georgia@xxxxxxxxxxxxx> wrote:
> LINUX上でのプリントアウトの考え方についてですが、
> LINUXでプリントアウトするには
> ①postscript対応プリンタを利用する。lprコマンドが利用する。
> ②postscript対応プリンタが用意できないためGhostscriptを利用する。gsコマンド
> を利用する
> ③postscript対応プリンタではないが、lprコマンドを利用したいのでフィルターを
> 利用する。
> 
> とういう基本的な考え方でよいのでしょうか?(詳細の設定は現在勉強中です。)

レイヤーがごっちゃになってますね。

・LinuxのアプリはUnix由来なものが多いのでPostScriptを吐くことが多い
・PostScriptプリンタならPostScriptをダイレクトに受け取れる
・それ以外のプリンタの場合にはGhostScript(など)でそのプリンタの制御コー
  ドに変換してやれば受け取れる

というのがまずあって、

・プリンタが受け取ることの可能なファイルを直接デバイスファイルに投げて
  やれば、印刷はできる

んですが

・キュー管理やユーザー管理をしてないとメンドウ
・リモートプリンタのときに困る

なので

・lpdあるいはlprngのような管理デーモンを使う
・これらのデーモンにファイルを投げるのがlprのようなコマンド

というわけ。
で、

・lpdやlprngでは設定で入力フィルタもできるので、中でGhostscriptを呼び
  出してやることもできる(PostScriptを投げればあとはlpd側でGhostscript
  変換をする)

っていうことです。
-- 
武藤 健志@Debian/JPプロジェクト   (kmuto@debian.org, kmuto@debian.or.jp)
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