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[debian-users:33692] Re: dist-upgrade で language-env が取り除かれる
むつみです。
>>>>> In [debian-users : No.33690]
>>>>> AKI Chiaki <rc1h@xxxxxxxxxxxxxxxxxx> wrote:
>> > The following packages will be REMOVED:
>> > ja-trans language-env locales user-ja
>> localesが削除対象になってしまったので、
>> localesをdependsしているlanguage-envも削除対象になった、だけでしょう。
>>
>> libc6がらみ、混乱してますね。
ん? sid ではよくあることだと思いますが。
libc6 の メンテナの BenC は 通常(彼のメインプラットホーム)である
SPARC の binary から upload を始めます。で、ソース upload するときに
binary-all なものも upload されるので locales のバージョンも上がります。
当然 他のアーキテクチャ 例えば i386 の binary が出てくるまで若干の
ディレイが発生します。
ということで アーキテクチャによっては libc6 のバージョンと locales
のバージョンがずれることがおきます。これは 「全部のアーキテクチャの
binary が同時に用意されるわけではない」 sid の場合 避けようがあり
ません。逆に そこが問題だと思うなら sid なんぞ使っちゃだめです。
locales は libc6 に version depend 相当(都合上 実際には dpkg 的には
version dependではない)してるので、バージョンがずれると 状況によって
libc6 のバージョンが上がらない or あげると locales がはずされるという
状況がおきます。
--
いしかわ むつみ
<ishikawa@xxxxxxxxxxxxxxxx>, <ishikawa@xxxxxxxxxxx>, <ishikawa@debian.org>