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[debian-users:34495] Re: powerbook:kernel-2.4:サウンドの設定
- From: Masatoshi Iwasaki <pingoo@xxxxxxxxxxxxxxxxx>
- Subject: [debian-users:34495] Re: powerbook:kernel-2.4:サウンドの設定
- Date: Fri, 13 Sep 2002 22:23:26 +0900
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岩崎です。
On Fri, 13 Sep 2002 19:49:27 +0900
"yh" <___@xxxxxxxxxxxxx> wrote:
> そこで質問ですが、gnome 環境では Gnome's sound engine (ESD) なるものがサウンド再
> 生を受け持っているらしい(下記)のですが、これを xmms のように出力デバイスを設定
> したりするようなことは可能なのでしょうか?
> また ESD はGnome環境をdselectでインストールした時点でついてくるものなのでしょう
> か?
GNOMEについてくるのかどうだったか覚えていませんが、とりあえず
# apt-get install esound
とすればesdが入るので、
$ man esd
とすればお探しの答えがでると思います。-dオプションがそれかと。プログラムはesdでも
パッケージ名はesoundとなっているところが少しわかりにくいかもしれません。
私はx86上でしかDebianを扱ったことがないのでPowerBookでは多少事情が違うところもある
かもしれませんけど。
> どうもサウンドの入出力がどのように管理されているのか仕組が良く分からないので、ど
> なたかご教示願います。
私の知る限り(つっこみ歓迎です)ではesd無しだと
application -> /dev/sound/dsp (x86なら/dev/dsp?)
という状態で、esdが動いてさらにアプリケーションが対応しているなら
applications -> esd -> /dev/sound/dsp
という動きではないかと思います。esdのメリットは複数のアプリケーション
からの音を再生できるという点でしょうか。
アプリケーションが/dev/dspを直接利用する場合はデバイスがロックされて
他のアプリケーションはサウンドデバイスを利用できなくなります。逆に、
esdが動いている状態でesd非対応(つまり直接サウンドデバイスを利用する)
アプリケーションは停止してしまうので、esdctlを利用するなどして一時的に
esdがサウンドデバイスを解放するようにする必要があります。esddspを
使ってesd非対応なアプリケーションでもesd経由で音が出るようにできますが、
私が試した限りではうまく音がでなかったり出ても音質が悪かったりという状態
でした。xmmsやrealplayerなどはesdを使うか直接サウンドデバイスを利用するか
を選択できます。xmmsのOSS pluginというのは直接サウンドデバイスを利用する
ためのプラグインかと思います。esdで利用するサウンドデバイスを指定すれば、
xmms側ではesound用のプラグインを使用するようにするだけで、特にデバイスを
選ぶ必要はないでしょう。
> (XF86Config-4 に他のデバイスと同様、サウンド入出力の設定みたいなものがあるのが
> 自然な気がしますが、そのような話は聞かないですし…どこまでが システム側・gnome側
> からの設定の範囲なのだろうか? ちなみに、ほとんどのソフトはstable最新版、kernel
> は 2.4.18-powerpc です。)
Xはウィンドウシステムを提供する一つのアプリケーションに過ぎないのでサウンド入出力
の設定とは関係ないはずです。で、サウンドを管理するアプリケーション自身も上でも述べた
通りに一つのアプリケーションに過ぎないので、GNOMEでもなんでも、サウンドデバイスを
直接叩けば(パーミッションが正しく設定されているなら)どんなアプリケーションから
でも設定は可能なのではないかと思います。「システム側」という言葉が具体的に何を
意味するのかはわからないのでなんともいえませんが。
# apt-cache search esd ってやっても
# esoundは出てこないんですね。(unstableにて)
--
Masatoshi Iwasaki