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[debian-users:45599] Re: SATAのLinux上での認識順について



須山です。

フォローありがとうございます。その後,あれこれ試行錯誤しながら,何とか満
足のいく形になりました。行った作業を簡単にまとめてみます。

On Tue, 10 Jan 2006 14:31:57 +0900
t-yamauchi@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx wrote:

> 2.6 ということは udev を使っているでしょうから、このへんを参考に
> してみてください。gentooのドキュメントでごめんなさい。
> # ざっと見たところでは、パスなども違わないようですけど。
> 
> http://www.gentoo.gr.jp/transdocs/udevrules/udevrules.html

上記のページを基に,/etc/udev/rules.d/010_local.rulesというファイルを下
記の内容で新規作成しました。

BUS="scsi", KERNEL="sd[a-z]1", ID="1:0:0:0", NAME="%k", SYMLINK="sata11"
BUS="scsi", KERNEL="sd[a-z]1", ID="1:0:1:0", NAME="%k", SYMLINK="sata31"

これ,何をやっているかというと,SATA1端子に接続されたハードディスクの最
初のパーティションは必ず,sata11というシンボリックリンクが作成されるよう
にしています。sata33はSATA3端子に接続されたハードディスクの最初のパーティ
ションを指します。

でもって,/etc/mdadm/mdadm.confを次のように修正。

DEVICE partitions /dev/sata11 /dev/sata31
ARRAY /dev/md1 level=raid1 num-devices=2 UUID=75bf72f1:0b4fbbd9:6c942b93:f98f4755
   devices=/dev/sata11,/dev/sata31

つまり,sdaというデバイス名が変わってしまうのはどうしようもないので,シ
ンボリックリンクを使い,mdデバイスの設定する際は,そのシンボリックリンク
を利用するという方法です。

このような解決策かベストなのかどうかよくわかりませんが,今のところ,問題
なく動いています。ただし,ルートパーティションが含まれているmdの場合,こ
の方法ではだめだと思います。

しかしながら,sdaのハードディスクを取り外したことにより,sdbがsdaになっ
たとしても,起動に問題はないので,気にしないことにしています。

なかなか大変でしたが,何とかここまでたどり着けました。どうもありがとうご
ざいました。


-- 
Takeshi SUYAMA <tsuyama@xxxxxxxxx>