[debian-users:47875] Re: Kernel 2.6.19 での device名

[KISE Hiroshi <kise@xxxxxxxxxxx>]

From: Tomoo Nomura <nomurat@xxxxxxxxx>
Subject: [debian-users:47874] Kernel 2.6.19 での device名
Date: Tue, 2 Jan 2007 10:55:21 +0900
> さて、kernel 2.6.17 で問題なく動いている amd64 のマシンなのですが、
> kernel 2.6.19.1 に上げようとして、問題が出ています。

パッケージですか? 自前でコンパイル? 今回はあまり関係ないはずですが、
システムはetchですかsidですか?

> boot時に /dev/sda1 No such device となり、kernel panic になります。

> kernel 2.6.19 では、 sata_nvがscsiの場所からataの場所に移っているので、
> 何か問題があるのでしょうか？
> ゆくゆくは/dev/hdaがなくなり、すべて/dev/sdaとして扱うというような話題を
> 見たことがあるのですが、その過渡期で/dev/sdaが /dev/hdaになったというよ
> うなことはないでしょうか？

これ関連ですかね? 正確なところは、2.6.19付属のドキュメントを
読んでください。

http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/watch2006/watch11a.html

>> 10月5日、Linus Torvaldsは「2.6.19のマージウィンドウを閉じた」という
>> 宣言とともに新しい機能の追加をいったんやめ、2.6.19-rc1を発表しまし
>> た。

>> 最初にリリースされた-rc1の変更点の中で、ユーザーに一番影響を与える
>> 内容はおそらくシリアルATA(SATA)ディスクのドライバが「drivers/scsi」
>> から「drivers/ata」に変更となったことでしょう。その影響で、設定言語
>> であるKconfig上のSATAディスクのドライバ名称が変更になり、新しいバー
>> ジョンにアップデートしてmake oldconfigして設定を標準に戻してもSATA 
>> ディスクのドライバが選択されません。そのため、カーネルをコンパイル
>> して新カーネルでリブートしたら、「SATAのディスクが見えない」という
>> カーネルパニックメッセージが表示された方も多いのではないでしょうか?

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喜瀬“冬猫”浩