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[debian-users:49510] Re: subversionのバイナリパッケージの作成



小林です。

From: Kenshi Muto
Subject: [debian-users:49509] Re: subversionのバイナリパッケージの作成
Date: Wed, 10 Oct 2007 15:19:58 +0900

> >   sargeのbackportsで 1.4.2dfsg1-2~bpo を使っておりましたがlock
> > の機能に問題があるようなので sid の subversion_1.4.4dfsg1-1 を
> > 使おうと試みました。ところがパッケージに依存関係があるようで
> > でダメでした。ソースパッケージがあったので以下のものを落としました。

「依存関係があるようでダメ」というか、Subversion は色々なものに依存し
まくりですし、etch がリリースされ lenny の開発も進んでいるのに sarge 
で sid のパッケージを使おうとするのはかなり無茶です……。

> > それで
> >     % debuild -rfakeroot -us -uc
> > などとやってみたところ
> > 
> >   debuild: fatal error at line 521:
> >   cannot find readable debian/changelog anywhere!
> 
> orig.tar.gzだけを展開してその中で実行しようとしてるのでは。
> .diff.gzと.dscを使うために、dpkg-source -x dscファイル名 で
> (パッチ適用しながら)展開させないと駄目ですよ。
> 
> まぁあと、SargeでsidバージョンSubversionをビルドするためには、
> 経験上、相当いじらないと駄目です。bpoでどのような差分修正を
> 行っているか入念に調査してからにしたほうがよいでしょう。

むしろ、その backports.org 製の 1.4.2dfsg1-2~bpo のソースパッケージ 
(deb-src の apt line が入っていれば apt-get source で取得できるはず) 
に対して、1.4.2 → 1.4.4 の upstream での変更点をパッチとして加えるほ
うがまだましの気がします。とはいえ debian/changelog を読むかぎり 
upstream での変更に伴って 1.4.3dfsg1-1 と 1.4.4dfsg1-1 でいくつかの不
要なパッチがソースパッケージから削除されているので、1.4.4 への変更点を
すべて加えるのは慣れていないと大変かもしれません。取り込みたい問題点の
修正用の差分のみを upstream の Subversion リポジトリから取り出し、それ
をパッチとして 1.4.2dfsg11-2~bpo に適用するのが最も楽でしょうね。まぁ、
やるとしたら、ですが……。

まぁ、あと直接の解決法ではありませんが、etch-backports に 1.4.4 のバッ
クポートが入ることはあるでしょうから、早々と etch へのアップグレードを
お勧めします。

> debian/の存在に気付かなくて困るレベルだと、先は相当長いかと
> 思います。

同じく。

-- 
|:  Noritada KOBAYASHI
|:  Dept. of General Systems Studies,
|:  Graduate School of Arts and Sciences, Univ. of Tokyo
|:  E-mail: nori1@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx (preferable)
|:          nori@xxxxxxxxxxxxxxxxxxx
|:  Key fingerprint = AB26 9533 81DA 997B 3C06  4380 19BB ADA0 695C 9F53