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[debian-users:52287] [FYI] bonding configuration scheme has been changed in Lenny
Etch -> Lenny で bonding の設定の書き方が変わっているようです.ここ暫く,
この問題で泥沼にはまっていました.
Etch では,bonding の動作モードを指定するには,/etc/modprobe.d/bonding な
どに,
alias bond0 bonding
options bond0 mode=active-backup miimon=100 primary=eth0
のように書きます.
しかし,この書き方は Lenny では無効になっています.代わりに
/etc/network/interfaces に,
iface bond0 inet static
address aaa.bbb.ccc.ddd
netmask 255.255.255.0
broadcast aaa.bbb.ccc.255
gateway aaa.bbb.ccc.1
slaves eth0 eth1
bond_mode active-backup
bond_primary eth0
bond_miimon 100
のように書く必要があります.
詳しい情報は,/usr/share/doc/ifenslave-2.6/README.Debian にあります.
動作モードが指定されていないと,デフォルトの balance-rr で動いてしまうた
め,当方の環境では,
- ping は普通に通るので,一見通信は正常に見える.しかし,時々通信が異常
に遅くなる(NFS のレスポンスが劣化など).
- ネットワークスイッチのログを見てみると,excessive broadcasts や,STP
blocked というログが残っている.
という問題が発生しました.一見正常に見えるのに,時々遅くなるという問題の
ため,原因を把握するまでにかなり時間がかかってしまいました.
なお,動作モードを確認するには,
cat /sys/class/net/bond0/bonding/mode
とすれば良いです.
以上,失敗談でした.ご参考までに.
--
土屋 雅稔 ( TSUCHIYA Masatoshi )