[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]

[debian-users:53494] Re: vfatのshortnameの扱い



安達です。
結論です
その後のアップグレードで修正されたようです。
現在はデフォルトでshortname=mixedに設定されます。
ただし、
/ets/fstabの内容は優先され、
設定エディタ(gconf-editor)の設定は無視されるようです。

詳細報告
現象
SqueezeでUSB-HDDをつなぐとshortname=lowerの扱いになり
8.3形式で全部大文字の(デジタルカメラのデータファイルのような)
ファイル名が全部小文字に扱われるようになってしまった。
mountコマンドによるオプションは次のようになっている。
/dev/sdb1 on /media/usb0 type vfat (rw,noexec,nosuid,nodev,user=adachi)

注
USB-HDDは市販のfat32でフォーマットされているもの。
小文字に扱われるというのはnautilusでもコンソールでも
ブラウザ経由でも小文字に見えるということである。
Windowsに接続すると大文字のままなので直接書き換えられるわけではない
ただし、Squeezeでコピーなどをすれば小文字となってしまったように
記憶しているがこれは定かではない。(Squeeze内では確認できない)

解決
Synapticでアップグレードを毎日のようにしていたら
2,3日で大文字のままになっていた。
mountコマンドによるオプションは次のようになっている。
/dev/sdb1 on /media/HD-PHGU2 type vfat
(rw,nosuid,nodev,uhelper=devkit,uid=1000,gid=1000,shortname=mixed,dmask=0077,utf8=1,flush)

残された問題
以前は設定エディタ(gconf-editor)で設定してlowerにならない
ようにしていた。いまでもshortname=winntにしたままなのだが、
shortname=mixedなので、設定エディタの設定は無視されるようです。
設定エディタのユーザーインターフェースはあまり好みではないので
これを生かすべきだというつもりではない。
しかし、デフォルトの値に不満があっても修正の方法が
わからないままになっているのは不安が残る

いま一番関心があるのは/media/HD-PHGU2の"HD-PHGU2"の部分
この名前を自分でコントロールできないものかと思う。
USBフラッシュメモリなどは容量で表示されることが多く
区別がつかなくて困る。



-- 
  安達 順一
  adachi@xxxxxxxxxxx
  http://seiai.ed.jp