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[debian-users:57273] debian と Linux-libre



松井です。

先ほどの投稿では本文が変になっていましたようで
失礼いたしました。

確認のために質問させていただきたいたいのですが、
Linux-libre というカーネルがあることをつい最近になって知りました。
gnewsense は FSF から公認されていて
debian は公認されていませんが、
これは単に debian が non-free なパッケージを
そういうものを使いたいユーザーにも配慮してレポジトリに含めているからだろう、
と推測しておりました。

ところが、Linux-libre の存在を知って
debian のカーネルには non-free なものが含まれているのだろうか、
と少し不安になってしまいました。
ネット上の情報を調べようとしても
このことに関しては日本語のページがほとんど出てきません。

しかし
https://www.debian.org/News/2010/20101215
で読みましたが、
Debian 6.0 の時点で既に完全にフリーの Linux カーネルを実現しているとのことで、

OSインストール時にも
non-free な wifi のファームウェアをインストールするかどうかの質問項目が出てきますから
そういうファームウェアを外部から追加しなければ、
debian はデフォルトでは
ソースコードが公開されているコンポーネントのみからシステム全体が構成されることになる、
と解釈してきました。

完全にフリーなカーネルを実現するには
Linux-libre を採用するのが一番簡単なはずで
debian が独自にカーネルをフリーにする作業をしているのは不可解ですが、
debian の開発陣の方達としては
debian のカーネルの中に現時点でも将来でも
non-free なコンポーネントは全く含むことはないという立場である、
と思って間違いないでしょうか?

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Kenji Matsui