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Re: News/weekly/2002/37/index.wml



<20021120.183923.52161695.nov@xxxxxxxxxxxx>の記事において
nov@xxxxxxxxxxxxさんは書きました。

> News/weekly/2002/37/index.wml の訳が終りましたので、チェックをお願い
> します。
> # また SpamAssassin に怒られたらどうしましょう?

 パッチです。 適宜取ってください。

-- 
中野武雄

--- index.wml.orig	2002-11-20 19:01:42.000000000 +0900
+++ index.wml	2002-11-20 20:44:11.000000000 +0900
@@ -4,36 +4,42 @@
 <p>Debian コミュニティのための週刊ニュースレター、Debian 週刊ニュー
 スの今年の第 37 号へようこそ。
 <a href="http://www.iprcommission.org/";>\
-知的財産権に関する委員会</a>は、発展途上国の政府と寄付組織は一般的で
-広く利用可能なオープンソース製品を含む低価格ビジネスソフトウェア製品
-に、より大きな対価を与えるという視点でソフトウェアの調達政策を見直す
-べきだとの
+知的財産権に関する委員会 (Commission on
+Intellectual Property Rights)</a>が
 <a href="http://www.iprcommission.org/text/documents/final_report.htm";>\
-文書</a>を発表しました。</p>
+文書</a>を発表しました。
+発展途上国の政府と寄付組織は、
+ソフトウェアの調達政策を見直すことが可能であり、
+低コストのビジネスソフトウェア製品をより考慮すべきであること、
+広く利用されている汎用のオープンソースプロダクトも
+その対象に含めるべきであること、が示唆されています。</p>
 
 <p><strong>DPL からの一言</strong>。
 Debian プロジェクトリーダ (DPL) は再度
 <a href="http://lists.debian.org/debian-devel-announce-0209/msg00003.html";>\
-覚書</a>を送りました。Bdale Garbee さんは彼が招待されて講演した会議
-や、開かれたワークショップについて話しました。それらのほとんどは
-Debian に関連したものです。今月の終りに、ロサンゼルスで HP ワールド
-コンベンションに参加する予定です。それから立て続けにオーランド、フロ
-リダ、ドイツのマールブルグで開かれる AMSAT 衛星デザイン会議で 2 週間
-過ごすそうです。</p>
+覚書</a>を送りました。Bdale Garbee さんは、
+講演したりワークショップを開くべく招待された会議について語りました。
+そのほとんどは Debian 関連のものでした。
+今月の終りには、ロサンゼルスで HPWorld convention
+に参加する予定です。それから二週続けて、
+フロリダのオーランドとドイツのマールブルグで開かれる
+AMSAT 衛星の設計ミーティングで 2 週間過ごすそうです。</p>
 
 <p><strong>研究道具としての Debian クラスタサーバ</strong>。
 512 ノードからなるクラスタコンピュータが、
 <a href="http://www.sdu.dk/";>\
 Syddansk Universitet</a> (デンマーク南部の大学) に設置されたと
 <a href="http://newsforge.com/print.pl?sid=02/09/16/1956228";>\
-報告されました</a>。研究者はブタの遺伝子を染色体上に位置付けたり、量
-子化学や個体物理学や細胞生物学に関する研究にそのクラスタ利用できるで
-しょう。</p>
+報告されました</a>。研究者はブタの遺伝子マップの作成や、量
+子化学・固体物理学・細胞生物学に関する研究にそのクラスタ利用することに
+なります。</p>
 
 <p><strong>イギリスでの Debian 会議</strong>。
-8 月 31 日の週末に、国中の (そして大陸中の) Debian 開発者がビールを
-飲み、バーベキューをして大抵おかしなチャットをする毎年のお祭りのため
-にケンブリッジに集まりました。Steve McIntyre さんは親切に 25 人の
+8 月 31 日の週末に、国中の (そして大陸中の) Debian 開発者が
+ケンブリッジに集まり、
+ビールを飲み、バーベキューをし、ジークなおしゃべりをする
+毎年のお祭りを行ないました。
+Steve McIntyre さんは親切に 25 人の
 Debian 開発者を接待し、ネット接続の要求に応えました。Steve さんと手
 伝ってくれた人みんなにとても感謝します。この行事の写真は 
 <a href="http://www.photos.mnb.org.uk/2002/debian-cambridge/";>\
@@ -42,13 +48,15 @@
 Martin Michlmayr さん</a>が撮りました。</p>
 
 <p><strong>リリースマネージャからの一言</strong>。
-DPL からの一言 (上述) に加えて、Anthony Towns さんは次の Debian リリー
-ス (コードネーム: sarge) が確実に感動させるであろう理由について
+DPL からの一言 (上述) に加えて、Anthony Towns さんからも
 <a href="http://lists.debian.org/debian-devel-announce-0209/msg00004.html";>\
-報告しました</a>。彼は OpenOffice、SE Linux、*BSD のサポート、Hurd
-や更なるアーキテクチャに加えて国際化された dist-upgrade のような私達
-が期待できる大きな追加の全てについて言及しました。ほとんどの改良は現
-在含まれていませんが、残りは後日含められるでしょう。</p>
+レポート</a> があり、次の Debian リリース (コードネーム: sarge) が
+わくわくするようなものに (もちろん) なるであろう根拠を示してくれました。
+OpenOffice、SE Linux、*BSD のサポート、Hurd、
+更なるアーキテクチャ、さらに国際化された dist-upgrade など、
+期待できる大きな進歩をすべて紹介してくれました。
+既に含まれている改善点はまだほんの少しですが、
+残りは後日取り込まれるでしょう。</p>
 
 <p><strong>ウェブサイト翻訳への支援</strong>。
 Gerfried Fuchs さんは 
@@ -76,73 +84,75 @@
 <a href="$(HOME)/releases/woody/releasenotes">\
 リリースノート</a>の更新を
 <a href="http://lists.debian.org/debian-devel-announce-0209/msg00007.html";>\
-求めています</a>。修正が有益な 3 つの分野は、アップグレード指示の改
-良、土壇場でのドキュメントの変更、一般的なバグ修正です。リリースノー
-トの特筆すべき変更の文書化も
+求めています</a>。修正を要する分野は 3 つあり、アップグレード手続の改
+善、土壇場でのドキュメントの変更、一般的なバグ修正です。リリースノー
+トに加えられた特記すべき変更を文書化することも
 <a href="http://lists.debian.org/debian-devel-0209/msg01632.html";>\
-重要</a>です。これらはポイントリリースでは更新されないパッケージでの、
-致命的ではないにせよ潜在的に重要なバグと同様に、いくつかのパッケージ
-の間違った挙動を含めてもよいでしょう。</p>
+重要</a>です。これらには、いくつかのパッケージで見られる動作の違いや、
+ポイントリリースでは更新されないような、
+致命的ではないにせよ潜在的に重要なバグなどを含めてもよいでしょう。</p>
 
-<p><strong>GNOME の移行の進歩状況</strong>。
-先週 GNOME 2 への移行と関連する議論はあいにく停滞していると
+<p><strong>GNOME の移行が進行中</strong>。
+先週 GNOME 2 への移行と、それに関連する議論があいにく停滞していると
 <a href="$(HOME)/News/weekly/2002/36/">\
-報告しました</a>。これが結果的に
+報告しました</a>。この結果、この件に関する
 <a href="http://lists.debian.org/debian-gtk-gnome-0209/msg00152.html";>\
 新しい</a> (そしておそらく
 <a href="http://lists.debian.org/debian-gtk-gnome-0209/msg00157.html";>\
-古い</a>) 議論を招きました。古い矛盾がいくつか残っていますが、うまく
-いけば、みんなが Debian アーカイブに GNOME 2 を追加するという共通の
-目的へ向けて作業ができます。我々内部の問題に関係なく、
+古い</a>) 議論が生じました。古い矛盾がいくつか残っていますが、うまく
+いけば、Debian アーカイブに GNOME 2 を追加するという共通の
+目的へ向けて、みんなが作業できるようになりそうです。我々内部の問題に関係なく、
 <a href="http://www.gnome.org/start/2.0/";>\
 GNOME 2.0.2</a> がリリースされました。</p>
 
 <p><strong>Debconf の Charset エンコードサポート</strong>。
-Joey Hess さんは Debconf 1.2.0 が実験的にエンコードされた文字セット
-をサポートしたと
+Joey Hess さんは Debconf 1.2.0 がエンコードされた文字セット
+を実験的にサポートしたと
 <a href="http://lists.debian.org/debian-devel-0209/msg01265.html";>\
-発表しました</a>。パッケージとともに送られて来たテンプレートファイル
-中の全てに UTF-8 エンコードを使用しようとしています。万一それがいく
-つかの言語では実用的でないと分かれば、他のエンコードをサポートします。
-もし異なる文字セットを使っているなら、debconf はそれを好ましいエンコー
+発表しました</a>。彼はパッケージと一緒に出荷されるテンプレートファイル
+の全てで UTF-8 エンコードを使用しようとしています。もしそれがある
+言語で実用的でないと分かったら、他のエンコードもサポートします。
+異なる文字セットを使っている場合は、debconf はそれを選択したエンコー
 ドに変換します。</p>
 
 <p><strong>インターネットスーパーサーバの選択</strong>。
-Marco d'Itri さんは、通常の <code>inetd</code> プログラムと
-<code>netbase</code> が提供している <code>update-inetd</code> プログ
-ラムを通して設定される設定ファイル以上のものをサポートする方法につい
+Marco d'Itri さんは、通常の <code>inetd</code> プログラムと、
+<code>netbase</code> の <code>update-inetd</code> プログ
+ラムが扱う設定ファイルとだけでなく、それ以上のものをサポートする方法につい
 ての議論を
 <a href="http://lists.debian.org/debian-devel-0209/msg01532.html";>\
-再開しました</a>。Anthony Towns さんは計画は変更されることはなく、
-inetd が全てのシステムから要求されるのを避けるために、
+再開しました</a>。Anthony Towns さんは、計画は変更されることはなく、
+inetd が全てのシステムで必要とされないよう、
 <code>netbase</code> は削除される必要があると説明しました。
-<code>update-inetd</code> は非常にたくさんの古い未解決のバグを解決す
-るために書き直しと書式の変更が必要です。彼は計画について詳しく
+<code>update-inetd</code> には
+古い未解決のバグがたくさん残っているので、
+書き直しと書式の変更が必要です。
+彼は計画について詳しく
 <a href="http://lists.debian.org/debian-devel-0209/msg01582.html";>\
 説明し</a>、仮のコードを添付しました。
 <a href="http://lists.debian.org/debian-devel-0209/msg01580.html";>\
 Andrew Suffield さん</a>も仮のコードを提供しました。</p>
 
-<p><strong>いくつかのパッケージ - 2 つの名前</strong>。
-Wichert Akkerman さんは Debian アーカイブによく似た名前と説明を持つ
+<p><strong>同じパッケージに 2 つの名前</strong>。
+Wichert Akkerman さんは、名前と説明とが良く似ている
 2 つのパッケージ、<code>progsreiserfs</code> と
-<code>reiserfsprogs</code> が含まれていることを
+<code>reiserfsprogs</code> が Debian アーカイブに含まれていることを
 <a href="http://lists.debian.org/debian-devel-0209/msg01557.html";>\
 発見しました</a>。<code>progsreiserfs</code> パッケージのメンテナ
-Timshel Knoll さんは彼がメンテナンスしているパッケージは、ReiserFS
+Timshel Knoll さんは、彼がメンテナンスしているパッケージは、ReiserFS
 パーティションの操作をするライブラリを使用していると
 <a href="http://lists.debian.org/debian-devel-0209/msg01603.html";>\
 説明しました</a>。上流のソースは違いますが、そのライブラリは GNU
 parted でも使用されています。</p>
 
 <p><strong>Woody のための SE Linux</strong>。
-Russell Coker さんは Brian May さんが SE Linux コードの woody バック
+Russell Coker さんは、Brian May さんが SE Linux コードの woody バック
 ポートを引き取ってくれたので、sarge 用のコードとパッケージに集中でき
 るようになったと
 <a href="http://lists.debian.org/debian-devel-0209/msg01568.html";>\
-発表しました</a>。彼は非公式のリポジトリでパッチの当たった dpkg、
-login、ssh のようなシステムユーティリティのパッケージを提供していて、
-SE Linux でうまく動きますが、Debian アーカイブにはアップロードするこ
+発表しました</a>。彼は非公式のリポジトリで、パッチの当たった dpkg、
+login、ssh のようなシステムユーティリティパッケージを提供しており、
+これらは SE Linux ではうまく動きますが、Debian アーカイブにはアップロードするこ
 とができません。</p>
 
 <p><strong>セキュリティ上の更新</strong>。