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Re: News/weekly/2003/24/index.wml



<20030625.010946.730547971.nov@xxxxxxxxxxxx>の記事において
nov@xxxxxxxxxxxxさんは書きました。

> News/weekly/2003/24/index.wml の訳が終わりましたので、チェックをお願
> いします。

 おつかれさまです、パッチです。

-- 
中野武雄

--- index.wnl.orig	Wed Jun 25 02:12:10 2003
+++ index.wnl	Wed Jun 25 02:44:53 2003
@@ -2,24 +2,27 @@
 #use wml::debian::translation-check translation="1.7"
 
 <p>Debian コミュニティのための週刊ニュースレター、Debian
-ウィークリーニュースの今年の第 24 号へようこそ。ある<a
-href="http://www.wewantlinux.org/pickcountry.php";>調査</a>は、
-世界中で GNU/Linux をプレインストールした PC に対する高い<a
-href="http://www.wewantlinux.org/responsereport.php";>関心</a>を実証しました。
+ウィークリーニュースの今年の第 24 号へようこそ。
+GNU/Linux をプレインストールした PC に対する高い<a
+href="http://www.wewantlinux.org/responsereport.php";>関心</a>
+が世界中で見られることが、
+ある<a
+href="http://www.wewantlinux.org/pickcountry.php";>調査</a>によってわかりました。
 Antonio Trueba Gayol さんは、カーネル開発者の Greg Kroah-Hartman
 さんが撮影した<a
 href="http://www.kernel.org/pub/linux/kernel/people/gregkh/penguin_sign.jpg";>\
 写真</a>を<a
 href="http://lists.debian.org/debian-curiosa-0306/msg00012.html";>見つけました</a>。
-それは、Tux の<a href="http://penguin.uk.linux.org/";>物語</a>を説明しています。
-また、ブリストル動物園 (あるいはキャンベラ国立動物園・水族館) が起源だと思われます。
+これは、Tux の<a href="http://penguin.uk.linux.org/";>物語</a>を
+説明するもので、ブリストル動物園 (またはキャンベラ国立動物園・水族館)
+にあるものだと考えられています。
 </p>
 
 <p><strong>automake 1.5 の削除</strong>。
 Eric Dorland さんは、Debian から automake 1.5 を<a
 href="http://lists.debian.org/debian-devel-announce-0306/msg00006.html";>\
-削除</a>したいと思いました。それは多くのバグを持ち、
-上流でもサポートされていないと言われています。新しいバージョン (1.6 と 1.7)
+削除</a>したいと思いました。これには多くのバグがあると言われており、
+また上流でももうサポートされていません。新しいバージョン (1.6 と 1.7)
 は、概ねバージョン 1.5 用に書かれた Makefile.am でも動作します。Debian
 はすでに、<code>automake1.4</code>・<code>automake1.5</code>・
 <code>automake1.6</code> そして <code>automake1.7</code> を出しています。Eric
@@ -31,8 +34,8 @@
 Jonathan Oxer さんは、Debian 流のカーネルコンパイルの方法について<a
 href="http://www.linmagau.org/modules.php?op=modload&amp;name=Sections&amp;file=index&amp;req=viewarticle&amp;artid=158";>説明しました</a>。Debian
 のアプローチは、カーネルをコンパイルし、関連する Debian
-パッケージを自動的に構築してくれます。これは、他のパッケージと同じように
-カスタムのカーネルをインストールできるということです。Jonathan
+パッケージを自動的に構築してくれます。つまり、他のパッケージと同じように
+カスタムのカーネルをインストールできるのです。Jonathan
 は、カーネルソースの取得から再起動、そして新しいカーネルのテストまでの
 各段階の説明をしています。</p>
 
@@ -41,12 +44,12 @@
 単一のライセンス体系を持つことの目的を<a
 href="http://lists.debian.org/debian-legal-0306/msg00142.html";>議論しました</a>。
 それは、<a href="http://www.gnu.org/licenses/licenses.html";>GNU
-ライセンス</a>に書かれている Richard の本来の目的を越えるものです。
+ライセンス</a>を書くにあたっての Richard の本来の目的を越えるものです。
 フリーソフトウェアとフリーなドキュメントの両方に対して効果的なライセンスを
-設計するのは可能かもしれませんし、不可能かもしれません。そして、
-それは今日の General Public License (GPL)
-が後継バージョンとして認めるのに充分なことです。Richard
-はいつの日か尽力するつもりですが、他の困難な懸案事項に直面している GPL
+設計するのは可能かもしれませんし、不可能かもしれません。
+それは今日の General Public License (GPL) に非常に近く、
+GPL の後継となれるものかもしれません。Richard
+はいつの日か尽力するつもりですが、他の困難な懸案事項を対象とする、GPL
 バージョン 3 を先に片付ける予定です。</p>
 
 <p><strong>debian/rules の 'build' ターゲット</strong>。
@@ -92,8 +95,8 @@
 と <code>autoconf</code> を最大限に利用するにはどうすればいいか<a
 href="http://lists.debian.org/debian-devel-0306/msg00545.html";>知りたい</a>と思いました。
 彼の原則は、できる限り生成されたファイルには触れないというものです。
-しかし、どうしても変更しなければならない時には、ビルドにそれらを生成します。
-Colin Walters さんは、autotools はメンテナによってではなく、
+しかし、どうしても変更しなければならない時には、ビルドの際にそれらを生成します。
+これに対し、Colin Walters さんは、autotools はメンテナによってではなく、
 上流の作者によってのみ実行されるべきだと<a
 href="http://lists.debian.org/debian-devel-0306/msg00559.html";>思っています</a>。
 </p>
@@ -102,17 +105,17 @@
 Josselin Mouette さんは、バージョンシンボル付きでビルドされた <code>libpng</code>
 の新しいバージョンをアップロードしたと<a
 href="http://lists.debian.org/debian-devel-0306/msg00619.html";>報告しました</a>。
-これは、それらに依存している必要なライブラリが再構築され次第、
+これによって、これらに依存する適切なライブラリが再構築されれば、
 同時に <code>libpng10</code> と <code>libpng12</code>
-に間接的に依存しているパッケージをビルドできるということを意味しています。</p>
+に間接的に依存するパッケージをビルドできるということを意味しています。</p>
 
 <p><strong>C++ のツールチェインに満足</strong>?
 Marcelo E. Magallon さんは、C++ のツールチェインに取り組んでいる人に<a
 href="http://lists.debian.org/debian-devel-0306/msg00632.html";>\
 お礼</a>のメッセージを送りました。テンプレートといくつかの外部ライブラリを使って、
 彼は久々に Debian (不安定版、unstable) で複雑な C++ のプログラムをコンパイルし、
-それを SuSE 8.2 のマシン上で実行することができました。C の単純な "Hello,
-World!" さえも実行できないときがありました。</p>
+それを SuSE 8.2 のマシン上で実行することができました。以前には C の単純な "Hello,
+World!" さえも実行できないことがありました。</p>
 
 <p><strong>ビルドされたパッケージを試験する</strong>。
 Christophe Barb&eacute; さんは、(特に自動でビルドされるときには)
@@ -130,7 +133,7 @@
 </p>
 
 <p><strong>すべてのスパムは神聖・・・</strong>。
-Santiago Vila さんは、なぜ Debian の管理者達は debian.org
+Santiago Vila さんは、なぜ Debian の管理者達が debian.org
 のメールサーバに Realtime Block Lists (RBL) を加えるのを拒むのかについての議論を<a
 href="http://lists.debian.org/debian-devel-0306/msg00667.html";>始めました</a>。
 彼らは、Debian は罪もないのにそれらの一つまたはそれ以上に載っていて、
@@ -143,24 +146,25 @@
 </p>
 
 <p><strong>フリーな成果物のための Debian の 5 つの自由</strong>。
-Branden Robinson さんは、一般的に非パブリックドメインの成果物を適用しようと意図された、5
+Branden Robinson さんは、パブリックドメインでない成果物に対して一般に適用されるべき、5
 つの自由についてのエッセーを<a
 href="http://lists.debian.org/debian-legal-0306/msg00100.html";>発表しました</a>。
 それらは FSF の<a href="http://www.gnu.org/philosophy/free-sw.html";>\
-定義</a>に準拠しており、任意の目的のために成果物を使用し、
-かつ人のニーズにそれを適応させる自由を含んでいます。
-修正を加えるのに好ましい成果物の形式 (すなわちソース) を含みます。
-さらにそれらは、修正したあるいは元のままの成果物の複製を再配布する自由を含んでいます。
-Branden は個人的に、人・結果・データに対するプライバシを保持するという 5
-番目の自由を主張しました。</p>
+定義</a>に準拠しており、以下のような内容が含まれています:
+任意の目的のために成果物を使用し、
+かつ使用者のニーズにそれを適応させる自由・
+よって修正を加えるのに適した形式 (つまりソース) へのアクセスの自由。
+さらに、修正したあるいは元のままの成果物の複製を再配布する自由。
+Branden は個人的に 5 番目の自由として、
+人・結果・データに対するプライバシを保持する、ということを主張しました。</p>
 
 <p><strong>Debian デーのスケジュール</strong>。
 Debian デーの<a
 href="http://www.infodrom.org/Debian/events/LinuxTag2003/day.html";>\
-スケジュール</a>が決まりました。講演者が時間について満足ならば、
-どの講演も変更する必要はありません。Debian デーは、カルルスルーエの <a
+スケジュール</a>が決まりました (ただし講演者全員が時間について満足しており、
+どの講演も変更する必要がなければ)。Debian デーは、カルルスルーエの <a
 href="http://www.linuxtag.org/";>LinuxTag</a> で 7 月 11 日の金曜日に行われます。
-会議は開発者よりの講演や成功談に始まり、ユーザよりの講演へと続き、
+会議は開発者向けの講演やサクセスストーリーから始まり、ユーザ向けの講演へと続き、
 活発で将来見込みのある開発者に向けた二つの講演で幕を閉じます。
 この 1 日限りの会議以外にも、Debian にフォーカスした講演が数多く行われます。
 </p>
@@ -172,7 +176,7 @@
 みんなが様々なメーリングリストで尋ねています。各地域でのイベントを見つけやすくするために、
 10 周年パーティ<a href="http://www.debconf.org/10years/";>調整ページ</a>が<a
 href="http://lists.debian.org/debian-devel-0306/msg01019.html";>始まりました</a>。
-もしあなたの地域で行われるイベントを知っていれば、ページを見に行って、
+もしあなたの地域で行われるイベントを知っていたら、ページを見に行って、
 まだ登録されていなければ詳細を投稿してください。</p>
 
 <p><strong>ヨーロッパの Open Content License</strong>。
@@ -181,7 +185,7 @@
 href="http://www.uvm.nrw.de/kunden/uvm/www.nsf/0/DE4F7A151230FB66C1256D39002813AD?OpenDocument";>\
 Open Content License</a> を作成しました。それは、<a
 href="http://www.gnu.org/copyleft/gpl.html";>GNU General Public License</a>
-が強調する考え方に基づき、特にドイツやヨーロッパの法体系に適応されています。</p>
+が強調する考え方に基づき、特にドイツやヨーロッパの法体系に適応したものです。</p>
 
 <p><strong>国防総省がオープンソース政策を発行</strong>。
 Thor Olavsrud さんは、米国防総省が省内部で使用する際に、
@@ -207,10 +211,10 @@
 提案を<a href="http://lists.debian.org/debian-boot-0306/msg00139.html";>募りました</a>。
 当初の計画は、フロントエンドをフレームバッファライブラリの libdirectfb
 ベースにすることでした。最初の試みは成功し、基本的な機能は実装できました。
-しかし、現在シェルが起動できないのと、ユーザにエラーログが提供できていません。
+しかし、現在まだシェルが起動できず、ユーザにエラーログが提供できません。
 </p>
 
-<p><strong>ベースシステムのバグ統計を抑える</strong>。
+<p><strong>ベースシステムのバグ統計を減らす</strong>。
 Martin Michlmayr さんは、ベースシステムのパッケージに対する<a
 href="http://bugs.debian.org/~tbm/base_bugs.png";>バグ</a>報告が、
 未だにあまりにも多すぎると<a
@@ -220,10 +224,10 @@
 人々が提出できるように図るべきだと考えています。</p>
 
 <p><strong>削除すべきみなしご化されたパッケージ</strong>。
-Andrew Suffield さんは、削除できるものを探して、
-みなしご化されたパッケージのリストに目を通していると<a
+Andrew Suffield さんは、
+みなしご化されたパッケージのリストに目を通し、削除できるものを探していると<a
 href="http://lists.debian.org/debian-qa-0306/msg00007.html";>報告しました</a>。
-彼のメールに添えられていた最初のリストは、今となっては (どういうわけか)
+彼のメールに添えられていた最初のリストは、今となっては (いろいろな理由で)
 完全に旧くなったパッケージが含まれています。彼は、ftp-master
 にそれらの削除を依頼するつもりです。</p>
 
@@ -272,19 +276,19 @@
 
 <ul>
 <li><a href="http://packages.debian.org/unstable/admin/checksecurity.html";>checksecurity</a>
-    -- Basic system security checks.
+    -- 基本的なシステムセキュリティチェック
 <li><a href="http://packages.debian.org/unstable/gnome/eggcups.html";>eggcups</a>
-    -- Print job monitor.
+    -- 印刷ジョブのモニタ
 <li><a href="http://packages.debian.org/unstable/net/httpush.html";>httpush</a>
-    -- Proxy for HTTP(S) application/server security audits.
+    -- HTTP(S) アプリケーションのプロクシ/サーバセキュリティの監視
 <li><a href="http://packages.debian.org/unstable/graphics/krita.html";>krita</a>
-    -- Image editor for the KDE Office Suite.
+    -- KDE オフィススィートのイメージエディタ
 <li><a href="http://packages.debian.org/unstable/net/riece.html";>riece</a>
-    -- Redesign of the Liece IRC client for Emacs.
+    -- Emacs の Liece IRC クライアントを再設計したもの
 <li><a href="http://packages.debian.org/unstable/net/spikeproxy.html";>spikeproxy</a>
-    -- Web application security testing proxy.
+    -- ウェブアプリケーションのセキュリティ試験プロクシ
 <li><a href="http://packages.debian.org/unstable/utils/yepp.html";>yepp</a>
-    -- Samsung YEPP MP3 loader.
+    -- Samsung YEPP MP3 ローダ
 </ul>
 
 <p><strong>みなしご化されたパッケージ</strong>。