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Re: News/weekly/2003/29/index.wml



<20030728.181654.424245116.nov@xxxxxxxxxxxx>の記事において
nov@xxxxxxxxxxxxさんは書きました。

> News/weekly/2003/29/index.wml の訳が終わりましたので、チェックをお願
> いします。

 お疲れ様です。 ちょっといつもより自分の作業が雑に
なっちゃってるような気もするのですが、パッチです。

> * LGPL affecting Client Java Code?
> (LGPL はクライアント Java コードに影響する?) は全体的によく分かりま
> せんでした。

 要するにクライアントコードが (L)GPL に汚染されちゃう、
ということなのでしょう。

-- 
中野武雄

--- index.wml.orig	2003-07-28 18:20:24.000000000 +0900
+++ index.wml	2003-07-28 18:58:56.000000000 +0900
@@ -3,24 +3,24 @@
 
 <p>Debian コミュニティのための週刊ニュースレター、Debian
 ウィークリーニュースの今年の第 29 号へようこそ。Linus Torvalds さんは、Linux
-2.6 のプレリリースに向けて取り組んでいます。Joseph Pranevich さんは、<a
+2.6 のプレリリースに取り組んでいます。Joseph Pranevich さんは、<a
 href="http://www.kniggit.net/wwol26.html";>Wonderful World of Linux 2.6</a>
-を発表しました。これは、sarge のリリースに 2.6 カーネルが含まれるということを
-意味します。</p>
+を発表しました。これらの状況を考えると、sarge のリリースには
+2.6 カーネルが含まれるかもしれません。</p>
 
 <p><strong>Debian パッケージの作成</strong>。
-DWN の前編集者 Joe 'Zonker' Brockmeier さんは、プログラムやソースコードを
-配布するために Debian パッケージを作成する基本を書いた<a
+DWN の前編集者 Joe 'Zonker' Brockmeier さんは、プログラムやソースコードの
+配布を目的とした Debian パッケージの作成に関する基本を説明した<a
 href="http://www-106.ibm.com/developerworks/linux/library/l-debpkg.html";>\
-記事</a>を発表しました。その記事は、パッケージや最終生成物をまとめ上げるのに
+記事</a>を発表しました。この記事は、パッケージや最終製品をまとめ上げるのに
 必要な要素をすべて示しています。</p>
 
 <p><strong>LinuxTag の成功</strong>。
-ドイツのカルルスルーエで行われた今年の LinuxTag は大<a
-href="http://slashdot.org/article.pl?sid=03/07/15/018235";>成功</a>でした。
+ドイツのカルルスルーエで行われた今年の LinuxTag は<a
+href="http://slashdot.org/article.pl?sid=03/07/15/018235";>大成功</a>でした。
 19,500 人以上もの人が訪れ、今年の LinuxTag は世界で最大の Linux
-イベントとなりました。特に、参加した Debian 開発者は KDE の人や GNOME
-の人との夕食に<a href="http://dot.kde.org/1058415564/";>集まりました</a>。</p>
+イベントとなりました。特に、参加した Debian 開発者は KDE や GNOME
+の人々と夕食を<a href="http://dot.kde.org/1058415564/";>共にしました</a>。</p>
 
 <p><strong>ServerBeach が Debian GNU/Linux サーバを運用</strong>。
 <a href="http://www.serverbeach.com/";>ServerBeach</a> は、Debian GNU/Linux
@@ -36,26 +36,27 @@
 Barak Pearlmutter さんは、Debian フリーソフトウェアガイドライン (DFSG) の <a
 href="http://people.debian.org/~bap/dfsg-faq.html";>FAQ</a> を<a
 href="http://lists.debian.org/debian-legal-0307/msg00122.html";>作成しました</a>。
-それは、<a href="http://lists.debian.org/debian-legal/";>debian-legal</a>
-メーリングリストで議論される問題を紹介するものとして、新しい読者に
-最新の話題をもたらす一般的な参考資料となります。提案やコメントを歓迎します。</p>
+これは <a href="http://lists.debian.org/debian-legal/";>debian-legal</a>
+メーリングリストで議論される問題の導入となるもので、
+新しい読者が最新の話題に追いつく助けとなるよう、一般的な背景も含まれています。
+提案やコメントを歓迎します。</p>
 
 <p><strong>LGPL は クライアント Java コードに影響する</strong>?
 この<a
 href="http://article.gmane.org/gmane.comp.jakarta.poi.devel/5900";>記事</a>に<a
-href="http://slashdot.org/developers/03/07/17/2257224.shtml";>よると</a>、FSF
+href="http://slashdot.org/developers/03/07/17/2257224.shtml";>よれば</a>、FSF
 の Dave Turner さんは、LGPL な Java ライブラリを利用するのに必要な手順は、
-実のところ LGPL のセクション 6 によって相当量の GNU なクライアントコードに
-影響すると宣言しました。("Lesser" GPL はライブラリを利用するコードには
+LGPL の 6 節から判断すると、クライアントにその GNU 性を伝染させる、
+と宣言しました。 ("Lesser" GPL はライブラリを利用するコードには
 影響せず、ライブラリだけを保護することになっています) ご想像の通り、
-これは以前は組み込み可能だと考えられていたいくつかの LGPL な Java
-プロジェクトを、ウィルスでもないのに少しだけ拘束してしまいます。<a
+これによって、以前はウィルス感染することなしに組み込み可能だと考えられていた、
+いくつかの LGPL な Java プロジェクトに、少々制限が課されることになリます。<a
 href="http://linuxintegrators.com/hl30/blog/general/?permalink=LGPL+clarification.html";>\
 様々な</a><a
 href="http://www.rollerweblogger.org/page/roller/20030716#for_java_lgpl_is_viral";>\
-ウェブログ</a>に<a href="http://www.intertwingly.net/blog/1519.html";>\
-より多くの</a> <a href="http://radio.weblogs.com/0122027/2003/07/16.html#a56";>\
-報道があります</a>。</p>
+ウェブログ</a>が、<a href="http://www.intertwingly.net/blog/1519.html";>\
+より深く</a>この話題を<a href="http://radio.weblogs.com/0122027/2003/07/16.html#a56";>\
+カバーしています</a>。</p>
 
 <p><strong>失われたタイムスタンプの取り扱い</strong>。
 Marcin Owsiany さんは、ソースパッケージが展開される場合に、patch
@@ -63,48 +64,48 @@
 ファイルに変更点があるすべてのファイルに若干「ランダムな」タイムスタンプが
 ついてしまうと<a
 href="http://lists.debian.org/debian-devel-0307/msg01258.html";>報告しました</a>。
-これは、必要に応じて Makefile を再構成するのに autotools に build-depend
-していないようなパッケージで問題となります。</p>
+これは、Makefile をオンデマンドで再構成するが、
+autotools には build-depend していないパッケージで問題となります。</p>
 
 <p><strong>libpng 移行状況</strong>。
 Josselin Mouette さんは、sarge のリリース前に再構築すべきパッケージが 84
 個残っていると<a
 href="http://lists.debian.org/debian-devel-0307/msg01271.html";>報告しました</a>。
-どれも必須のものではありませんが、後に再度 libpng の soname が変更された場合に
-問題を少なくするために、これよりさらに多くのパッケージを再構築することを
+どれも必須のものではありませんが、後に再度 libpng の soname が変更された場合の
+問題を少なくするために、これよりさらに多くのパッケージを再構築するよう
 主張しています。パッケージのリストは Josselin のメールに添付されています。</p>
 
-<p><strong>図中の Debian パッケージ</strong>。
+<p><strong>図にした Debian パッケージ</strong>。
 Bram Stolk さんは、Debian パッケージの<a
 href="http://home.sara.nl/~bram/debchart.png";>ソフトウェアマップ</a>を
 作成したと<a
 href="http://lists.debian.org/debian-devel-0307/msg01302.html";>発表しました</a>。
-その図は、5 個以上の依存を持つ testing/main (テスト版 main ディストリビューション)
-のすべてのパッケージを表現しています。依存性をそのまま映像化する代わりに、
-分類が行われています。</p>
+この図は、5 個以上の依存を持つ testing/main (テスト版 main ディストリビューション)
+のすべてのパッケージを図で表しています。依存性をそのまま映像化する代わりに、
+クラス化が行われています。</p>
 
 <p><strong>リリースロードマップなしに作業する</strong>?
 Adrian Bunk さんは、現在 Debian 3.0 に収録されているソフトウェアは、約 1
 年半ほど古くなっていると<a
 href="http://lists.debian.org/debian-devel-0307/msg01402.html";>報告しました</a>。
-彼は、1 年に 1 度はリリースが必要で、Debian のような大きなシステムは、
-これを達成する計画なしにはなかなか安定した状態にならないと付け加えました。
-彼は、もしこの結果 1 年以内に安定版のリリースができるのなら、進んで QA
+彼は、1 年に 1 度のリリースがどうしても必要で、Debian のような大きなシステムは、
+これを達成する計画なしには安定状態にならないと付け加えました。
+彼は、もし 1 年以内に安定版のリリースにつながるのなら、進んで QA
 やリリース管理を手伝うつもりです。</p>
 
 <p><strong>unicode 文字データベース</strong>。
 Florian Weimer さんは、unicode 文字データベースの部分的なコピーを含む
-パッケージの多くは、ソースを表示しないのでライセンスに違反していると<a
+パッケージの多くでソースが表示されておらず、よってライセンスに違反していると<a
 href="http://lists.debian.org/debian-legal-0307/msg00056.html";>報告しました</a>。
-Thomas Bushnell さんは、GNU miscfiles の次のリリースは本当にフリーな
-版を含んでいると<a
+Thomas Bushnell さんは、GNU miscfiles の次のリリースには本当にフリーな
+版が含まれると<a
 href="http://lists.debian.org/debian-legal-0307/msg00071.html";>付け加えました</a>。
 </p>
 
 <p><strong>GNU FDL な文書からマニュアルページを作成する</strong>。
 Hans Fugal さんは、<a href="http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html";>GNU Free
 Documentation License</a> (FDL) でリリースされている文書からマニュアルページを
-作成することは可能か、またそれをかなえるには何が求められるのか<a
+作成することは可能か、またその際に従わなければならない条件は何か、<a
 href="http://lists.debian.org/debian-legal-0307/msg00106.html";>疑問に思いました</a>。
 Walter Landry さんは、詳細な 10 項目のリストを挙げて<a
 href="http://lists.debian.org/debian-legal-0307/msg00108.html";>答えました</a>。
@@ -113,19 +114,20 @@
 <p><strong>CD ミラーの改善</strong>。
 Mattias Wadenstein さんは、CD イメージサーバとそのミラーに対する提案を<a
 href="http://lists.debian.org/debian-cd-0307/msg00030.html";>まとめました</a>。
-その計画では、テスト版 (testing) のイメージと同様に、CD のイメージと jigdo
-ファイル両方を提供するということです。アメリカに <a
-href="http://www.knopper.net/knoppix/";>Knoppix</a> もしくは、もういくつかの
-Knoppix ミラー用の contrib ディレクトリを、という要求もありました。</p>
+その計画では、CD のイメージと jigdo ファイル両方を、
+テスト版 (testing) も共に提供する、ということです。<a
+href="http://www.knopper.net/knoppix/";>Knoppix</a> 用の contrib ディレクトリを、
+あるいはアメリカにもう少々 Knoppix のミラーを、という要求もありました。</p>
 
-<p><strong>必需品ソフトウェアとしての GNU/Linux</strong>。
+<p><strong>日用品ソフトウェアとしての GNU/Linux</strong>。
 Tim O'Reilly さんは、彼の会社のオープンソース集会で彼がした基調演説について
 インタビューを受けました。その<a
 href="http://www.idg.com.sg/idgwww.nsf/unidlookup/363EE97CE7BBBBD848256D59000986BF?OpenDocument";>\
 インタビュー</a>内で彼は、Debian 創始者の Ian Murdock さんと彼の会社 Progeny
-Linux Systems, Inc., は、コンピュータの将来にとってふさわしい素材だと
-ほのめかしました。GNU/Linux を製品として見る代わりに、彼は GNU/Linux
-を様々な目的に利用できる一連の必需品ソフトウェアコンポーネントだと見ています。
+Linux Systems, Inc., は、コンピュータの将来のためにまさにぴったりの人々だと
+ほのめかしました。彼は GNU/Linux を製品としてではなく、
+組み合わせて様々な目的に利用できる、
+一連のソフトウェアコンポーネントの日用品と見ています。
 </p>
 
 <p><strong>セキュリティ上の更新</strong>。
@@ -146,9 +148,9 @@
 <li><a href="http://packages.debian.org/unstable/utils/chiark-backup.html";>chiark-backup</a>
     -- 小さなシステムとネットワークのためのバックアップシステム。
 <li><a href="http://packages.debian.org/unstable/admin/chiark-really.html";>chiark-really</a>
-    -- 特権を得るためのツール (単純に、実際は sudo)。
+    -- 特権を得るためのツール (シンプルかつ現実的な sudo)。
 <li><a href="http://packages.debian.org/unstable/utils/chiark-rwbuffer.html";>chiark-rwbuffer</a>
-    -- リードバッファ/ライトバッファ: テープドライブが変動するのを防ぐ、など。
+    -- リードバッファ/ライトバッファ: テープドライブの不安定を防ぐ、など。
 <li><a href="http://packages.debian.org/unstable/admin/chiark-scripts.html";>chiark-scripts</a>
     -- Chiark システム管理スクリプト。
 <li><a href="http://packages.debian.org/unstable/utils/chiark-utils-bin.html";>chiark-utils-bin</a>