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News/weekly/2003/39/index.wml



いまいです。

News/weekly/2003/39/index.wml の訳が終わりましたので、チェックをお願
いします。
--
Nobuhiro IMAI <nov@xxxxxxxxxxxx>
Key fingerprint = F39E D552 545D 7C64 D690  F644 5A15 746C BD8E 7106


#use wml::debian::weeklynews::header PUBDATE="2003-09-30" SUMMARY="パッケージング, FDL 討論, Python, ITP, Autotools, ソース"
#use wml::debian::translation-check translation="1.6"

<p>Debian コミュニティのための週刊ニュースレター、Debian
ウィークリーニュースの今年の第 39 号へようこそ。Joey さんは、Oldenburg
Linux Developers <a href="http://oldenburger.linuxtage.de/Oldenburg2003/";>\
会議</a>としても知られている「Joey meets Joey」セッションに参加し、
ついに両者は出会うこととなりました。その会議は、Debian と Linux
カーネル双方にとって大いに<a
href="http://oldenburger.linuxtage.de/Oldenburg2003/success.html";>成功しました</a>。
Debian の部分についての長いレポートが、後程メーリングリストに送られるはずです。
</p>

<p><strong>Linux アプリケーションのパッケージング体験</strong>。
Billy Biggs さんと Doug Bell さんは、多くのディストリビューション向けに <a
href="http://tvtime.sourceforge.net/";>tvtime</a> をパッケージングした<a
href="http://freshmeat.net/articles/view/992/";>体験</a>について書きました。
そこには、パッケージ作成者と開発者とのコミュニケーション、依存性の問題、
バグの取扱い、そして Debian メニューシステムなどが含まれています。彼らは、
異なるディストリビューションのパッケージ作成者間での調整が、パッケージ作成者の
作業とディストリビューション固有のバグを減少させるとの結論を出しました。</p>

<p><strong>FSF-Debian 討論のための委員会</strong>。
Bruce Perens さんは、<a href="http://www.fsf.org";>Free Software Foundation</a>
(FSF) と Debian の人々が GNU <a href="http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html";>Free
Documentation License</a> (FDL) を取り巻く問題を討論するための<a
href="http://lists.debian.org/debian-legal-0309/msg01309.html";>準備</a>をしました。
Eben Moglen さんと Henri Poole さん (FSF サイド) そして Benj. Mako Hill
(Debian サイド) が委員を勤めます。Bruce は、建設的で冷静な姿勢をもった Debian
側の代表をもう一人求めています。その委員会は議論の結果、
それぞれの組織に検討材料を持ち帰ることになるでしょう。</p>

<p><strong>Python 移行の問題点</strong>。
Colin Watson さんは、現在 Python 2.3 のテスト版 (testing) 入りを阻んでいる
移行の問題点を<a
href="http://lists.debian.org/debian-release-0309/msg00057.html";>まとめました</a>。
まだ完全というわけではありませんが。彼は、テスト版 (testing) 入りを妨げるような
バグがあるパッケージ 6 個を挙げました。<code>python-gnome</code> パッケージも
様々な依存の問題に悩んでいます。</p>

<p><strong>ITP バグの期限切れ</strong>。
S&oslash;ren Boll Overgaard さんは、ITP (Intent to Package) をしてパッケージを
アップロードしないままだと、どのくらいで期限切れとなるのか<a
href="http://lists.debian.org/debian-devel-0309/msg01447.html";>疑問に思いました</a>。
特に彼は、<a href="http://www.mozilla.org/projects/thunderbird/";>thunderbird</a>
のパッケージング通知に<a href="http://bugs.debian.org/196504";>注目していました</a>。
Anthony Towns さんは、ITP は報告のロックとして捉えるべきで、
そのパッケージについて作業したいと思った人からの反応がなければ、自分自身で
そのパッケージの管理をすればいいだけだ、と<a
href="http://lists.debian.org/debian-devel-0309/msg01471.html";>説明しました</a>。
</p>

<p><strong>configure スクリプトの変換</strong>。
Richard Atterer さんは、いくつかバグを修正したあとで全ての libtool と auto*
ファイルをどうやって再生成することになっているのか<a
href="http://lists.debian.org/debian-devel-0309/msg01483.html";>疑問に思いました</a>。
Martin Quinson さんは、どのように進めるのがよいか詳細に<a
href="http://lists.debian.org/debian-devel-0309/msg01490.html";>述べて</a>、
autotools スクリプトを構築する<a
href="http://lists.debian.org/debian-devel-0309/msg01522.html";>スクリプト</a>を
提供しました。</p>

<p><strong>GNU FDL に対する立場の表明</strong>。
Branden Robinson さんが彼の <a href="http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html";>Free
Documentation License</a> (FDL) <a
href="http://people.debian.org/~branden/fdl/";>ウェブページ</a>を更新したと<a
href="http://lists.debian.org/debian-legal-0309/msg01255.html";>発表した</a>のを
受けて、Manoj Srivastava さんは<a
href="http://people.debian.org/~srivasta/Position_Statement.xhtml";>\
立場の表明</a> (position statement) の作成を始めました。彼は、立場の表明は
Debian <a href="$(HOME)/devel/constitution">憲章</a>の 4.1.5 節で公表されるべきだと
考えています。Manoj のページには注釈つきの FDL、FDL による実際上の問題の詳細、
Branden の <a href="http://lists.debian.org/debian-legal-0308/msg01031.html";>FDL
調査</a>の結果、関連するリンクなどが含まれています。</p>

<p><strong>ありのままののソースアーカイブ</strong>。
Matthias Urlichs さんは、多くのパッケージが実際に上流で利用可能なファイルとは
直接関係のない <code>.orig.tar.gz</code> ファイルを含んでいるようだと<a
href="http://lists.debian.org/debian-policy-0309/msg00109.html";>気づきました</a>。
Manoj Srivastava さんは、ありのままのソースは以前から要望されているが必須ではないと<a
href="http://lists.debian.org/debian-policy-0309/msg00110.html";>説明しました</a>。
Debian がありのままのソースを義務づけられない程、上流のパッケージ方法が
おかしなこともありえます。</p>

<p><strong>セキュリティ上の更新</strong>。
いつもの手順はご存知でしょう。
もしこれらのパッケージがひとつでもインストールされていたら、
システムを更新してください。</p>

<ul>
<li><a href="$(HOME)/security/2003/dsa-390">marbles</a> --
    バッファオーバフロー。
<li><a href="$(HOME)/security/2003/dsa-391">freesweep</a> --
    バッファオーバフロー。
<li><a href="$(HOME)/security/2003/dsa-392">webfs</a> --
    バッファオーバフロー、ファイルおよびディレクトリの暴露。
</ul>

<p><strong>新規または言及するべきパッケージ</strong>。
以下のパッケージは、最近、不安定版 (unstable) の Debian
アーカイブに追加されたか、または重要な更新を含んでいます。</p>

<ul>
<li><a href="http://packages.debian.org/unstable/admin/cpu.html";>cpu</a>
    -- コンソールベースの LDAP ユーザ管理ツール。
<li><a href="http://packages.debian.org/unstable/net/firedns.html";>firedns</a>
    -- firedns - 非同期 DNS リソルバライブラリ - のランタイムバイナリ。
<li><a href="http://packages.debian.org/unstable/utils/imms.html";>imms</a>
    -- 控えめで、自動で、学習する XMMS のプレイリストマネージャ。
<li><a href="http://packages.debian.org/unstable/x11/kbarcode.html";>kbarcode</a>
    -- KDE のバーコード作成・印字アプリケーション。
<li><a href="http://packages.debian.org/unstable/gnome/magicdev.html";>magicdev</a>
    -- 自動的に CD をマウント/演奏する GNOME のデーモン。
<li><a href="http://packages.debian.org/unstable/editors/mlview.html";>mlview</a>
    -- GNOME 環境の XML エディタ。
<li><a href="http://packages.debian.org/unstable/admin/pupa.html";>pupa</a>
    -- 次世代の GNU GRUB。
<li><a href="http://packages.debian.org/unstable/python/pyro.html";>pyro</a>
    -- Python 用の分散オブジェクトシステム。
<li><a href="http://packages.debian.org/unstable/gnome/sound-juicer.html";>sound-juicer</a>
    -- GNOME 2 の CD リッパー。
<li><a href="http://packages.debian.org/unstable/x11/sumika.html";>sumika</a>
    -- インプットメソッド用の辞書管理ユーティリティ。
</ul>

<p><strong>みなしご化されたパッケージ</strong>。
今週 1 個のパッケージがみなしご化され、新しいメンテナを必要としています。
これでみなしご化されたパッケージは合計 195 個となりました。
フリーソフトウェアコミュニティに貢献した以前のメンテナ達に感謝します。
完全なリストが、<a href="$(HOME)/devel/wnpp/">WNPP
のページ</a>にあります。もしパッケージを引き取るつもりがあるなら、
バグレポートに一言付け加えて、タイトルを ITA: に変更してください。</p>

<ul>
<li> <a href="http://packages.debian.org/unstable/web/squidtaild.html";>squidtaild</a>
     -- Squid ログ監視システム。
     (<a href="http://bugs.debian.org/213402";>Bug#213402</a>)</li>
</ul>

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