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security/2004/dsa-502.wml



久保田です。

標記ページの日本語訳です。例によってかねこさんの日本語訳を参考にしています。

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久保田智広 Tomohiro KUBOTA <kubota@debian.org>
http://www.debian.or.jp/~kubota/
<define-tag description>バッファオーバフロー</define-tag>
<define-tag moreinfo>
<p>Georgi Guninski さんにより、スタック回りの 2 つのバッファオーバフローが
exim と exim-tls に発見されました。但し、これは Debian 
システムの標準の設定状態では攻撃できません。この勧告では、The
Common Vulnerabilities and Exposures project
で確認された以下の問題を修正しています。</p>

<ul>

<li><a href="http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CAN-2004-0399";>CAN-2004-0399</a>

    <p>exim.conf で "sender_verify = true" と設定されている場合、
    送り手の検証時にバッファオーバフローが発生します。この問題は
    exim 4 では既に修正済みです。</p>

<li><a href="http://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CAN-2004-0400";>CAN-2004-0400</a>

    <p>exim.conf で headers_check_syntax が設定されている場合、
    ヘッダの検証時にバッファオーバフローが発生します。この問題は
    exim 4 にも存在します。</p>

</ul>

<p>安定版 (stable) ディストリビューション (woody) では、この問題はバージョン
3.35-3woody2 で修正されています。</p>

<p>不安定版 (unstable) ディストリビューション (sid) には、もはや exim-tls 
パッケージは収録されていません。このパッケージの機能は exim 
のメインパッケージに取り込まれており、この勧告の問題は
exim 3 のバージョン 3.36-11、
exim 4 のバージョン 4.33-1 で修正されています。</p>

<p>直ちに exim-tls パッケージをアップグレードすることをお勧めします。</p>
</define-tag>

#use wml::debian::translation-check translation="1.1"
# do not modify the following line
#include "$(ENGLISHDIR)/security/2004/dsa-502.data"
# $Id: dsa-502.wml,v 1.1 2004/05/11 14:07:37 joey Exp $