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Re: News/weekly/2004/28/index.wml



小林です。
少し御無沙汰気味です。

> 今週号はちょっと分かりづらいところが多かったので -user に投げる前に
> -www に投げます。チェックをお願いします。
> # 段落の後ろにコメントを入れているところを最初に見ていただけると助かり
> # ます。もちろんそれ以外でも何かあればお願いします。

翻訳、お疲れ様でした。
今週号は量がかなり多いですね。
最後にコメントがある段落 plus alpha だけですみませんが、
コメントしたいと思います。

■ 『AMD64 の Sarge 入りを強行するための一般決議』の段落
> メーリングリストの参加者は混沌としていますが、これはこの移植版を Debian に<a
> href="http://lists.debian.org/debian-vote/2004/07/msg00070.html";>受け入れる</a>、
> もしくは sarge の<a
> href="http://lists.debian.org/debian-vote/2004/07/msg00024.html";>リリース</a>を
> 手助けする<a
> href="http://lists.debian.org/debian-vote/2004/07/msg00067.html";>正しい</a>方法です。
> </p>

though は副詞的に挿入されて使われていて、
it's not clear that this is ... nor (this is) ... となっているので、
「しかし、これが〜を受け入れるか〜を手助けするかを決める正しい方法であるかは、
メーリングリストの参加者にも不明です」
だと思います。

■ 『Free Software Printing Summit』の段落
> Roger Leigh さんは、ボルドーでの今年の LSM 期間中に行われ、彼が Gimp-Print と Debian
> を代表して参加した Free Software Printing Summit からのレポートを提出しました。
> 多言語 PPD ファイルの問題に取り組む興味深い議論がありました。
> 印刷できないような色の管理についての議論もありました。</p>
> ### 後ろの 2 文がちょっと違和感あります。

「color management」は英辞郎でも「カラーマネジメント、カラー管理」と出て
くるので、「カラーマネジメント」でいいのではないでしょうか。
ぐぐって見つけた説明の一つです。
http://e-words.jp/a/E382ABE383A9E383BCE383BBE3839EE3838DE382B8E383A1E383B3E38388.html

■ 『listmaster からの一言二言』の段落
> Pascal Hakim さんは、listmaster からの<a
> href="http://lists.debian.org/debian-devel-announce/2004/07/msg00013.html";>\
> 一言</a>を送りました。彼は、crossassassin と新しい <a
> href="http://lists.debian.org/whitelist/";>white-list</a>
> がどのように動作するかを説明しました。彼は、現在準備中の新しい
> メーリングリストサーバが実現するより厳しいスパム対策のチェックに期待しています。
> また彼は、新規もしくは変更されたメーリングリストについても報告しました。</p>
> ### "Bits and Bytes" は何か言い回しがあるんでしょうか?

Bits and Bytes はよく分かりません。
ぐぐると結構引っかかりますけれど、
bits and bats や bits and bobs などに引っかけたものでしょうか……。
native の方に訊かないと分からないですね。

間違いではなく単に言い回しの違いで、好みの問題ですが、
3 番目の文の「がどのように動作するか」は、「の動作方法」としてよい気がします。
その次の文は (意味的には同じである気がしますが) そのまま文にすると、
「彼は、現在準備中の新しいメーリングリストサーバによって、スパムに対して
より厳しいチェックを実行できるようになると期待しています」
ですね。

■ 『新しいパッケージ状況のサマリー』の段落
> Ian Lynagh さんは、新しい<a href="http://people.debian.org/~igloo/status.php";>\
> パッケージビルド状況</a>のページと、もう一つの<a
> href="http://people.debian.org/~igloo/package-status.php";>パッケージ状況</a>のページを<a
> href="http://lists.debian.org/debian-devel-announce/2004/07/msg00011.html";>\
> 発表しました</a>。前者は、ビルドに失敗したときのログへのリンクが含まれていて、
> パッケージビルド結果のサマリーを提供します。</p>
> ### attempts がうまく訳せませんでした。

attempt がなくても言いたいことは伝わっているので、これぞというよい表現が
現れなかったら現在のもので構わない気がします。

■ 『異なる自由への対応』の段落

> 彼は、ユーザがインストールしたいと思うパッケージについて、
> どちらの定義を選ぶかという選択肢をユーザに提供するのに、
> 何を拠り所にすればよいか疑問に思いました。

what it takes to ... の take は「必要になる」だと思います。
「彼は〜
これらの定義から一方をユーザが選べるようにするのに、
何が必要になるかを考えました。」という感じでしょうか。

> Michael Poole さんは、
> この機能を提供するには二つの重要かつ回避不能なコスト -
> それをサポートするためのインフラストラクチャとそのために働くポリシー -
> が存在する、と<a
> href="http://lists.debian.org/debian-legal/2004/07/msg00023.html";>説明しました</a>。
> </p>
> ### 最後の 1 文が理解し切れていません。

問題ないように思います。
ただ一点、
「それをサポートするためのインフラストラクチャとそのためのポリシー関連作業」
くらいでしょうか。
2 つの自由から一方をユーザが選べるようにするには、
必要とされるポリシー関連の作業が現状の 2 倍になり、
選択できるようにするインフラストラクチャも必要になる、
というような話だと思います。
きちんとリファレンスを引いていないのですが……。

■ パッケージ説明文
> <li> <a href="http://packages.debian.org/unstable/perl/libquantum-entanglement-perl";>libquantum-entanglement-perl</a>
>      -- Quantum Mechanic entanglement of variables in perl.
>      (<a href="http://bugs.debian.org/259587";>Bug#259587</a>)
>      </li>
> ### さっぱり分かりません…

quantum mechanics は量子力学ですが entanblement は「もつれ」です。
「Perl を使った量子力学的なもつれ。」でしょうか。
それだけではどんなパッケージなのかよく分かりませんが……。

> <li> <a href="http://packages.debian.org/unstable/perl/libquantum-superpositions-perl";>libquantum-superpositions-perl</a>
>      -- Quantum Mechanic 似の Perl 用 superposition。
>      (<a href="http://bugs.debian.org/259588";>Bug#259588</a>)
>      </li>
> ### こちらはすでに訳済みでしたが、それでもよく分かりませんでした…

「Perl 用の、量子力学的な重ね合わせ。」でしょうか。

-- 
|:  Noritada KOBAYASHI
|:  Dept. of General Systems Studies,
|:  Graduate School of Arts and Sciences, Univ. of Tokyo
|:  E-mail: nori1@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx (preferable)
|:          nori@xxxxxxxxxxxxxxxxxxx