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News/weekly/2004/41/index.wml
- From: Nobuhiro IMAI <nov@xxxxxxxxxxxx>
- Subject: News/weekly/2004/41/index.wml
- Date: Mon, 25 Oct 2004 00:09:40 +0900
- List-help: <mailto:debian-www-ctl@debian.or.jp?body=help>
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- List-software: fml [fml 4.0.3 release (20011202/4.0.3)]
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- X-mlserver: fml [fml 4.0.3 release (20011202/4.0.3)]; post only (only members can post)
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- X-spam-status: No, hits=4.9 required=10.0 tests=EIGHTBIT_BODY,ISO2022JP_BODY,ISO2022JP_CHARSET,MAILTO_LINK, RCVD_IN_ORBS,RCVD_IN_OSIRUSOFT_COM,SPAM_PHRASE_00_01, SUBJECT_FREQ,SUBJECT_IS_NEWS,X_OSIRU_OPEN_RELAY version=2.44
- Message-id: <20041025.000936.74754514.nov@xxxxxxxxxxxx>
- X-mail-count: 06901
- X-mailer: Mew version 4.1.50 on Emacs 21.3 / Mule 5.0 (SAKAKI)
いまいです。
News/weekly/2004/41/index.wml の訳が終わりましたので、チェックをお願い
します。
* Academic Free License
* 商標の取扱い
この 2 つの legal ネタは日本語にするのが精一杯という感じです…
--
Nobuhiro IMAI <nov@xxxxxxxxxxxx>
Key fingerprint = F39E D552 545D 7C64 D690 F644 5A15 746C BD8E 7106
#use wml::debian::weeklynews::header PUBDATE="2004-10-19" SUMMARY="GIS, ライセンス, 会議, Ubuntu, XTerm, PPP, パッケージング, 商標"
#use wml::debian::translation-check translation="1.5"
<p>Debian コミュニティのための週刊ニュースレター、Debian
ウィークリーニュースの今年の第 41 号へようこそ。Raphaël Hertzog さんは、
フランスにおける Debian コミュニティの増大を支持するために、
フランス語では初めてとなる Debian の<a
href="http://www.ouaza.com/livre/admin-debian/">本</a>を書きました。
サンプルの章がネットワーク上でも読めます。Joey Hess さんは、
以前にインストールレポートを提出した人と<a
href="http://kitenet.net/~joey/blog/entry/random-2004-10-13-21-29.html">\
連絡をとり</a>、期待の持てそうな反応を多数得ました。Carla Schroder さんは、
システムリカバリとしての <a
href="http://www.knopper.net/knoppix/">Knoppix</a> の利用方法を<a
href="http://www-106.ibm.com/developerworks/linux/library/l-knopx.html?ca=dgr-lnxw03-obg-SysRecover">\
報告しました</a>。</p>
<p><strong>Debian GIS サブプロジェクトが始動</strong>。
Francesco Lovergine さんは、Debian の新しいサブプロジェクトとして DebianGis
を立ち上げたと<a
href="http://lists.debian.org/debian-devel-announce/2004/10/msg00007.html">\
発表しました</a>。目標は、本格的な<a
href="http://en.wikipedia.org/wiki/Gis">地図情報処理システム</a> (GIS)
のユーザやアプリケーションに適応する<a
href="http://wiki.debian.net/index.cgi?CustomDebian">カスタムの</a> Debian
ディストリビューションを作成することです。現在のところ、調整は <a
href="http://lists.alioth.debian.org/mailman/listinfo/pkg-grass-general">\
Alioth</a> で行われています。</p>
<p><strong>Academic Free License</strong>。
Carlos Laviola さんは、<a href="http://packages.debian.org/stable/source/figlet">FIGlet</a>
の開発者たちがすべての配布物のライセンスを <a
href="http://www.opensource.org/licenses/artistic-license.php">Artistic License</a>
から <a href="http://www.opensource.org/licenses/afl-2.1.php">Academic Free License
2.1</a> に変更しようと考えているのに気づき、それは DFSG フリーかどうか<a
href="http://lists.debian.org/debian-legal/2004/10/msg00230.html">疑問に思いました</a>。
Andrew Suffield さんは、これは問題となる条項を多く含んでいて明らかに non-free だと<a
href="http://lists.debian.org/debian-legal/2004/10/msg00237.html">主張しました</a>。
MJ Ray さんは、許可条件の受取り側に明確な同意を得る相応の努力を要求する条項は、DFSG
に関係なく Debian のミラーにとって問題になるだろう、という<a
href="http://lists.debian.org/debian-legal/2004/10/msg00240.html">意見を述べました</a>。
</p>
<p><strong>ニューヨーク市での Debian</strong>。
Benjamin Mako Hill さんは、ニューヨーク市周辺の Debian 開発者のために、
新たなメーリングリストを作成したと<a
href="http://mako.yukidoke.org/copyrighteous/freesoftware/20041014-00.html">\
発表しました</a>。このメーリングリストは、社交的な会合や鍵署名パーティの計画に使われます。
非公式な Debian <a href="http://wiki.debian.net/">wiki</a> には、
他の都市での似たようなグループが<a
href="http://wiki.debian.net/index.cgi?LocalGroups">掲載されています</a>。</p>
<p><strong>会議での Debian プロジェクト</strong>。
Debian プロジェクトは、ヨーロッパのいくつかの都市で開かれる 7 つのイベントに参加すると<a
href="$(HOME)/News/2004/20041015">発表しました</a>。先週末、イタリアで<a
href="$(HOME)/events/2004/1016-minidebconf">ミニ会議</a>が開かれました。今週、Debian
はドイツのミュンヘンである <a href="$(HOME)/events/2004/1018-systems">systems</a>
展示会に出席します。来週末には、ドイツのベルリンである <a
href="$(HOME)/events/2004/1022-berlinux">Berlinux</a> とオーストリアのグラーツである
<a href="$(HOME)/events/2004/1022-os04">OS 04</a> に参加します。これらのイベントでは、
Debian に関する講演やワークショップが開かれる予定です。</p>
<p><strong>Ubuntu の開発モデル</strong>。
Michael Banck さんは、<a href="http://www.ubuntulinux.com/">Ubuntu Linux</a>
がどのように動作するのかを<a
href="http://www.advogato.org/person/mbanck/diary.html?start=24">調べました</a>。
1,000 人もの開発者を抱える Debian にはできなかった、少数による作業でうまくいっているようだと述べ、
主な開発分野を挙げました。Michael は、彼らの作業すべてが開発元に還元されているのか、
再び開発版 (unstable) に枝わかれするのか、(Debian 開発者でもある)
作業員はパッケージングではない Debian に関する仕事に取り組む時間があるのか、
をじっくり考えました。</p>
<p><strong>XTerm という名称の変更</strong>?
Martin Krafft さんは、<a href="http://packages.debian.org/xterm">xterm</a>
という名前をハードコードしているソフトウェアに<a
href="http://lists.debian.org/debian-devel/2004/10/msg00614.html">イライラすることがあったので</a>、
<em>alternatives</em> ベースのアプローチに変更するよう提案しました。しかし Peter Eisentraut
さんは、他の端末エミュレータでは X 上で特定のプログラムを扱えないので、
<code>xterm</code> を明示的に呼び出すスクリプトを書いていると<a
href="http://lists.debian.org/debian-devel/2004/10/msg00617.html">報告しました</a>。
Frank Lichtenheld さんは、<code>x-terminal-emulator</code>
を使っていないパッケージに対してバグレポートをした方がよいと<a
href="http://lists.debian.org/debian-devel/2004/10/msg00620.html">提案しました</a>。
</p>
<p><strong>ppp/ip-up 対 network/if-up</strong>。
<code>ppp/ip-up</code> と <code>network/if-up</code>
とではどちらを使うのか、という<a
href="http://lists.debian.org/debian-devel/2004/10/msg00693.html">議論が</a>起こりました。
どちらもインターフェイスがアップする際にスクリプトを起動させるのに使われるからです。
Marco d'Itri さんは、歴史的な理由を<a
href="http://lists.debian.org/debian-devel/2004/10/msg00718.html">\
示して</a>、どのプログラムも PPP インターフェイスにしか関与しないと言いました。
Thomas Hood さんは、experimental の <code>ifupdown</code> 機能は今のところ
<code>pppd</code> が再接続した時に "up" スクリプトを再度実行しないので、PPP
メカニズムを置き換える<a
href="http://lists.debian.org/debian-devel/2004/10/msg00908.html">わけにはいかない</a>と<a
href="http://lists.debian.org/debian-devel/2004/10/msg00864.html">報告しました</a>。
</p>
<p><strong>ファームウェアなしでドライバをパッケージング</strong>。
Aurelien Jarno さんは、バイナリ配布のみのファームウェアを含めなければ、
ドライバパッケージを main に入れられるかどうか<a
href="http://lists.debian.org/debian-legal/2004/10/msg00089.html">疑問に思いました</a>。
Marco d'Itri さんは、ファームウェアなしでもコンパイルできて正常に実行できるなら、
それはフリーソフトウェアなので main に入れるべきだ、と<a
href="http://lists.debian.org/debian-legal/2004/10/msg00097.html">説明しました</a>。
ファームウェアがロードされるまではハードウェアデバイスは役に立たないかもしれませんが、
Debian はドライバを配布しているのであって、デバイスを提供しているのではありません。
</p>
<p><strong>商標の取扱い</strong>。
Abiword に問題があって開発者と議論した結果、Branden Robinson さんは Debian
の商標ライセンスに対する問題について<a
href="http://lists.debian.org/debian-legal/2004/10/msg00236.html">\
まとめ</a>を投稿しました。彼は、Debian に対する最大の疑問は、
未登録かつ言及されていない場合でも商標に付随している既定の保護が <a
href="$(HOME)/social_contract#guidelines">DFSG</a>
が擁護を主張する自由を侵害するのかという点だ、と結論しました。</p>
<p><strong>セキュリティ上の更新</strong>。
いつもの手順はご存知でしょう。
もしこれらのパッケージがひとつでもインストールされていたら、
システムを更新してください。</p>
<ul>
<li><a href="$(HOME)/security/2004/dsa-564">mpg123</a> --
任意のコードの実行。
<li><a href="$(HOME)/security/2004/dsa-565">sax</a> --
バッファオーバフロー。
<li><a href="$(HOME)/security/2004/dsa-566">cupsys</a> --
情報の漏洩。
<li><a href="$(HOME)/security/2004/dsa-567">tiff</a> --
リモートからのコードの実行。
<li><a href="$(HOME)/security/2004/dsa-568">cyrus-sasl-mit</a> --
任意のコードの実行。
<li><a href="$(HOME)/security/2004/dsa-569">netkit-telnet-ssl</a> --
サービス不能 (DoS) 攻撃。
</ul>
<p><strong>新規または注目すべきパッケージ</strong>。
以下のパッケージは、<a href="http://packages.debian.org/unstable/newpkg_main">\
最近</a>、不安定版 (unstable) の Debian アーカイブに追加されたか、
または重要な更新を含んでいます。</p>
<ul>
<li><a href="http://packages.debian.org/unstable/net/aircrack">aircrack</a>
-- 無線 WEP をクラックするプログラム。
<li><a href="http://packages.debian.org/unstable/kde/amarok">amarok</a>
-- 多目的で簡単に使える KDE 用の音楽プレイヤー。
<li><a href="http://packages.debian.org/unstable/net/bamboo">bamboo</a>
-- wiki のような機能を備えたウェブサイト構築ツール。
<li><a href="http://packages.debian.org/unstable/comm/capisuite">capisuite</a>
-- ISDN/CAPI が使える機器用の、簡単な FAX とボイスボックスソリューション。
<li><a href="http://packages.debian.org/unstable/devel/cpphs">cpphs</a>
-- Haskell 用の簡素化された cpp のようなプリプロセッサ。
<li><a href="http://packages.debian.org/unstable/admin/gamin">gamin</a>
-- ファイルとディレクトリの監視システム。
<li><a href="http://packages.debian.org/unstable/misc/gems">gems</a>
-- 複数の端末でコンソールセッションを表示するシステム。
<li><a href="http://packages.debian.org/unstable/text/katoob">katoob</a>
-- GTK2 の軽量多言語 BiDi 対応テキストエディタ。
<li><a href="http://packages.debian.org/unstable/tex/latex-bridge">latex-bridge</a>
-- 植字ブリッジゲームのダイアグラム用の LaTeX マクロ。
<li><a href="http://packages.debian.org/unstable/net/mdnsresponder">mdnsresponder</a>
-- Howl Rendezvous/mDNS サービス応答デーモン。
<li><a href="http://packages.debian.org/unstable/devel/ml-burg">ml-burg</a>
-- 標準的な ML 用のコードジェネレータジェネレータ。
<li><a href="http://packages.debian.org/unstable/devel/nowhere">nowhere</a>
-- プログラム変換器。
<li><a href="http://packages.debian.org/unstable/otherosfs/pearpc">pearpc</a>
-- アーキテクチャ非依存の PowerPC プラットフォームエミュレータ。
<li><a href="http://packages.debian.org/unstable/web/phpreports">phpreports</a>
-- PHP 用の XML ベースのレポート生成器。
<li><a href="http://packages.debian.org/unstable/misc/schoolbell">schoolbell</a>
-- 予定表、時間割、カレンダーを調整する web サーバ。
<li><a href="http://packages.debian.org/unstable/misc/schooltool">schooltool</a>
-- SchoolTool サーバ用のアーキテクチャ非依存な共通ファイル。
<li><a href="http://packages.debian.org/unstable/graphics/sfftobmp">sfftobmp</a>
-- SFF (構造化 FAX ファイル) 変換器。
<li><a href="http://packages.debian.org/unstable/graphics/sffview">sffview</a>
-- 構造化 FAX ファイル (SFF) ビューア。
<li><a href="http://packages.debian.org/unstable/utils/shc">shc</a>
-- シェルスクリプトコンパイラ。
<li><a href="http://packages.debian.org/unstable/net/traceproto">traceproto</a>
-- TCP、UDP、ICMP をサポートした、traceroute の代替品。
<li><a href="http://packages.debian.org/unstable/x11/xkbsel">xkbsel</a>
-- XKB キーボードの定義、選択、表示ツール。
</ul>
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