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Re: [translate]webwml/japanese/international/l10n/po-debconf/README-trans.wml
- From: NAKANO Takeo <nakano@xxxxxxxxxxxxxxx>
- Subject: Re: [translate]webwml/japanese/international/l10n/po-debconf/README-trans.wml
- Date: Sun, 8 May 2005 20:32:56 +0900
- List-help: <mailto:debian-www-ctl@debian.or.jp?body=help>
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- X-sender: NAKANO Takeo <nakano@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>
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- X-spam-status: No, hits=1.0 required=10.0 tests=IN_REP_TO,ISO2022JP_BODY,ISO2022JP_CHARSET, PATCH_UNIFIED_DIFF,QUOTED_EMAIL_TEXT,RCVD_IN_ORBS, RCVD_IN_OSIRUSOFT_COM,SPAM_PHRASE_00_01,X_OSIRU_OPEN_RELAY version=2.44
- Message-id: <050508203255.M0117002@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>
- X-mail-count: 07767
- X-mailer: mnews [version 1.22PL6] 2002-07/03(Wed)
<20050504.213443.78705710.tyuyu@debian.or.jp>の記事において
tyuyu@debian.or.jpさんは書きました。
> 岩井です。御無沙汰しております。
>
> 標題ページを翻訳しましたので、査読をよろしくお願いします。
お疲れさまです。 内容上の問題はなく、言い回しの
好みだけです。 適宜取捨くださいませ。
--
中野武雄
--- README-trans.wml.orig Sun May 8 20:29:48 2005
+++ README-trans.wml Sun May 8 20:29:21 2005
@@ -10,58 +10,59 @@
<ol>
<li>
翻訳を始める前に、(もし存在するなら) debian-l10n-<<i>language</i>>@lists.debian.org
- の他の翻訳者の人々に、誰も同じ翻訳に手を付けていないことを確認してください。
- そしてあなたが翻訳しようとしているパッケージの現在のバグ報告を読んで、
+ にいる他の翻訳者たちに、同じ作業を行っているひとがいないかどうか確認してください。
+ またあなたが翻訳しようとしているパッケージの現在のバグ報告を読んで、
翻訳が既に報告されていないことを確認してください。
</li>
<li>
- もし翻訳を更新したいなら、作業が重複するのを避けるために、
+ 更新作業の場合は、作業の重複を避けるため、
前の翻訳者に連絡を取ってください。メールアドレスは PO ファイル
- から見つけることができます。
+ に書いてあります。
</li>
<li>
- 新しい翻訳を始めるために、<tt>templates.pot</tt> ファイルを
+ 翻訳作業の開始にあたっては、まず <tt>templates.pot</tt> ファイルを
<tt><i>xx</i>.po</tt> にコピーしてください。ここで <i>xx</i>
はあなたの言語の <a href="http://www.loc.gov/standards/iso639-2/langcodes.html">ISO コード</a>
- です。そして最初の <tt>msgstr</tt> に翻訳した文に使われる文字セットを
- 指定して、他の有用な情報も書き加えてください。
+ です。そして先頭の <tt>msgstr</tt> に翻訳文字列に使われる文字セットを
+ 指定し、他にも有用な情報があれば書き加えてください。
</li>
<li>
- 一般的なテキストエディタであればどれでも PO ファイルを編集するのに
- 使うことができます。そして、
+ PO ファイルの編集には、一般的なテキストエディタならなんでも
+ 使えます。また
<a href="http://packages.debian.org/unstable/text/gtranslator">\
gtranslator</a> や
<a href="http://packages.debian.org/unstable/devel/kbabel">\
- kbabel</a> のような、もしあなたが PO ファイルに精通していないのなら
- 助けになるような特別なツールもあります。
+ kbabel</a> のように、PO ファイルに特化したツールもあります。
+ PO ファイルにあまり慣れていない場合にはこれらも役に立つでしょう。
<a href="http://packages.debian.org/unstable/devel/gettext">\
Gettext</a>
<a href="http://www.gnu.org/software/gettext/manual/html_node/gettext_toc.html">\
- ドキュメンテーション</a> には PO ファイルの書式についての説明があります。そして少なくとも、
+ ドキュメンテーション</a> には PO ファイルの書式についての説明があります。少なくとも
<a href="http://www.gnu.org/software/gettext/manual/html_node/gettext_35.html#SEC35">\
ヘッダエントリの埋め方</a> と
<a href="http://www.gnu.org/software/gettext/manual/html_node/gettext_9.html#SEC9">\
- PO ファイルの書式</a> の章は読んだ方が良いでしょう。
+ PO ファイルの書式</a> の章は読んでおきましょう。
</li>
<li>
- 翻訳が終わったら、全ての意味、綴り、文法、打ち間違いや他の失敗を
- 直すために、最低一回はファイルを読み直しましょう。(たぶん
- あなたが使っている PO エディタはスペルチェッカや acheck のような
- 翻訳補助機能を含んでいるでしょう)。
- 次に、ファイルが有効であり、問題なく統合できることを調べるために
+ 翻訳が終わったら、最低一回はファイルを読み直し、誤訳・綴り間違い・
+ 文法ミス・打ち間違いなどの失敗をすべて修正しましょう。
+ (PO エディタを使っている場合は、おそらくスペルチェッカや acheck のような
+ 翻訳補助機能があるでしょう)。
+ 次に
<pre>
msgfmt -c -v -o /dev/null <i>あなたの言語コード</i>.po
</pre>
- を実行してください。
- あなたの言語チームのポリシーによっては、あなたは翻訳を査読してもらうために、翻訳を専門の
- l10n メーリングリストにも送るかもしれません。
+ を実行し、ファイルが正しく、問題なく組込めるかを確認しましょう。
+ あなたの言語チームのポリシーによっては、
+ 専用の l10n メーリングリストに翻訳を送り、
+ 査読してもらうのも良いでしょう。
</li>
<li>
- もし翻訳が終わって有効であれば、
+ もし翻訳が正しく完成できたら、
翻訳したパッケージに対して
<a href="$(HOME)/Bugs/Reporting">バグ報告</a>
を、深刻度
@@ -72,12 +73,12 @@
<tt><protect>[INTL:</protect><i>xx</i>]</tt> (ここで
<i>xx</i> はあなたの言語の
<a href="http://www.loc.gov/standards/iso639-2/langcodes.html">ISO
- コード</a> です) を件名にして、ていねいに翻訳を含めてくれる
- ようお願いし、このファイルをどのように処理したら良いかについて
- メンテナに指示を出しましょう (例えば <b>debian/po/cs.po に添付ファイルをコピーしてください</b>)。
- そして翻訳を添付するのを忘れないようにしましょう。このステップは
+ コード</a> です) を件名にします。そして翻訳を含めてくれる
+ ようメンテナに丁重に依頼し、このファイルの処理方法について
+ 指示しましょう (例えば <b>debian/po/cs.po に添付ファイルをコピーしてください</b>)。
+ 翻訳を添付するのを忘れないように。このステップは
<a href="http://packages.debian.org/unstable/utils/reportbug">\
- reportbug</a> ユーティリティを使うと簡単に達成できます。
+ reportbug</a> ユーティリティを使うと簡単に実行できます。
</li>
</ol>
@@ -85,46 +86,47 @@
<ol>
<li>
- フィールド名は <tt>msgid</tt> の前のコメントに表示され、
- <tt>Default</tt> 値は debconf にとっては特別です。なぜなら
+ フィールド名は <tt>msgid</tt> の前のコメントとして表示されます。
+ 値 <tt>Default</tt> は debconf に対して特殊な意味を持ちます。なぜなら
テンプレートのタイプが <tt>Select</tt> や <tt>Multiselect</tt>
であったときに、それらは翻訳されては <strong>いけません</strong> が、
それらの値は (稀な環境では) 英語の <tt>Choices</tt> フィールドの
- 別の文字列に変更されることがあるからです。この理由により、
+ 別の文字列に変更されることがあるからです。この理由から、
開発者は混乱を避けるために <tt>Default</tt> の変わりに
<tt>DefaultChoice</tt> を使うべきです。
<strong>これは po-debconf 拡張です。</strong>
生成されたテンプレートファイルでは、<tt>Default</tt> は
- 当然表示されます。なぜなら debconf は <tt>DefaultChoice</tt>
+ 当然表示されます。なぜなら debconf はこの <tt>DefaultChoice</tt>
フィールドを定義していないからです。
</li>
<li>
- 翻訳者への指示が開発者により挿入されるかもしれないので、
- 使用しているツールがこれらのコメントを (誤りなく) 表示
- できることを確認しなければなりません。例えば
+ 翻訳者への指示が開発者により挿入されているかもしれないので、
+ 使用しているツールはこれらのコメントを (誤りなく) 表示
+ できなければなりません。例えば
<a href="http://packages.debian.org/unstable/misc/geneweb">\
geneweb</a> パッケージの言語選択の扱い方の指示を見てください。
</li>
<li>
- ときどき msgstr が異なる値であるのに msgid が同じであることが
+ ときどき msgstr が異なる値なのに msgid が同じなことが
あります。
- msgid を一意的にするために、ある特殊なテキストが文字列の終わりに
- 挿入されることがあります。より正確には、文字列の終わりの
+ msgid を一意的にするために、ある特殊なテキストを文字列の終わりに
+ 挿入できます。より正確には、文字列の終わりの
<ul>
<li>左鉤括弧: <tt>[</tt></li>
<li>空白</li>
<li>0個以上の左鉤括弧以外の文字と、右鉤括弧と改行</li>
<li>右鉤括弧: <tt>]</tt></li>
</ul>
- の連続は <tt>msgid</tt> 文字列から取り除かれます。翻訳者が空の文字列
- を挿入できるように、これは <tt>msgstr</tt> にも当てはまります。
+ の連続は <tt>msgid</tt> 文字列から取り除かれます。
+ これは <tt>msgstr</tt> でも同様なので、
+ 翻訳者は空の文字列を挿入できます。
</li>
<li>
行は debconf により折り返されますが、空白から始まるときは例外です。
- そのような行はリストを整形するのに使われますが、それぞれの
+ そのような行はリストの整形に使われますが、それぞれの
フロントエンドに独自の制限があります。全てのフロントエンドで
満足に表示されるためには、そのような行は 72 文字を超えては
ならないようです。
@@ -132,14 +134,14 @@
<li>
<tt>podebconf-display-po</tt> スクリプト (po-debconf >= 0.8.3 から)
- は設定時に debconf に表示されるような形であなたの翻訳を表示することができます。
- 翻訳がどのように見えるかについておおまかな構想を持つためには
+ は、設定時に debconf に表示されるような形で、あなたの翻訳を表示できます。
+ 翻訳がどのように見えるかについてざっと知りたい場合には
<pre>
podebconf-display-po -fdialog debian/po/<i>あなたの言語コード</i>.po
</pre>
を実行してください。しかし、これは基本的な設定ファイルでしか
- 動作せず、もし複雑な操作(たとえば大量のテキスト置換のような)
- が実行されれば表示は変化するかもしれません。利用可能な
+ 動作せず、複雑な操作 (たとえば大量のテキスト置換のような)
+ が実行されると、表示は変化するかもしれません。利用可能な
debconf のフロントエンド(これは <tt>-f</tt> フラグで選択できます)
は debconf(7) に列挙されています。
</li>