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Debian JP master SVN www commits (rev.625)



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Repository: /org/svn.debian.or.jp/repos
  Revision: 625
  Commiter: henrich
      Date: 2008-04-20 12:38:42 +0900 (日, 20  4月 2008)
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Log:

 - improve article about bugreport


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Changed:

U   www/trunk/src/community/bugreport.tt2

Modified: www/trunk/src/community/bugreport.tt2
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--- www/trunk/src/community/bugreport.tt2	2008-04-20 03:30:55 UTC (rev 624)
+++ www/trunk/src/community/bugreport.tt2	2008-04-20 03:38:42 UTC (rev 625)
@@ -2,95 +2,96 @@
 <h2>バグ報告</h2>
 
 <p>
-Debian では、
-バグはすべてバグ追跡システム (Bug Tracking System、略称 BTS) で扱われます。
-バグ追跡システムでは、ユーザは誰でも、
-<a href="[% wwworg %]/Bugs/Reporting">決められた形式</a>で
-バグを報告することができます。
-報告されたバグは、ユニークな通し番号が割り当てられ、公開されます。
-</p>
-
+Debian では、パッケージの不具合や改善要望、パッケージのメッセージ文の翻訳などを
+「バグ」として登録し、<a href="[% wwworg %]/Bugs/">Debian バグ追跡システム (Bug Tracking System、略称 BTS)</a>
+で扱います。</p>
 <p>
-Debian 本体に含まれるパッケージのバグは、
-<a href="[% wwworg %]/Bugs/">Debian のバグ追跡システム</a>が
-用いられます。バグの報告、閲覧については、そちらをご覧ください。
-
-</p>
+ユーザは誰でも <a href="[% wwworg %]/Bugs/Reporting">決められた形式</a>で BTS 
+に対してメールを送ることでバグを報告/管理できます。<br>
+(<small>極端な話、メールソフトさえあればバグの報告と管理は可能です。たとえ携帯であっても!</small>)。</p>
 <p>
-<small>Debian JP Project が管理する Web サーバや FTP サーバのバグについては、<a href="ml/openml.html#develML">Debian JP Developers メーリングリスト</a>や <a href="ml/openml.html#usersML">Debian JP Users メーリングリスト</a>、<a href="ml/openml.html#wwwML">Debian JP WWW メーリングリスト</a>等でお問い合わせください。</small>
-</p>
-
-<h3>バグを確認するには</h3>
+あなたが報告したバグは、ユニークな通し番号が割り当てられて公開され、
+<strong>誰もがバグ情報を検索することが可能</strong>です。
+パッケージのメンテナはこのバグを修正して新たなバージョンをリリースします。</p>
 <p>
-</p>
+この<a href="#check">「既存バグの確認」</a>→
+<a href="#report">「バグ報告」</a>→
+「メンテナによる修正」→「リリース」のサイクルの繰り返しによって、
+Debian はより良いシステムへと作りかえられていきます。</p>
 
-
-<h3>バグを報告するには</h3>
 <p>
-バグの報告は、ユーザができる貢献のひとつです。
-バグ報告がきっかけとなって、迅速なバグ解決ができれば、
-Debian にかかわるすべての人が恩恵を被ることができます。
-バグだと思ったら、報告するのにためらうことはありません。
-みんなで Debian を良くしていきましょう。
-</p>
+<small>Debian JP Project が管理する Web サーバや FTP サーバのバグについては、
+<a href="ml/openml.html#develML">Debian JP Developers メーリングリスト</a>や 
+<a href="ml/openml.html#usersML">Debian JP Users メーリングリスト</a>、
+<a href="ml/openml.html#wwwML">Debian JP WWW メーリングリスト</a>等でお問い合わせください。</small></p>
 
+<h3>バグを含んでいるであろうパッケージの特定</h3>
 <p>
-バグかな、と思ったら、まず、バグの原因となるパッケージを特定してください。
-特定できないときや、複数のパッケージの連携が原因となっているらしい場合には、
-バグ報告ではなく、<a href="ml/">メーリングリスト</a>で相談することをお勧めします。
-</p>
-
+Debian を使っていて何らかの不具合に遭遇した、これはバグでは無いかな?と思った場合、
+なるべく<strong>バグの原因となるパッケージを特定</strong>しましょう。</p>
 <p>
-次に、そのバグがすでに報告されていないかどうか、
-確認してください。
-<a href="[% wwworg %]/Bugs/">Debian のバグ追跡システム</a>
-のページで、バグを検索することができるので、
-それを利用してください。
+なぜならば、<a href="[% wwworg %]/Bugs/">BTS</a>は、
+パッケージごとに検索/報告ができるように設計されているので、
+バグの原因となっているパッケージ名を知る必要があるからです。</p>
+<p>
+あるコマンドを起動するとクラッシュしてしまって全く使い物にならない場合は、
+そのコマンドを含んでいるパッケージの問題である可能性が高いでしょう。<br>
+バグの原因となるファイルやコマンドがわかっている場合、</p>
+<pre>
+    dpkg -S &lt;ファイル名&gt;
+</pre>
+<p>
+で、そのファイルが含まれているパッケージを調べることができます。
 </p>
-
 <p>
-いよいよ報告です。バグ報告の方法は、
-<a href="[% wwworg %]/Bugs/Reporting">こちらに簡単な説明があります</a>。
-</p>
+<small>ただし、実行したコマンドそのもの (や、そのコマンドを含むパッケージ) 
+にバグの原因が存在しない場合もあります。
+以上の方法はあくまで目安と思ってください。</small></p>
+<p>
+自分で特定できないときや、複数のパッケージの連携が原因となっているらしい場合には、
+<a href="ml/">メーリングリスト</a>で相談することをお勧めします。</p>
 
 
-<h3>バグの原因となるパッケージを探すには</h3>
-
+<h3><a id="check">不具合?登録されているバグを確認するには</a></h3>
 <p>
-<a HREF="[% wwworg %]/Bugs/Reporting">バグ報告</a>は、
-パッケージに対して行うので、
-バグを報告するには、バグの原因となっているパッケージ名を調べる
-必要があります。
-</p>
+バグを含んでいるであろうパッケージを特定した今、
+次に行うべきは「他の誰かが同じ不具合に遭遇していて BTS に登録していないかを確認する」ことです。</p>
+<p>
+具体的には3つの方法があります。</p>
+<ol>
+<li><a href="[% wwworg %]/Bugs/">BTS</a> のサイトにアクセスし、
+パッケージ名を入力して登録してあるバグを検索する</li>
+<li><a href="http://packages.debian.org/reportbug";>reportbug</a> や 
+<a href="http://packages.debian.org/reportbug-ng";>reportbug-ng</a> 
+のようなツールをインストールし、パッケージ名を入力して登録してあるバグを検索する</li>
+<li>誰か詳しそうな人に「こんな不具合あるんだけど知らない?」と聞く :-)</li></ol>
 
+
+<h3><a id="report">バグを報告するには</a></h3>
 <p>
-バグの原因となるファイルやコマンドがわかっている場合、
-</p>
-<pre>
-    dpkg -S &lt;ファイル名&gt;
-</pre>
+バグの報告は、ユーザができる積極的な参加方法のひとつです。
+バグ報告がきっかけとなって、迅速なバグ解決ができれば、
+<strong>自分を含めて</strong> Debian にかかわるすべての人が恩恵を被ることができます。
+(それに、自分の手元だけで直していると、
+システムを入れる度やパッケージがアップデートされる度に同じことを繰り返さなくてはならず、
+<strong>非効率</strong>ですよね?)</p>
 <p>
-で、そのファイルが含まれているパッケージを調べることができます。
+web からのバグ報告の方法は、
+<a href="[% wwworg %]/Bugs/Reporting">こちらに簡単な説明があります</a>。
 </p>
-
 <p>
-ただし、実行したコマンドそのもの 
-(や、そのコマンドを含むパッケージ) 
-にバグの原因が存在しない場合もあります。
-以上の方法はあくまで目安と思ってください。
-しかし、たとえ間違ったパッケージにバグ報告を送ってしまったとしても、
+バグだと思ったら、報告するのにためらうことはありません。
+みんなで Debian を良くしていきましょう。</p>
+<p>
+<small>たとえ間違ったパッケージにバグ報告を送ってしまったとしても、
 開発者の側でフォローすることが可能ですので、
 バグ報告をためらう必要はありません。
 バグ報告はバグの解決への糸口であり、
 バグの解決はあなたにとっても、Debian にとっても、
 さらにすべての Debian ユーザにとっても利益となるので、
 バグを見つけたらぜひ報告するようにしてください
-(ただし、すでに同じバグが報告されている場合は、
-追加情報がない限り、報告しないでください)。
+(ただし、すでに同じバグが報告されている場合は追加情報がない限り、報告しないように!
+バグ報告はパッケージメンテナへの非難のためにあるのではありませんから)。</small>
 </p>
 
-<p>
-また、見つけたバグがどのパッケージによるものなのかがわからない場合、
-または、そもそもバグなのかどうなのかわからない場合は、
-メーリングリストで相談してみてください。
-</p>
+