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Re: develnews #9 (1.5/4) 翻訳
やまねさま, 皆さま
佐々木です.
# 返信遅れてすいません.
やまねさんのコメントを反映させてみました.
> For other packages:
> * Don't keep the quilt series file if you stopped using quilt in your
> source package.
> * Avoid tarball in tarball, dpkg-source can't apply patches if the
> source files are not available directly after extraction of the .orig
> tarball.
> (*) Use this small recipe to refresh all the patches. This will ensure
> they are fully correct and will be applicable with "patch -p1".
>
> quilt pop -a; while quilt push; do quilt refresh -p1; done
>
> Note that you can also use quilt refresh -pab if you prefer fake
> top-level directory names (those have the advantage not to change when
> the directory name changes. Directories for source package typically have
> the upstream version embedded).
>
> -- Raphaël Hertzog
>
>
> [1] http://bugs.debian.org/cgi-bin/pkgreport.cgi?archive=0Tag=3.0-quilt-by-defaultRepeatmerged=1
> [2] http://bugs.debian.org/482716
その他のパッケージ群:
* ソースパッケージにおいて quilt の使用をやめるならば、
quilt のファイル群を残さないで下さい。
* tarball 中にさらに tarball はを入れるのは避けてください。
オリジナルの tarball を展開してもソースファイル群をそのまま利用できない
場合には、dpkg-source はパッチを適用できません。
することでソースファイル群が直接入手できない場合、dpkg-source
はパッチを適用できません。
* 既存のパッチ群全てを刷新するためには、以下のちょっとしたレシピを
使いましょう。この方法でパッチ群は全て修正されて "patch -p1" で
適用できるようになります。
quilt pop -a; while quilt push; do quilt refresh -p1; done
> Note that you can also use quilt refresh -pab if you prefer fake
> top-level directory names (those have the advantage not to change when
> the directory name changes. Directories for source package typically have
> the upstream version embedded).
もし、仮の top-level ディレクトリ名を使いたいならば "quilt refresh
-pab" も使用できます。ソースパッケージのディレクトリ名に は一般に上
流のバージョン番号が含まれています. 仮のトップディレクトリ名を使用
することには, ソースパッケージのディレクトリ名の変更時に, 修正の必
要がないという利点があります.
-- Raphaël Hertzog
[1] http://bugs.debian.org/cgi-bin/pkgreport.cgi?archive=0Tag=3.0-quilt-by-defaultRepeatmerged=1
[2] http://bugs.debian.org/482716
[Mon, 25 Aug 2008 20:06:33 +0900] に来た
[やまねさん] からのメールより:
> On Mon, 25 Aug 2008 00:52:47 +0900
> Youhei SASAKI <uwabami@xxxxxxxxxxxxxx> wrote:
> > * Avoid tarball in tarball, dpkg-source can't apply patches if the
> > source files are not available directly after extraction of the .orig
> > tarball.
>
> > その他のパッケージ群:
> > * ソースパッケージにおいて quilt を使うのをやめるならば、
> > quilt のファイル群を残さないで下さい。
> > * tarball 中の tarball は避けて下さい。オリジナルの tarball を展開
> > することでソースファイル群が直接入手できない場合、dpkg-source
> > はパッチを適用できません。
>
> ちょっと意訳ですが
> tarball の中にさらに tarball を入れるのは避けてください。オリジナルの tarball
> (.orig.tar.gz) を展開してもソースファイル群をそのまま利用できない場合は、dpkg-source
> はパッチを適用できません。
>
> でどうでしょうか。
>
> あと、.orig はそのままで使うのには意味があります。パッケージを作ってみると
> 分かるのですが、例えば jd_1.9.9-080415.orig.tar.gz のように .orig.tar.gz
> という形で元のソースが作られますし、今回は「develnews」なので、対象は開発者
> ですよね。開発者にとってパッとわかりやすいのは .orig をそのままにすること
> だと思います。
>
>
> #Makefile が update されるのでうまく clean ターゲットが書けなくて
> やってしまうこと多いんですけど…<tarball in tarball
>
>
> > (*) Use this small recipe to refresh all the patches. This will ensure
> > they are fully correct and will be applicable with "patch -p1".
>
> > * 既存の全てのパッチ群を刷新するために、以下の簡単な手段を用いて下
> > さい。この手段によって、パッチ群は完全に補正され、"patch -p1" に
> > よって適用されるでしょう。
>
> 既存のパッチ群全てを刷新するためには、以下のちょっとしたレシピを使いましょう。
> この方法でパッチ群は全て修正されて "patch -p1" で適用できるようになります。
>
>
>
> > Note that you can also use quilt refresh -pab if you prefer fake
> > top-level directory names (those have the advantage not to change when
> > the directory name changes. Directories for source package typically have
> > the upstream version embedded).
>
> > もし、仮の top-level ディレクトリ名(これにはディレクトリ名の変更時に
> > 変更の必要が無いという利点があります。ソースパッケージのディレクトリ
> > 名には典型的には上流のバージョン番号が埋め込まれています)を好む
> > ならば "quilt refresh -pab" も使用できるでしょう。
>
> you can also use quilt refresh -pab が言いたいことだと思うので、先に
> 持ってこれたら持ってきましょう。
> あと、Note で始まってるから「〜という点も注意してください」とか、その
> 様な訳し方を検討してみてください。
---
佐々木 洋平 (SASAKI Youhei)
北海道大学大学院理学院 宇宙理学専攻 惑星物理学研究室/
神戸大学大学院理学研究科 地球惑星科学専攻 地球および惑星大気科学研究室
mailto: Youhei SASAKI<uwabami@xxxxxxxxxxxxxx>
web: http://www.gfd-dennou.org/arch/uwabami